詩集を買った。
文学少年を楽しむに当り、やはり詩集の一つでも持っておかなければいけない。そう思って、早朝駅前の本屋まで歩いて行き、「中原中也詩集(岩波文庫)」を千円で購入しました。家でパラパラと捲っていますが、結構面白い。
詩はベージュの紙に黒いインクで印字されていても、想像の色がついている。これは薄目に見た場合で、改めて言葉を追っていくと、色のついた煙の、その粒子の向こうに情景がぽやっと見える。それほど感情的で、感傷的。これは小説やエッセイでは得られない感覚で、しかも同じ詩でも日毎にまた違う色合いになって見えるのが、面白い。筋でなく心を楽しむ文学なのでしょうね。
この詩集は約四百頁程あるので、これはもう一生飽きないと思われます。言い過ぎでしょうか。いずれにしても、いい買い物をしました。
傲慢な話ですが、これが素直な感情なのだから仕様がない。失礼しました。
書と暮らし(仮) 西行枝@ @yo_mu4646
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。書と暮らし(仮)の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
diary 最新/YOUTHCAKE
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 92話
もっと!ポイエーシス最新/てると
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 2話
箇条書き日記最新/夢月七海
★31 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1,634話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます