スピンオフ短編について

 こちらについても少しだけ、掌編集から独立させたものを。


★しっぽ髪と髪切り娘

 「よっつめ」で登場となるヒロインと「みっつめ」で出てきた隣家の次女のお話。

 街に来たばかりの魔法使いの娘さんが、前髪をつくる話です。

 「よっつめ」舞台の街で二人とも働いているので、その出会いを書いたもの。これを先に作っていたので、本編に髪切りサロンを出したときもスムーズにできたと思う。あと、シンプルに楽しかった。


(本編での扱いをもっと濃くしとけば良かった、って反省もあります)


 そっかー、きみはそういう感じの人だったかー。みたいな発見があった。髪を切らせに行かなかったら、ヒロインの好きな香りは設定しなかったと思う。



★わたし、お月様にあいたいの

 本編の時間軸よりずっと昔の話。設定固めで書いた話が思ったよりまとまったので、整形して公開。

 外に出られない女の子が月の話をする、言ってしまえばそれだけの話です。これが未来につながります。


 サイドストーリーを先に書いてから本編へ突入するのは気に入ってます。たぶんまたやる。




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