【テレワークは】パワハラ防止法が施行されたってよ【全裸で】
ブラック企業の話題と言いつつ、関係ない話題ばかりだったので(一応無関係という訳でもないけどね)、たまにはこうした話題も。
6/1に、改正労働施策総合推進法が施行されました。これは、企業にパワハラ防止の施策を求めるもので、別名をパワハラ防止法と言います。
パワハラもケースバイケースですが、少なくとも自己愛性ブラックによるハラスメントには、明快なメカニズムがあります。恐らくこれを解明したのは、筆者が初めてでしょう。
ハラスメントの大きな原因は、筆者が名付けた分離不全です。
自己愛性PD野郎どもは、他者との分離が完遂していないため、他人を自身の延長、或いは一部として捉えています。そのため、相手の人格とか、感情といったものは、最初から存在していないも同然なのです。
そして、相手が自身の思い通りに動き、同じことを考えていると、普通に思っています。
ところが、現実はそうではないのです。相手が思わぬミスをする、失敗する、エラーをする、そうした思いがけない状況に直面すると、パニックに陥ってブチ切れます。これが自己愛憤怒です。
これは、自身の手足が勝手に動き出すという状況を想像すると、わかりやすいでしょう。『何で、そうなるんだよ』。
更に、元から共感性が欠如しており、自分を特別視しているため、攻撃に躊躇なく事態はエスカレートはしがちです。
この時点でパワハラ確定ですが、まだ続きがあります。
上司や指導者なら、その時点で何らかの指示、指導をしなくてはなりません。
しかし、自己愛性ブラックは、相手の立場に立って考えるという芸当が出来ません。
相手が何故ミスをしたのか、何故ボールを取れないのか、何故レシーブミスをするのか、彼らには具体的な理由がわからないのです。
そのため、指導の内容は漠然としたものになります。すなわち『気合い入れろ』『根性が足りない』、更には『どういう育ち方したんだ』『親の顔が見て見たいよ』『やる気がないなら帰れ』などなど。これらは既に、立派なモラハラです。
これを言われる方は、具体的な指示がないため、結局何をどうすればいいのかわからないという状態に陥ります。その結果、声を出す、気合を入れる、といった方法で、上司や指導者にアピールするしかなくなります。そして、自己愛性ブラックの方も、それを聞いて安心するという訳です。
自己愛性ブラックは、その性質上、ブラックであるのみならず、リーダーシップ、指導力にも、致命的な問題を抱えています。ところが気合と長時間の過重労働(練習)によって、何とか結果を出しているため、スキルの欠如にも気付かれない場合が多いのです。
この辺りは、『自己愛性ブラック』の第23章あたりで解説していますので、暇な方はそちらもどうぞ。
こうしたハラスメントのメカニズムを理解しないと、実効性のある対策を立てるのも難しいのではないでしょうか。
テレワークの急速な普及で、また新たなハラスメントも生まれているようですし。
ところで、テレワークでわざわざ『スーツを着ろ』とか酔狂なことを言う会社もあるようですね。ならいっそのこと、全裸でやったらどうでしょうかね。きっと楽しいと思いますよ。
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