第13話 『世界最強の生物、現る』

 

 当たり前だが帝國というのは領土的野心の強い国だ。


 だが、その反面、もう10年以上も侵略戦争は行われていない。


 理由は帝國の領土が広がり過ぎた為、それを維持して管理する方向に力を注ぐことになったからだ。


 侵略は次の皇帝に任せて、今の皇帝は足場固めに尽力していると言い換えても良い。


 勿論、国境沿いでは小競り合いが繰り返されているが、本格的に帝國に戦争を仕掛けてくるような国はいない。


 今は足場固めに尽力していると言っても本格的に噛みつかれたら反撃する力が帝國にはあるのだから当然だ。


 何より、帝國から侵略する分には手を出さないが、帝國に侵略する国があれば帝國の守護者――サイオンジ公爵家が黙っていない。






 そんな帝國の現状を思い出しながら俺は狭い箱の中で息を潜めていた。


 うん。今日は近衛騎士団が強化合宿に出発する日なのだが、俺はユメハに例の箱――1つではどう考えても無理だったので2つを横に並べて間に穴を空けて入ることになった箱の中にいた。


 これから現地に辿り着くまで箱の中で過ごすのかと思うと憂鬱だが、ユメハと離れ離れになることを考えればここは我慢するしかない。


(リオ、大丈夫?)


 そんな俺に外側からユメハが小声で声を掛けてくれるが……。


(……狭い)


 正直な感想して漏らせなかった。


(トイレに行きたくなったら言ってね。尿瓶を用意してあるから)


(…………)


 本当に行きたくなったら転移魔法で抜け出そう。






 現地までの移動には馬車が使われる。


 とは言っても近衛騎士団は騎士――全員が馬に乗って移動するので馬車には荷物が詰め込まれて人間を乗せる想定はされていない。


 そして当然のように乗合馬車なんて比較にならない程の速度で走らされて――乗り心地は最悪だった。


 おまけに俺は箱の中で動けない。


(……うん。避難しよう)


 俺は早々に転移魔法で逃げ出し、移動する近衛騎士団の上空から飛翔魔法で隠れて付いて行くことにした。


 箱の中には目印マーカーを残してあるのでいつでも戻れるし。


 とは言っても転移魔法は精密な魔法なので馬車が移動中には戻れないんだけど。


 目的地が移動する物体だと、どうしても転移の難易度が上がってしまうので、最悪の場合『壁の中にいる』になってしまう。


 それを避ける為にも戻る時は馬車が止まった瞬間を狙う必要があった。


(ユメハには伝えておきたかったが……通信魔法とか念話魔法でも開発するかなぁ)


 俺とユメハだけを繋ぐホットラインというのも悪くないかもしれない。


 空から近衛騎士団を追いかけながら俺は魔法の構成を考え始めた。






 残念ながら通信魔法や念話魔法は一朝一夕では完成しなかったので、俺はユメハが1人になるタイミングで接触して箱の中から脱出したことを直接伝えた。


「ああ、だから途中から反応がなかったのね。心配したわよ」


「……悪かった」


 ユメハも馬に乗って移動していた筈だが、それでも俺の様子をちょくちょく見に来てくれていたようだ。


 それに本当に心配してくれていたようで俺が姿を現してからずっと抱き着いたままだ。


 流石にこのままずっと抱き合っているわけにはいかないが――暫くはこのままで良いだろう。




 ◇◇◇




 近衛騎士団が目的地に辿り着くまで数日が掛かり、俺はその間に箱の中と外を転移魔法で行ったり来たりして過ごした。


(俺に転移魔法がなかったらと思うがゾッとするな)


 これと似たようなことをユキナさんの旦那さんも経験したのだろうか?


 帰ったら、あの人とは苦労話で良い酒が飲めそうな気がした。






 合宿初日。


 俺は近衛騎士団の訓練を千里眼魔術イーグルアイ改め、千里眼魔法トゥルーアイズで遠くから覗いていた。


「……俺が参加するんじゃなくて良かった」


 その訓練は態々合宿に来てまで行うだけあって見ているだけで過酷な訓練だった。


 平気な顔をしているのは退屈そうに参加しているユメハくらいだ。


 うちの奥さん半端ないです。


 それに加えて聖剣なんて切り札を隠し持っているのだから、ユメハをこの世界で最強の生物だと紹介されても俺は驚かない自信がある。


「さてと。訓練が終わるまで退屈だし、また魔法の開発に尽力しますかねぇ」


 数日掛けて通信魔法や念話魔法の研究に取り組んだが、まだまだ完成は見えてこない。


 日本で言う携帯電話みたいなのが理想だが、俺は携帯電話の仕組みなど知らないので我流で試行錯誤するしかない。


 それにユメハにだけ聞こえるようにするとか、俺とユメハが頭の中で考えたことだけで会話するというのも難易度を上げていた。


 完成にはまだまだ時間が掛かりそうだった。






 日が暮れて訓練が終わり、夕食と水浴びの時間が終わり、就寝時間になってからやっとユメハが俺と合流してきた。


「……寂しかった」


 ユメハは俺の顔を見るなり抱き着いてきて、それからポツリと実感の篭った言葉を零して暫くの間俺から離れようとしなかった。


 この合宿、サイオンジ公爵家の女の特性を考えれば参加させるのは無意味なくらい過酷だよなぁ。


 未婚の時なら兎も角、結婚済みのサイオンジ公爵家の女にとって夫を引き離すことは拷問と言っても過言ではない仕打ちだ。


 帝國の守護者なんて肩書きがあるくらいだし、もうちょっと特別扱いしても良いのに。


 まぁ、これも有事の際に近衛騎士団と連携が取れるようにとの配慮なんだろうけど、それでも俺――つまりサイオンジ公爵家に婿に入った男の同行くらいは公式に認めて欲しいもんだ。


「んっ♡」


 俺は抱き着いてくるユメハの背中を左手で撫でつつ、右手で形の良いお尻を撫でながらそんなことを考えていた。


 うん。ユメハさんってば胸だけじゃなく、お尻も成長して撫で心地が最高なのだ。


 言い換えると安産型の体型になりつつあるので、もう直ぐ俺の子を妊娠する準備が整うのかもしれない。


 生まれてくるのは100%女の子だし、それ以降は妊娠することはないと分かっているので万全の準備を整えて欲しいものだ。


 ユメハは明日も訓練があるが、特に疲れていないと言うのでいつも通り子供が出来るような行為を励んで愛し合った。




 ◇◇◇




 風雲急を告げる、なんて言葉があるが、俺がそれを知ったのは合宿が始まって1週間が経過してからだった。


 近衛騎士団の合宿と言っても全ての団員が帝都を離れたわけではなく、帝都の防衛が可能な人数は後半に交代で合宿に参加するべく残っていた。


 そして、その残っていた団員から早馬が届けられ、帝都で起こった異変が伝えられた。


「「クーデター?」」


 なんでも帝都でクーデターが起こり、それを俺達に知らせる為に彼が派遣されて来たらしい。


「はい。現在、帝都ではクーデターが勃発し王宮が包囲されています。クーデターの首謀者は……」


「「第2皇子ジグセルク」」


 報告を遮って俺とユメハの言葉が重なる。


 第1皇子のフリードリッヒは頭脳派の皇族で、口の悪い奴らにはモヤシと言われている。


 第2皇子のジグセルクは肉体派の皇族で、口の悪い奴らからは脳筋と呼ばれている。


 まぁ、実際には第1皇子は身体だって相応に鍛えているし、第2皇子だって頭が悪い訳じゃない。


「あの……どうしてエミリオ殿下がここに?」


「……もう殿下じゃねぇし」


 緊急の報告みたいだったので隠れているのを止めてユメハと共に聞いていたのだが、使者と共に近衛騎士団の連中の視線が俺に突き刺さる。


 うん。サイオンジ公爵家に婿入りした俺は確かに殿下と呼ばれる立場じゃなくなったけど、言い訳にしては苦しすぎるしね。


「ユメハ様、あなたと言う人は……!」


「し、仕方ないじゃない! サイオンジ公爵家の女と夫と1ヶ月も引き離すなんて拷問以外の何物でもないわよ!」


 正確には俺を連れ込んだユメハに視線が集まっていた。


「そもそも、どうやって連れ込んだのですか?」


「ひ、秘密だし」


 残念ながらユメハさんは隠し事が下手糞なので団員達の視線から目を逸らしつつも、その目は横に連なった例の箱に向かってしまう。


「……おい」


 そして隊長格の団員の指示で部下達にユメハの持ち込んだ箱が調べられ――穴が開いて人が隠れられそうなスペースが発見されてしまった。


「ユメハ様、あなたはここまでして……!」


「そ、それより報告の続きを聞きましょう! 帝都の緊急事態なのでしょう?」


 必死に話を逸らそうとするユメハだが、そのユメハに集まる視線には呆れが多く混じっていた。


「今回のことは団長に報告して次回の対策として書面に残させていただきますからね?」


「ちっ……好きにすれば良いじゃない」


 結果、次回以降は同じ手が使えなくなってしまった。


「それで、クーデターがどうしたのよ?」


「あ、はい。先日第1皇子であるフリードリッヒ様が帝位争いを勝ち抜き皇太子に任命されたことは御存じだと思いますが……」


「え? そうなの?」


 最近、皇族に全く関わることのなかった俺は帝位争いが終わっていたことを初めて聞かされた。


「……ユメハ様?」


「だ、だってリオと皇族のゴタゴタなんて話したってつまらないじゃない! リオにはもう関係ない話だし!」


「「「「「…………」」」」」


 全団員の呆れたような視線がユメハに突き刺さる。


 うん。どうやら新婚生活が楽しかったので夢中になって言うのを忘れていたらしい。


「つまり第1皇子が皇太子になって、それに納得のいかない第2皇子がクーデターを起こしたってことか」


「追加で報告させていただきますが、第1皇女のカサンドラ様と第2皇女のカルディア様もクーデターに参加しているようです」


「……誰が焚きつけたのか分かりやすいな」


「相変わらず陰険ね」


 うん。脳筋と言われていても第2皇子のジグセルクはここまで馬鹿じゃなかった筈だ。


 それなのに今回、無謀とも言える行動を起こした上に、追加で2人も皇族が参加しているということは、この3人をそそのかした人物がいるということ。


 きっと皇太子となった第1皇子と他の帝位争いに参加した皇族を潰し合わせて漁夫の利を狙っているのだと思う。


「ユニクスも現実が見えていないな」


「あいつも結局は世間知らずなのよ」


 うん。扇動者は間違いなくユニクスだ。


 そして、現実が見えていない世間知らずのユニクスの企みは100%失敗する。


「帝都でクーデターなんて無謀の極みよねぇ」


「ああ。なんと言っても帝都には……あの人が居るからなぁ」


 俺はユメハのことを世界最強の生物と言われても驚かない自信があるが、それはあくまでの話だ。


 現時点における世界最強の生物は誰なのかと問われれば1人しかいない。


 そして彼女は今も帝都の中にいるのだ。


 この幼稚な計画が上手くいくなんて俺達は――彼女を知っている近衛騎士団を含めて1人も存在しなかった。




 ◇◆◇




「ば、化け物め!」


 王宮を包囲していた第2皇子ジグセルクは目の前の光景を見て反射的に叫んでいた。


 第1皇子であるフリードリッヒは幼少の頃から宰相や大臣などと行動を共にすることが多く、主に政治方面で優秀な人間に育ったが、第2皇子であるジグセルクは幼少の頃から帝國軍と共に行動することが多かったので軍事方面で優秀な人間に育っていた。


 その彼が、王宮を包囲する帝國軍の精鋭をたった1人で蹴散らしながら散歩でもするようにのんびり歩いてくる女を見て戦慄したのは仕方のないことだった。


 なんと言っても彼女は規格外過ぎる。




 サイオンジ公爵家、現当主ユキナ=レイオ=サイオンジ。




 ユメハも急速に成長しているとはいえ、彼女はエミリオの子供を産む為に最適な身体へと変化している最中。


 既に子供を産み終え、最愛の夫を護る為に剣を振ることに特化した身体として完成しているユキナにはまだまだ及ばない。


 故に現時点で世界最強の生物と言われる存在は間違いなく彼女だった。


 サイオンジ公爵家は帝國内に領土を持たないし、他の貴族が当たり前のように持っている常備軍も所持していない。


 何故なら必要ないから。


 どんな大軍が相手だろうと彼女1人を投入すれば、それで戦争は終わる。


 そんなことはサイオンジ公爵家が帝國の守護者だと知っている帝國の一般人でも知っているし、彼女の実力を知る近衛騎士団においては彼女に喧嘩を売るのは自殺と同意儀であることも知られているのに――肝心の皇族達が理解していなかった。


 帝國でクーデターなど起こせばサイオンジ公爵家が介入してくるなんて分かり切っていたことを。


 そして帝國軍の精鋭が誰も彼女の足を止めることさえ出来ないまま彼女は第2皇子を筆頭とした皇族3人に元まで余裕で辿り着き――問答無用で3人の意識を刈り取ってクーデターを終わらせた。






(ば、化け物かっ!)


 そして、それを遠くから観察していたユニクスは盛大に青褪めていた。


 彼自身は帝國の守護者と言われているサイオンジ公爵家を高く評価しているつもりだったが――まだまだ過小評価していたことにやっと気付いた。


 既に聖剣は次代に引き渡してしまったというのに、それでも圧倒的過ぎる力を持っているのだ。


 同時に彼は皇帝でさえもサイオンジ公爵家に対して過剰に配慮している理由を知った。


(あの女がその気になったらいつでも皇帝なんて暗殺……いや、暗殺どころか正面から城に乗り込んで蹂躙出来る。あの女を敵に回した時点で敗北決定じゃないか!)


 ユニクスはそう考えたが、実際には出来てしまうからこそ居場所を求めて帝國の守護者なんて面倒な代物を引き受けているのだ。


 規格外の強さを持っているからこそ無法に走れば人々に恐れられて居場所がなくなり、最愛の伴侶を得ることも出来なくなってしまう。


 だからサイオンジ公爵家が自分から《その気になる》なんて日はやって来ない。


 帝國はサイオンジ公爵家に居場所を提供し、サイオンジ公爵家は有事には帝國の守護者となって戦う。


 帝國とサイオンジ公爵家の間にはそういう密約が交わされているのだから。


「だからクーデターというのは迷惑なのよねぇ」


「っ!」


 そして気付けばユニクスはいつの間にか背後を取られていた。


「皇帝にはちゃんと私達の居場所を護ってくれる人がなってもらわないと困るし、万が一にでもダーリンに危害を加えられたら……私自身でも何をするか分からないもの」


「っ! っ! っ!」


 ユキナの独白を背後から聞きながらもユニクスは動けない、話せない、息も出来ない。


 喩えドラゴンに背後を取られても、きっとこうはならないだろう。


 まぁ、Sクラス冒険者でも討伐出来てしまうようなドラゴンと彼女を比較するのは、いくら何でもドラゴンが可哀想だが。


「だから、あんまりオイタが過ぎると……お仕置きに行くからね?」


「~~~っ!」


 そして、ついにユニクスの意識が薄れていき、その薄れゆく意識の中で彼は双子の兄のことを考えていた。


(こんな化け物の一族を嫁にするなんて……あんた正気じゃねぇよ)


 本人が――ユメハが聞いたらタコ殴りにされそうなことを。




 ◇◇◇




 帝都にユキナさんがいる以上、クーデターなんて成功するわけもないから合宿は続行の空気が漂っていたのだが――1人だけ強硬に反対したので合宿は中断されることになった。


「近衛騎士団として私達には帝都の治安を守る義務があるのよ!」


 うん。内心では合宿を早々に終わらせて俺と遊びに行きたいユメハさんが色々と屁理屈を並べ立てて近衛騎士団を説得した。


 勿論、近衛騎士団の面々も彼女の内心は理解していたと思うが、それでもクーデターが起こって呑気に合宿というのもどうかと思ったのか帰還の方向に舵を取られた。


「既に帝位争いも終わって、今回のことで反乱の芽も摘まれて、これで帝國も少しは平和になると良いんだが……」


「無理じゃない? お母さんは密約があるから帝國の皇族を殺せないし、ユニクスは今回のことでお母さん……というかサイオンジ公爵家を敵に回さない方針で帝位を狙うでしょうし」


「……なんでそんなに皇帝になりたがるのかねぇ」


 俺から見れば皇帝なんて面倒以外の何物でもないんだが。


 広大な領土を管理するのは大変だし、権力に擦り寄って甘い汁を吸おうとする奴が群がって来て面倒だし、何より自由に使える時間がなくなる。


 俺にはユニクスが皇帝の何に魅力を感じているのかサッパリ理解出来ない。


「野心の強い奴って自分を無駄に優秀だと思っているから、自分が皇帝になれば理想の帝國を作れると思っているんでしょ」


「ユニクスってそんなに優秀かぁ?」


「皇族なんて大抵が自称天才の痛い奴じゃない」


「OH……」


 俺もその皇族の1人だということを忘れちゃいませんよね?


「リオは良いの♪」


 ユメハはゴロゴロと猫のように俺に甘えて来る。


 ちなみに現在地は帝都に帰還する馬車の中。


 ユメハが手綱を握る馬に相乗りさせてもらっても良かったのだが、それだと俺が背後から悪戯するくらいしか出来ないので俺とイチャイチャしたいユメハは馬車に同乗した。


 一週間も日中は訓練で触れ合えなくて色々と溜まっているようだ。


(今夜は……寝かせてくれそうもないな)


 こういう時は相手がユメハ1人で良かったと心底思う。


 複数の女を相手に一晩中相手をするなんて、なんか色々と搾り取られて寿命が縮みそうだ。


 まぁ、他の皇族達は大抵の場合は複数の妻や婚約者を侍らせているのだが、そんなんでちゃんと女を満足させられるのだろうか?


 俺はユメハ1人を満たす為に毎回色々と考えているというのに。


「~♪」


(俺にはハーレムは向いてないな)


 楽しそうに俺に甘えるユメハを見て、そんな確信を得たのだった。






 ちなみに俺達が帝都に帰ったら当たり前のように帝都は無事で、今回の犯行を起こした第2皇子、第1皇女、第2皇女の3名は廃嫡となっていた。


「お帰りなさい。早かったのねぇ」


「「…………」」


 そして旦那さんと2人きりを満喫していたのか少し残念そうに俺達を出迎えるユキナさんだったが、その顔はツヤツヤに輝いていた。


 女を満足させるとこうなるなら、俺はもっと頑張る必要がありそうだと思った。




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