第8話 『幼馴染に裏切られて幼馴染に捕まる』

 

 俺は無事に16歳になり、そして春が――桜の季節がやって来た。


 つまりセリナとの約束の日が来たということだ。


 俺は早朝からユメハに叩き起こされて、何故か花見の準備をさせられて、せっつかれるように約束の場所――帝都の桜並木にお昼前には到着していた。


 後はセリナが来るのを待つだけなのだが……。


「……来ないな」


「……来ないわね」


 肝心のセリナが約束の時間を過ぎてもやって来ない。


「まさか約束を忘れているとか?」


「セリナから言い出した約束だし、あの頑固者が約束を破るとは思えないわ」


「だよなぁ」


「寧ろ、おっちょこちょいだから待ち合わせの場所とか時間を勘違いしているんじゃない?」


「……ありえる」


 なんせ8年も前の話だし、記憶がうろ覚えになっていてもおかしくない。


 そして時間と場所を多少勘違いしているくらいなら兎も角、数日もズレてしまえば俺達が今待っているのは無意味ということになる。


「段々不安になって来たんだが……」


「とりあえず……日が落ちるまでは待ってみましょう」


「だな」


 親友との約束を守る為、俺とユメハは日が落ちるまで桜並木で待ち続けた。


 だが周囲が闇に包まれるような時間になってもセリナが姿を現すことはなかった。






 そうして意気消沈してトボトボと城に帰った俺とユメハを待っていたのは――ユニクスとセリナの婚約発表だった。




 ◇◇◇




「……どういうこと?」


「俺に聞かれても」


 ユニクスとセリナの婚約発表のパーティが開かれる中、俺とユメハは理解不能な状況に頭を悩ませていた。


「あのおっちょこちょい、まさかリオとユニクスを混同して間違えているんじゃないでしょうね」


「双子とは言っても、これだけ特徴が違う俺達を間違えるとかありえないだろう」


 金髪碧眼のユニクスに対して、俺は黒髪で虹彩異色症オッドアイだぞ。


 これで間違えられるなら、他の誰が相手でも間違えられる。


「それじゃユニクスがリオに危害を加えるとか脅迫して婚約を強制しているとか? 帝位争い中のユニクスなら公爵家の令嬢のセリナの後ろ盾は欲しいだろうし」


「……そんなふうには見えんなぁ」


 婚約発表の場でユニクスの隣に立つセリナは幸せそうに微笑んでおり、昔のセリナを知っている身からすれば演技には見えなかった。


 寧ろ、セリナに腕を取られているユニクスの方が顔を引き攣らせているくらいだ。


 そうしている内にユニクスとセリナの挨拶が始まる。


 ユニクスの方は無難に挨拶を乗り切ったのだが……。


「わたくしが初めてユニ様と出会ったのはもう8年も前のことでして、その時にユニ様の瞳があんまり綺麗なものですから……一目惚れしてしまいましたわ」


 セリナの方は頬を赤く染めながら何処かで聞いたようなエピソードを話し始めた。


「そして帝都を離れて公爵家の領地に戻る時、8年後に再会と結婚の約束をしてお別れしたのです。まさか即日で婚約出来るなんて思っていなかったので……わたくしは最高に幸せですわ」


 そう言って微笑むセリナは本当に幸せそうだった。


「結婚の約束はした覚えがないし、あの時ユニクスとも会っていたのか?」


「そんなわけないでしょうが。あれはセリナの妄想で、どう考えてもリオのことでしょう」


「ですよねぇ~」


 うん。流石に勘違い出来なかったわ。


「というか、いくら顔が似ていると言っても、ここまで特徴の違う俺とユニクスを間違えるか? 当時は俺のことをリオ様と呼んでたし名前で分かるだろう」


「でも演技には見えないし、無理に笑っているようにも見えないわよ?」


「……分からん」


 結局、婚約発表のパーティの中で俺とユメハは混乱して答えを見つけ出すことなど出来なかった。






 答え合わせがされたのは婚約発表のパーティが終わり、俺の部屋であ~でもない、こ~でもないと相談して、ユメハが直接セリナの下へ乗り込もうと強行しようとしていた時のことだった。


「失礼いたします」


 ノックと共に俺の部屋を訪ねてきたのは1人のメイド。


「覚えておられないかもしれませんが、私はセリナ様の侍女をしていたものです」


「「あ」」


 訪ねてきたのはセリナの侍女で、俺とユメハも8年前にセリナと同行している姿を見た覚えがある女性だった。


「この度はセリナ様の現状をお話しさせていただく為にお時間を頂きにまいりました」


 そうしてセリナの侍女は悲痛な表情で俺達と別れた後のセリナの日常を語り始めた。


 問題だったのは、やはり俺が廃棄皇子として有名だったことだった。


 セリナ本人が気にしなくても、父親である公爵本人は娘の将来を心配したし、セリナの母親も初恋の相手が廃棄皇子であることを危惧していた。


 そしてセリナの両親は一計を案じて、ある計画を立てたそうだ。


 それは、じっくりと時間を掛けてセリナの認識を改変していき、セリナの初恋の相手は黒髪の虹彩異色症オッドアイのリオという名前の少年ではなく、金髪碧眼の名前も知らない少年ということに書き換える計画だった。


 この計画の為にセリナの両親は俺とユメハとの連絡を完全にシャットアウトして、5年以上もの時間を掛けてセリナの認識をゆっくりと書き換えていったのだ。


「洗脳じゃねぇか」


「私はお止めしたのですが、旦那様と奥様は聞く耳を持ってくださらず……私はお嬢様の担当から外されて、最近まで関わることも出来ない状況に追い込まれていました」


 まぁ、公爵の決断を一介の侍女がどうこう出来るわけもないわな。


「それでもお嬢様は8年前の約束は覚えておいでで、先日約束の場所に出向いたのですが……」


「そこでユニクスと出会ったと?」


「……はい」


「ってか、俺達は約束の場所で日が暮れるまで待っていたんだけど」


「私もおかしいと思ったのですが、どうもお嬢様は待ち合わせの場所を勘違いされていたようでして……」


「あのおっちょこちょいが」


 一番肝心な時に大ポカやらかすのは勘弁して欲しい。


「多分、洗脳の影響だけじゃなくてセリナ自身が会えない8年の間にリオを妄想の中で最大限に美化したんじゃない?」


「……どういう意味?」


 口を挟んできたユメハの意見に首を傾げる。


「だって、いくら認識を書き換えたと言ってもリオとユニクスを間違えるなんてありえないわ。きっとセリナの妄想の中でリオを金髪碧眼にして最大限に美化した存在が……ユニクスなのよ」


「……聞きたくなかった」


 俺自身があり得そうと思ってしまう意見だったので本当に聞きたくなかった。






 セリナの侍女が申し訳なさそうな顔で去った後、俺は色々と脱力してソファの上に寝転んでしまった。


「リオ、大丈夫?」


「……だいじょばない」


 心配そうに声を掛けてくるユメハに適当に返事をしつつ、正直な話をすれば過去の――前世のトラウマを刺激されて大いにショックを受けていた。


 セリナの場合は俺の不運の影響ではなく両親の謀だったわけだが、それでも俺に好意を見せていた女が俺ではない男を俺に紹介してくるという状況は同じだ。


 一気に気力を消失して何もやる気が起きなくなっていた。


「リオ。あたしに出来ることって……何かある?」


「……優しくちゅ~してくれ」


 正直、構ってくるユメハさえ鬱陶しく感じて投げやりに返事を返して……。


「っ!」


 気付いたら俺はユメハと唇を重ねて――注文通りの優しいキスをされていた。


 前世も今世も合わせて初めてのキスに混乱する俺を置き去りにして、ゆっくりとユメハは唇を離して至近距離で俺と見つめ合う。


「セリナが要らないって言うなら……リオはあたしが貰っちゃうからね」


 そして何か不穏なことを呟いて、再び俺と唇を合せて――今度は優しいキスではなく、両腕でガッチリと俺の頭をホールドする情熱的なキスだった。


 色々な意味で混乱している俺は至近距離でユメハの真紅の瞳が輝いて――まるでユメハの情熱を表現する炎のようだとか場違いなことを考えていた。






 ユメハは立ち止まる気がないようで、不慣れで不器用ながらも俺の口内に舌を差し込んで来て――反射的に舌で押し返そうとしたら歓喜したように舌で舌を絡めてくるディープなキスに移行した。


 情熱的で熱いユメハの舌に口内を蹂躙されて、当たり前のように俺の身体に跨るユメハは俺の身体の変化を見逃してくれなかった。


(皇子の俺とサイオンジ公爵家のユメハじゃまずいってぇ~)


 そんな無意味なことを考える俺からユメハは1枚ずつ衣服を剥ぎ取りに来た。




 ◇◆◇




 事件は出会ったその日に起きていた。


 エミリオとユメハが出会ったのは8歳の頃。


 その時、城の中を退屈そうに散歩していたユメハは偶然見つけたエミリオに魔術を教えてあげるという餌で釣り上げて木剣を持たせ模擬戦の相手をさせることに成功していた。


 当時のユメハは、当たり前の話だがサイオンジ公爵家の娘として毎日のように剣を振ってはいても対人戦の経験は皆無だった。


 故に8歳のユメハは手加減は勿論だが、思慮も足りていなかった。


 そう。エミリオ本人は知らないことだが、この時にユメハに木剣で頭をぶっ叩かれたエミリオは盛大に頭から血を流して死に掛けたのだ。


 想像以上の出血に焦ったユメハはエミリオを担いで急いで公爵家に戻り――母親であるユキナに助けを求めた。


 幸い、ユキナは剣術だけでなく魔術にも長けていたお陰でエミリオは一命を取り留めたが、初めて出来た友達を殺しかけたユメハは大泣きした。


 同時に、この時ユメハは自分の剣の恐ろしさを知った。


 頭で理解したわけではないが、サイオンジ公爵家の娘として毎日のように剣を振ってきたが思慮の足りない剣は容易く人の命を――友人の命すらも奪ってしまうのだと心のどこかで認識した。


 そんな娘の成長を理解したユキナは、母親としてはどうかと思うがサイオンジ公爵家の当主として優しくユメハを諭した。


「剣とは正しく振れなければ単なる暴力に過ぎないわ。それは容易く人の命を奪い……大事な人の命すらも軽んじてしまう。だからサイオンジ公爵家の剣は……護る為に振りなさい」


「……護る?」


「この子があなたの大事な人になれるかどうかは今はまだ分からないけど、第4皇子は同じ皇族にすら疎まれていると聞くわ。誰も味方のいないこの子は、きっとまた簡単に命が危うい状況に追い込まれてしまう」


「…………」


「だから、いつかこの子が1人で立てるようになるその日まで、あなたが護ってあげなさい」


「うん!」


 こうしてユメハはエミリオの守護剣となったのだった。






 それから幾年月。


 気軽に友人を作れない公爵家の娘であったユメハにとって、廃棄皇子であるエミリオは気兼ねなく――本当に何の遠慮もなく付き合える唯一の相手となった。


 ユメハ本人ですら、自分がエミリオを友人として見ているのか男として見ているのか分かっていなかった。


 だが常に自制は効いていた。


 8歳の頃に出会い親友となったセリナがエミリオを予約していたから。


 親友であるセリナにならエミリオを任せても良い。


 そう思っていたからユメハは自制出来ていたのに、そのセリナが本人の意思ではないとはいえ――エミリオを裏切った。


 セリナに対する怒りもあるが、それ以上に今まで本能を抑え込んで来た自制が弾け飛んで――歓喜と共にユメハはエミリオを色々な意味で奪い取った。




 ◇◇◇




 サイオンジ公爵家の女がどうして帝位争いにおける後ろ盾として鬼門であるのか?


 それは彼女達が底なしと呼ばれているからだ。


 別に性欲の話ではない。


 サイオンジ公爵家に生まれた女は例外なく独占欲が異常に強く、常識では考えられない程に嫉妬深い。




 つまり、底なしの愛情の持ち主だった。




 たった1人の男を見定め、その男を底なしの愛情の井戸の中に引きずり込んで――2度と開かないように蓋を閉めてしまう。


 自分と男との間に入ろうとする者は誰であろうと敵。


 サイオンジ公爵家の女は男を護る為に剣を振るい、男を独占する為に剣を振るい、男の望みを叶える為に剣を振るう。


 うん。この時点で分かると思うけど、サイオンジ公爵家は後ろ盾として強力だが、それ以外の貴族家からの協力は一切得られなくなるので帝位争いからは鬼門と言われる。


 更に言えば、どういう原理なのか知らないがサイオンジ公爵家には女しか生まれないという不思議な特性がある。


 だからユメハの母親であるユキナさんがサイオンジ公爵家の当主であり、帝國の中で唯一、貴族家で女の当主が認められている家だった。


 おまけにサイオンジ公爵家の女は生涯で1度しか妊娠しない。


 見定めた男の子供――勿論、女の子を1人だけ産み落としたら、後は残りの人生全てを使って男を護る為に剣を振り続ける。


 分かると思うけど皇帝がたった1人の女に縛られて、おまけに跡継ぎとして女児を1人しか残せないなんて論外である。


 これが帝位争いをする男達がサイオンジ公爵家を後ろ盾に選ばない――選べない理由だった。


 ぶっちゃけ、サイオンジ公爵家の女に捕まった時点で帝位争いは勿論だが皇族としても脱落だ。






 そして俺はサイオンジ公爵家の女――ユメハに捕まってしまった。


 セリナのことでショックを受け、色々と流されて情熱的に俺を求めてきたユメハに応えて熱い一夜を過ごした結果、朝チュンを迎えている最中です。


 うん。ぶっちゃけ前世も今世も含めて初めてだったし、色々と凄かったとしか感想が出て来ないのだが……。


(ヤっちまったぁ)


 俺のベッドの上、俺の腕の中で裸のままスヤスヤと穏やかな表情で眠るユメハを見つめながら心の中で頭を抱えていた。


 いや。別に後悔しているわけではないし、ユメハとこういう関係になることも考えないではなかったのだが……。


(最中に告白とか最低だ!)


 はい。本番直前にユメハにストップを掛けられて、ユメハのことをどう思っているのかを告白させられました。


 DT丸出しで自制が振り切れていた俺はユメハに『好きだ』『大好きだ』『愛している』などの告白を連発して――穏やかに微笑むユメハの許可を得て彼女と1つになった。


(初めての告白は、もっとロマンチックな状況でしたかったよぉ!)


 くだらないと言われそうだが、俺は俺なりに告白のシチュエーションを色々と考えていたのだ。


 それが全部台無しになって、いきなり一線を越えてしまった。


 サイオンジ公爵家の特性として妊娠時期は肉体がベストと判断されるまでしないので、流石に昨夜ので妊娠はしていないと思うが。


「んっ……リオ?」


 そうしてゴチャゴチャ考えていたら俺の腕の中で眠っていたユメハが目を覚ました。


「え~っと、そのだな……」


「おはよ♡」


「!」


 ユメハとは思えないくらい穏やかで優しい顔で挨拶をされて、そのまま自然な流れでキスされた。


 反射的にユメハを抱き締めながらキスを返しつつ――俺はもう色々な意味で逃げられないのだと理解した。






「おめでとう♪」


 色々な覚悟を決めてサイオンジ公爵家に出向き、ユキナさんに挨拶しようと思ったら――前触れなく祝福された。


 いや。まぁ無断外泊させてしまったし、昨日までとは全く様子が違うユメハの姿を見れば分かる人には一目瞭然だけどさぁ。


「それで、結婚の挨拶に来てくれたのかしら?」


「いや、まぁ……そうなんですけど」


「嬉しいわ♪ リオ君がサイオンジ公爵家に来てくれるなんて」


「……よろしくお願いします」


 うん。サイオンジ公爵家が帝位争いに巻き込まれないのは、サイオンジ公爵家の女と関係を持ったら彼女達を嫁に貰うではなく、こちらが婿に入る仕来りというのも1つの理由だ。


 これは皇族だろうと誰だろうと問答無用で。


 サイオンジ公爵家は帝國の守護者で、子供は女の子1人しか生まれなくて、当主には女性がなるのだから当たり前だから。


「お母さん。今後はリオのことリオって呼ばないで」


「はいはい、分かっているわよ。今後は婿殿かエミリオ君って呼ぶわね」


 さっきまで機嫌良さそうに俺の隣を歩いていたユメハだが、早速サイオンジ公爵家特有の独占欲を発揮して実の母親に噛みついていた。


 自分以外の女が俺を愛称で呼ぶのが気に入らないのだろう。


 まぁ、実の娘であるユメハでさえもユキナさんの旦那さんには必要以上に近寄らせてもらえなかったみたいだし、これは擁護しても仕方ない。


(ってか、娘が生まれても必要最低限にしか構ってやれないのかぁ)


 サイオンジ公爵家の女が娘をしっかりと育てるのは、必要以上に夫に娘を近寄らせない為という噂は聞いていたが、この分だと真実かも。


「さ。リオはこっちよ。今日から私の部屋に住むんだからね♡」


 そして母親に向けるのとは正反対の愛情に溢れた笑顔を俺に向けて来るユメハ。


 更に言えば、いつの間にかユメハの一人称が変化している。


 今までは【あたし】だったのに、今は【私】になっている。


 これは俺もちょっとあけすけかなぁ~と思っていたのだが……。


「こっちの方がリオは好みでしょ?」


「……そうだな」


 サイオンジ公爵家の女は見定めた男の望む通りに変化する。


 今までは剣を振るうのに特化した姿と性格だったが、これからは俺の好みの姿へと可能な限り変化していき、俺の好みの性格へと変貌するだろう。


 ユキナさんが旦那さんの望む通りに今の姿になったように。


 というか、これ程までに少女から女に変わる姿が顕著なのも珍しい一族だ。


 うん。分かっているつもりだったけど、本当に冗談抜きで逃げられそうにないですわぁ。






 ユメハの部屋に入ったら速攻で抱き着かれてスリスリと頬ずりしてきた。


 その態度は物凄く可愛いと思うし、今すぐベッドに押し倒したいくらいだけど……。


「リオがセリナのことをどうにかしようと考えているなら無駄よ」


「…………」


「喩えセリナが真実に気付いてリオに寄って来たとしても、私はもうリオを見定めてしまったもの。絶対に誰にも渡さないわ」


 なるほど。ユメハが今まで自制していたのはセリナとの約束があったからで、ユメハが自制を振り切ったのもまたセリナが原因だったか。


 さっきまでの可愛い姿とは裏腹に、今のユメハは肉食獣の王ですらも逃げ出すような顔をしていた。


 他の誰が逃げても俺は逃げられないんですけどね!


「ね。リオ……しよ♡」


 そして逃げられないまま、まだ朝という時間帯なのにユメハのベッドの上に俺が押し倒されていた。






 まだ1日も経っていないのにユメハの胸が明らかに大きくなり始めているのが分かって夢中になりました。



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