納得出来ない事が出始めました
「まったく!しょうがないなぁ・・・」
最初は私がやっていることを心配そうに見ていたカミサンでしたが、きっと自分が泣きつくのを待っていたのでしょうね。発送がどうにもならなくなって泣きついたら手伝ってくれると言ってくれたのです。
これで『仕入れ・梱包・発送』を自分が、『梱包・発送を補助してくれる』役をカミサンがやってくれることになりました。
本当に感謝しながらも安心してしまったのか?めぐり合わせが良かったのか?仕入れ自体も順調に行きまして、気がついたら部屋に収まりきれないくらいの商品を抱えてしまう結果になってしまいました。
さすがにこのままでは部屋で本とおもちゃに潰されてしまうと思った私は、以前から気になっていた『ミツリンハポン発送サービス(仮名)』も利用することにしました。
商品にバーコードを付け、それをミツリンハポン発送サービスに送ることにより、商品の発送を自分に代わって行ってくれるというありがたいサービスでしたので、若干手数料などが高くてもありがたいと思い使うことにしたんです。
この頃になると、本の状態などを検査する時間が惜しくなり、新品で単品で出品できるおもちゃがお店の中心になり、さらにCDやDVD、ゲームソフトなどにも手を出すようになったため、仕入れてはバーコード貼って送りまた仕入れの繰り返し。商品を送るためのダンボールを貰いに行くのも大変な状況になり、本当に忙しかったのですが楽しく販売行為をさせてもらうことが出来ていました。
ただ、ここまで出来たのは私一人の力だけではなかったんです。
この転売行為をし始めた時、あまりに楽しくてその様子をブログ記事にして書いていたところ、自分より経験のある方々が見てくださっていることに気がつき、その方々のブログなどを拝見したり質問したりしていく中で、自然と他の場所に目が行くようになったのが本当に大きかったと思うんです。きっとそれがなかったら早々に挫折していました。
そんな方々に感謝の気持ちを持ちつつ、調子に乗り始めた私が次にやったことは、自分より先輩の転売経験者様にお会いするというものでした。
丁度、お互いのブログでコメントをしあっていた方がいて、案外近くにお住まいということがわかり、一度お会いしたいとコメントしたところ快諾して下さったためお会いしたのですが、その人が本当にすごかった。
良い意味で私の高くなっていた鼻をへし折ってくれて、いろいろな知識を身につけさせてくれました。
その人との出会いをきっかけに、他の方はどういう考えを持ってやっているのか?が知りたくなった私は、きっかけを作るためにブログを頻繁に更新し始めるようになりました。
見てくださる方も増えましたし、自分からもブログなどを探してコメントなどしていましたので、それがきっかけになり、さらにいろいろな事を教えていただけるようになりました。
直接お会いできる方は少なかったのですが、インターネットを通していろいろなことを話し、時には冗談なんかを言いながらもいろいろ甘えさせていただいたり、時にはこちらであった良い事などをお話したりと、会社勤めだけでは繋がれなかった縁や知識を頂けました。
ひと時の縁だったかもしれませんが、その方々とのやりとりの中で得られたものは今もありがたい経験として残っています。困ったときに相談にのっていただけたり、販売についてのアドバイスなども多くいただけましたので、とても大切なものを頂けたと思っています。
そんな中、いろいろな経験を積ませてもらって知識がついたからか?納得出来ない事と思うことが多くなりました。
特に納得できなかったのは、ミツリンハポンで頻繁に値下げをする出品者様。
前者に対しては、自分が自信を持って仕入れた商品の価値を自分で下げてどうするの!と思っていました。
例えば、戦隊ヒーローのおもちゃ。
定価が5000円のおもちゃが放映終了近くになりあちらこちらで安売りをし始めたため、お店で2000円で購入出来る状態になりましたが、まだまだ放映終了まで日があったのでミツリンハポンでは4500円で売られていました。
しかしある出品者が3000円で売り出したことから一気に値下げ合戦が起こり、その数日後にはほとんどの方の販売価格が2000円にまで下がってしまうということが起きてしまいました。
これは安い価格よりさらに安くすれば売れるだろうという思いから、まだあまり経験のない出品者さんがより安くしなければと思い、安さを競い合ったがために起こったことなのですが、これがおもちゃだけではなくいろいろなもので起こっていました。
昔は『最低価格より1円安くすれば売れる』なんて事があちらこちらで書かれていたので、その影響を受けていた方が多かったのでしょうが、同じ商品を出品していた私は迷惑極まりなかったです。
せっかく自分なりの根拠を持ってつけた値段が、ただ安くすれば良いという根拠の欠片もない行為で安くせざるを得なくなってしまったが許せなかったです。そのせいで泣く泣く安値にし、損失が起こってしまったものが多々ありましたので悔しかったですね本当に。回りに回って自分が損をすることに気がつかなかったのか?と今も思っています。
品物を見て今までの売れ行きを見て、これからどうなっていくのか?を考えて値段をつけていた私には、ただ値下げをするだけという感覚は理解ができなかったのですが、きっとそういう人は数字しか見てなかったんでしょうね。本当に残念です。
自分の感覚としては、ミツリンハポンという会社が販売する場所を持っていて、そこで販売したい人が会費を払いお店を出すことが出来る。定期的に会費は取られるがミツリンハポンという会社のネームバリューを借りることが出来るので、一からお店を作るよりずっと品物を売りやすいので安心できる部分が大きいので出店するには十分な価値があると思っていました。
ですが、そういうことが目につくようになってから、徐々に「ミツリンハポンだけで販売していて楽しめるのかな?」と思うようになり、気が付けば他所への出品も始めていました。
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