Remnant

無洛

入館

「おや、これは珍しい…生きている人間、それも五体満足な体とは。何はともあれ、ようこそ。ここは保管展示場Remnant。私はここの案内人でございます。久々の客人、しっかりもてなさせていただきます。」

そう言うと彼は奥の扉を開いた。


「さ、どうぞ中へ。貴方は「血魔術」というものをご存知ですかな?あぁ、存じ上げないと。

ではザックりと説明致しましょう。「血魔術」とは自身の血を媒介に契約を結び、力を得るものの総称です。何と契約を結ぶと言われますと血を燃料として使われる赤血武器、いわゆるブラッドウェポンと呼ばれる物です。その武器が強ければ強い程、所有者に代償を要求してきます。中には血液以外も要求して来る場合がある為、扱いが非常に困難な代物です。

おっと、ザックりのつもりがつい話しすぎましたかね。次の扉がみえてきましたね、さぁ、楽しんできてください。」

そして中へ通されたー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Remnant 無洛 @muraku11825

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ