第六回こむら川小説大賞
つらつらと考えたメモ
第六回こむら川小説大賞
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330660576049676
上記の開会式が終わってから書きためたメモ書きです。残っているものをそのまま開示しておりますので、ネタバレも含みます。
講評はこちら。
https://note.com/violetsnake206_/n/ne26f008fb7d2
メモの順番は、思い付いた順に書き足したりしているので、作成した時系列にはなっていません。
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「メガネが無い」という逆境。コメディだろうか。
獣人と人間が争っているけれど、その勝敗と関係なく爆弾的なもので二人とも死ぬ。片方はこんな戦いに意味はないと主張するが、もう片方にとっては自分が死ぬか否かはどうでもよく、ただ犯された誇りのためにお前を殺さなければならない。
獣人もまた普段は獣である。ただし、人間と争うとき、争うにふさわしい姿としての「獣人」となる選ばれた獣。
魔弾
人間が獣人を根絶する際に使用する特A級の兵器。言語を持つ生物に特攻。
白狼。とある森の狼人の老王。かつて
裸猿と鉄猿。森に入り込んで来た無毛の猿。ある日狩って食った所、毛皮の代わりに鉄を来た猿がやってきた。
困難に立ち向かうと決めた時点で主人公たる資格がある。
逆境という状況を背景にしてもテーマはクリアするけど
「逆境そのもの」をテーマにしようとしたら、どういう小説になるんだ??
逆境とは、という言葉の定義ではなくて、
逆境という概念そのものを主役にできるかな。それか擬人化とか。
逆境をめぐる冒険?
乗り越えるのが逆境? 打ち勝たなければならないもの?
逆境そのものを相手に奮闘する話と、逆境下で勝負に(野球とかさ。アウエー戦とかさ)勝つのは気持ちいいというか、逆境のひとつもないとドラマにはならないよなぁ。みたいのはあって。その時、逆境はむしろ求められていると言える。
「追ってくる。逆境が追ってくる。このまま順当に終わらせるわけにはいかないと逆境が追ってくる。だれもが願っている。逆境が追いつくことを」
「物語の主人公に求められる資質はね、逆境を呼び寄せることなんだよ」
魔力が枯渇したらどうなるかを調べる人?
エネルギー保存の法則が魔力の周りにも成り立つはずだ、と実験するひと。
スマホ視点一人称。スマホ本人にも打ち込まれた文字や閲覧しているサイトは見えていないしわかっていない。曰わく「自分の事が全然わからない」
(ここまでが初日にメモったこと。たしか)
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(ここからは、つどつどメモったこと)
誰もがXの支配に膝を屈するなか(マシンのスペック不足で)生き残った青い鳥
逆境に対しての、人間のとるアクションそれぞれ。
あ
逆境:尻シャワーが止まらない in 時間に期限のある状況 in 常識では考えられない出来事 with 大事な人巻き込まれ in あかされる出生の秘密。人生は偽物だという定義
変わってしまう彼女との関係
「僕と契約して魔法少女になってよ」
「入るトイレ間違えてませんかね!?」
「本当のキミは少女なんだ」
「無理がある!」
「俺は、じゃぁ、そのアンダーレイでは13歳の女の子で、いまのこの俺はあらかじめ定義されたパッケージ人格だと」
「そう。
「パッケージの上に乗っかった上澄みみたいな体験でも、それを壊されるのは腹がたたない?」
「一晩寝たんで完全絶好調なんてのは有り得ないんだ」
「いま手持ちで何ができるかってことのが百倍大事だわ」
遣りたいことが無いのであれば、逆境という状態はあり得ない?
「最適ではない」という状況はすべて逆境か? いやそんなことはないな。対応するのに必要なリソースが他の行動に影響するぐらいになって逆境と言えるかな。
もっと主観的には、当人が認識したり「うざいな」って思ったぐらいの状況をそう定義する感じかな。
個人的な逆境と、社会的、環境的な逆境。
たとえば、動物の「種」を見る視点なら、捕食被捕食の関係は逆境とは呼ばれない。(捕食者に相対した状況も、逆境と言うよりは危機と呼ぶのが正しい気がする)それも含めてのバランスだから。ただ、なにか外的要因で、例えばマングローブが大量に枯死してしまった場合、それを利用して身を隠してきた生物に対しての逆境が生まれる。
「ダメージを喰らう」じゃなくて、「デバフを受ける」
逆境 3000-10000
「シューティング・ガンヘッズ」
生首飛び回るハートフル現代ファンタジー
「30分だけ魔法少女になってよ」
逆境:尻シャワーが止まらない in 時間に期限のある状況 in 常識では考えられない出来事 with 大事な人巻き込まれ in
時間に期限のある状況
映画がもうすぐ始まる。席に着こうかというところでちょっと不安になってトイレに入った。
常識では考えられない出来事 with
5000円あげるから魔法少女になってよ、と、少女の生首に言われる。
時間に期限のある状況 2
映画が始まるまで10分とか15分。大丈夫。あたしたちと怪人(仮)は亜空間に属している。あ空間の3分がこの次元での1分なの。あんまり余裕ないな。
怪人(仮)の行った破壊行為は、30分後に確定する。30分以内に倒せば、無かったことにできる。
大事な人巻き込まれ in
破壊行為により、致命傷を受ける恋人。ここは素直に「彼女」で。
彼女の遺体を見たのに、または何もなくなった映画館を見たのに、生首状態で心臓がないので、感情
首のすげかえ
少女の技能と青年の肉体知識が融合する的な。
青年の頭はファンネルになる。身体の操作は青年の意識が実施することにしないと、なんか他人ごと感が増してします。少女は青年頭を操る?
それか、青年はファンネル頭で解説し、なにか知恵を絞って助ける。
1. 体を貸した瞬間から、カウントダウンタイマが見える。逆再生が始まると、カウントアップする。
魔法少女はどっちにしたって死ぬしかない?
もと居た世界で魔法少女として怪人と戦い、仲間のなりすましに会い、後ろから刺された。別世界に逃げようとする怪人を追いかけようとしたときだった。とどめを刺される前に、自らの首だけ飛ばして追いかけた。
首のすげ替えのときに、頭を半ば融合させるようなところがあって、記憶情報の交換が行われて、向こうの事情がかなりの制度で伝わっている。
「あんたさ……いくつだよ」
「女の子に歳を聞くのは失礼だっておばあちゃんが言ってた」
「そういうのいいから」
「15」
「コドモじゃねぇかよ」
「こどもじゃない。世界とか救ってる」
「だってよ。家族とかいるんじゃないのかよ。それこそおばあちゃんだって」
「きみには関係ない! 関係が、ない!」
「ないわけないだろ! 身体貸してんだぞ!」
ぬいぐるみかマネキンに取り付いててもらう?
仲間の魔法少女(生首)が連れ帰りに来る。ボディはあっちに置いとかないと帰れないから。
戦いがおわって、30分を逆再生。戻し終わったら少女は死ぬ。という状況を示し、場面は開始前の映画館。パンツを履き、トイレをでてもちゃんと廊下があり、彼女の姿に涙がとまらず、アメコミヒーローもののラストでみんなが助けにきて涙がとまらず。そして巻き戻し直前に見た4色の流れ星の場面。
魔法少女は死んだとミスリードしたところに仲間の魔法少女の生首が雁首そろえて
「助けにきたよ!」
でラスト
語り部(雄大 ゆうだい)
社会人2年目の青年。一年浪人25歳。一人称「おれ」
魔法少女(ココロ)
悪の組織の親玉を追い詰め、相討ち同然の状況になり、ボロボロになった身体を捨てて首だけで別世界(怪人のいる世界線の日本)から飛んできた。死ぬことが決まってるので、いろいろガンギマっている。
向こうで戦うための魔法(30分だけ周囲の被害巻き戻り)の行使と同時に首が入れ替わる。
入れ替わりの際に、青年と記憶情報の交換を行ったので、こちら側がどんな暮らしなのか見えて「きっとボクの世界も、こんなふうになるよ」って思う。
頭は魔法をコントロールし、身体は魔法のエネルギーを与える。
一人称ボク。
彼女(遥 はるか)
就活が終わったお祝いデートで映画を見にきた。トイレに立った彼氏の荷物を持って座席にいる。一人称「私」。
怪人
魔王的なやつ。この勢力と魔法少女たちの勢力とは和解が成立しており、それに納得しなかった抵抗勢力のボス。龍化したガノンドロフみたいな。手負いの状態で理性を飛ばし、死闘の末限りなく相討ちで逃亡。
虫デザイン? 龍デザイン?
アメジストの殻を着た甲虫ベース。「超振動」を弾にして飛ばし、固体
トイレの個室で生首に出会う
怪人の破壊行為
命を失う遥と観客たち
「モールでクレープ屋を見かけて、映画の後で行きたいねって話したんだ。卒業旅行の計画ねらなきゃって、遥は、楽しみにしてたんだ。それを」
30分の巻き戻り
戦い
そこに何があるのか、誰がいるのかにも構わない蹴りがなんでできてしまうのか、その理由が、おれにもわかってしまう。
ココロも普段はやらない。別世界だからいいやなんて思ってないし、そう思ってるならそもそも追いかけてこなかった。
生首ガンビット
死に際の怪人の独白
死の間際に理性を取り戻す? 目の焦点がもどる。
「勝たなければ報われないのだ。お前が殺した俺の部下が浮かばれないのだ。勝たねば、ならなかったのだ」
怪人の初撃や二発目は練習みたいなところがあって、徐々に慣れていく。
巻き戻り開始
30分を5分とか10分ぐらいの感じで破壊の逆再生が始まる。それを動画で見てるような非現実感。
「おにーさんの世界は、すてきだね。あした壊れる事を心配しなくていいのは、素敵だよ」
「おにーさんの身体、すっごいよかった。力がみなぎったよ」
魔力がつきて飛ばせなくなった航平の首をささえる、ココロの指の震え。やっぱり怖いんじゃないか。
逆再生の終わり際、ほぼ原型の戻ったショッピングモールでぽつんと
ココロ「彼女さんも、戻りますよ。大丈夫ですよ」
ココロ「あの! 恋って、やっぱりいいですか?」
雄大「すごく、いいよ」
ココロ「死にたくない……やっぱり、死にたくないなぁ……」
で、転換(次のエピソードへ)。何事もなかったかのような映画館のトイレ。ふわふわと客席に向かう。
何事もなかったかのような映画館
遥「どうしたの……?)
航平「なんでもないんだ。なんでも。遥が座ってるの、嬉しくて」
遥「だいじょぶ?」
映画終わり、オチの回想
映画は、アメリカのヒーローもの。内容がココロに重なる。誤解を受け、苦しい思いをしてて、孤独にさいなまれながら、最後は助けを得て大団円に終わる。
昼間の流れ星みたいにやってきた4人の首を見て、ココロが言葉にならずにしゃくりあげる。
「ココロ!」って青の子が叫ぶ。そしてみんなで
「助けに来たよ!」
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