2020/02/10
1つ前のエピソードに類似するお話をもう一つ。
時期は忘れましたが、「健康を運ぶサービス」(といって理解できない方はスルーして下さい)を利用した時のお話です。
私の所持金は結構あったのですが、ホテルの休憩代はカードで支払えばいいやと思っていました。現金はおおよそ¥20,000くらいの手持ちだったでしょうか。そのサービスの代金は確か¥16,000だったような気がしましたが、残りがホテル代にしては少なすぎるなぁと思っていました。
サービスを受け取った後、お相手の方が「もう少し頑張る?」と言ってきました。私は残金の事しか頭に在りませんでしたが、お相手の圧に負けて頑張ることにしました。その代金は延長で\5,000くらいで、財布が瀕死状態でした。
じゃぁ帰るか、という事になってホテルのカード精算機にカードを通しましたが、何と通らない!なにぃ?信用はあるはずなのに何故?と、かなり動揺して2、3回通しましたがNG。
はて困った。まぁ、自分は宿泊するとして、お相手の方は帰さなければならない。取り敢えず、平静を装ってお相手に心配されながらお別れしました。一人残された私は当然眠れません。
「うーん、名案はないものか」とTVをつけっぱなしにして考えるけれど、かなり動揺して頭が回らない。そういう時は別のことを考えようとしても無理な状態。
そういう時というのは頭を使いすぎて逆に眠くなる様で、不覚にも1、2時間寝てしまいました。時計を見ると、AM5:00。
やばッっと思っても特に名案が浮かんだ訳でも無い。しかし少し寝たせいか、多少冷静になった。
「近くにコンビニがあったな。じゃぁ、キャッシングすればいいか。でも、どうやって外に出る?」
「外に出る」というネックがある限り、この『お花畑の牢屋』は出られない。
「もう、開き直るか」とフロントに事情を話してみた。そうしたら『免許証を置いて行ってください』との提案。かなりのリスクだが、背に腹は替えられない。
承諾して漸く『仮釈放』。『保釈金』を支払わなければ無事『釈放』はされない。
確か雨だった記憶があったが、知ってるコンビニに猛ダッシュ。あとはATM君にお小遣いをお願いするだけだ。無事現金が出てきた。慌てて財布にそのお金を入れて『お花畑の牢屋』に自ら収監。フロントの「刑務官」に直払いして免許証をGet。無事『釈放』されましたとさ、というお話。
後ほどわかりましたが、ホテルから1、2分の所に別のコンビニがありました。
キャッシュレス時代でも現金は多めに持ってた方がいいですね。
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