6月5日の赤ずきんちゃん
狼さんが居ました。
今日は赤ずきんちゃんとお散歩です。
赤ずきんちゃんはおいしいだろうな。狼さんは最近、そう思っています。お肉が柔らかくて、本当においしそうです。
狼さんはそっと赤ずきんちゃんの肩に腕を回しました。
すると、赤ずきんちゃんが可愛く笑うので、狼さんは少しどきどきしてしまいました。
赤ずきんちゃんが居ました。今日は狼さんとお散歩です。
赤ずきんちゃんは、うきうきしていました。狼さんとお散歩。なんて素敵なんでしょう!
狼さんは、赤ずきんちゃんの隣を歩いています。その顔を見上げる度、なんだか幸せです。幸せをくれるこの狼さんが赤ずきんちゃんは大好きになっていました。
狼さんは、赤ずきんちゃんの隣を歩きながら、時々赤ずきんちゃんの肩や腰に手を回します。その手はとてもあたたかいのでした。
狼さんもわたしのこと、食べたいくらい好きかしら?
赤ずきんちゃんはそう思いながら、狼さんの体温を匂うのでした。
おしまい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます