第278話 四大領地へ新婚旅行?

 ちょっと遅めの新婚旅行出立日、メイド達は疲弊していた。

 見送りに来ている者も、随伴する者も、お疲れであった。


「だらしないですね。帰ってきたら、再訓練でしょうか」


 ナリアの一言で、ビシッ と姿勢を正し、見送り態勢に。

 うん……俺達が旅行中は、適度に仕事してくれ。

 支障が出ないなら、休みの日程も好きに組んで良いから。

 目線でブラガスに指示すると、少し頭を下げてくれた。

 これで大丈夫だろう……多分。

 別の意味で捉えてなければ……声に出して言っておくべきだな、これは。


「あー、旅行中は休みの日程を組んで良いからな。仕事に支障が出ないなら、好きに過ごしてくれ」


 メイド全員、深々と一礼したよ。

 ナリア、お前、どんなシフト組んでんだよ。

 問いただすのは後にして、ゲートを起動。

 全員が拡張馬車に乗り込んで、新婚旅行は始まった。

 始めの街は、西部辺境伯が治める領都から。

 尚、新婚旅行でもあるが、実は半分仕事でもある。

 所謂、視察だ。

 王自らと思う人もいるだろうが、公都は開発途中の真っ只中である。

 勉強も必要だろうという事で、街並みを見て回ることにしたわけだ。


「次っ!」


 お? 門番がいるな。

 警備体制も悪くない。

 ただ、時間をかけすぎてる気も……。


「次っ!」


「こちらを」


「……こ、公王陛下ぁぁあぁぁ!?」


 あ、お偉いさんが出て来た。

 それに続いて、西部辺境伯も出て来た。

 チェックしていた門番は、固まったままだ。


「ようこそおいでくださいました、公王陛下。ここから先は、わたくしめがご案内を」


「手間をかけるが、よろしく頼む」


「はっ」


 結構偉そうだが、人目もあるから仕方ない。

 貴族もまた、王の臣下ゆえにこうなってしまう訳だが、どうにも慣れない。

 そんな中、騎士数名が馬車を先導して行き、辺境伯は同乗している。


「いやはや、これほど早いとは」


「連絡は来ているはずだけど?」


「竜便かと思いましたので。しかし陛下、今は良いですが、言葉使いにはお気を付けを。それと、近隣貴族が集まっていまして」


「なんで情報が洩れるかねぇ。お忍び旅行で、急遽決めたってのに」


「おや? お聞きになられてないのですか?」


 西部辺境伯曰く、ブラガスの指示だと。

 あいつ、何やってくれてんの?!


「色々とされるそうで。その為でしょう」


「俺、視察名目にしてたはずなんだけどな」


「分かっております。午前中は貴族を。午後からは視察名目の観光にさせて頂いております」


「ブラガスめ。帰ったらお仕置きしてやる」


 その後、西部辺境伯の屋敷まで先導され、中で待っていた貴族とご対面。

 ただ、流石に弁えているのか、娘や妹の妻に口上はなかったわ。

 まぁ、やったら終わりだけど。


「言い聞かせましたので。わたしがこの一帯の親ですから、流石に無視はできないでしょう。それに、四大諸侯の地位を与えられておりますので」


「役に立っているなら、良かったよ」


 四大諸侯――公王が自ら新たに作った制度であり、役職であり、栄誉。

 但し、メリットとデメリットが著しい役職。

 メリットは栄誉であり、公王自ら授けたとなれば、最大級の栄誉となるので、体面を気にする貴族は喉から手が出るほど欲しいらしい。

 また、地方領主の親の中でトップであると流布できるので、子の貴族家は無視をしづらい状況にもなった。

 貴族の中でも別格であると知らしめる一方で、デメリットも大きい。

 故意に安寧を乱す貴族が出ないように、細心の注意を払わねばならいし、派閥調整もしないといけない。

 ちょっとしたことで罰金刑にはなるし、今まで以上に安全と安寧に気を付けねばならないので、ぞれに伴う人件費が増える。

 諸侯の座を外されたなら、貴族内では笑い者にもなる。

 それが諸侯という役職。

 とは言え、子爵までは楽だろうが、伯爵になるとぶつかる部分もある。


「てなわけで、娘を連れてきて挨拶だけはさせるわけか」


「申し訳ありません。しかし、伯爵家は中々に手強く」


「まぁ、いざという時に一致団結してくれたら良いよ。後は迫害が無ければ」


「そこは流石に徹底させています」


 公国は共存国家。

 意思疎通出来て、対話可能な者ならば受け入れる。

 犯罪者と敵は、全力で潰す。

 それが我が国だ。

 そこさえ徹底しているなら、多少の事には目を瞑るとも。

 うん、賄賂とか。


「いや、そのですね……」


「政商に関しては、こちらの領分じゃないからな。それくらいは目を瞑るけど、やり過ぎはダメって事で」


「ご慧眼に感服しました。ですが、本当に宜しいので?」


「融通を利かせるって事も必要だろう。だから、やり過ぎはって事にした」


「わかりました。それとですね、野球を含めた娯楽関連ですが」


「そこも考えて来たから、後で草案を渡しに行かせる。貴族達にはそれで納得できるようにしてくれ」


「陛下のご出席話ですか……」


「しても良いけど、後ろ見てみ?」


 俺の後ろを確認して、納得顔になる西部辺境伯。

 ミリア達は笑顔で対応し、ナリアからは駄目だというオーラ。

 諸侯達は、序列侍女部隊の実力を知っているので、普通に怖がっている。

 というのも、各諸侯達の随伴戦闘侍女と序列侍女で模擬戦をしたんだが、諸侯組侍女たちは軽く一蹴されたから。

 元冒険者で、依頼失敗金を払えずに借金奴隷になった者達だった。

 Cランクの女性ばかりだが、腕は確かだっただけに、驚いていたな。

 そんな侍女たちは、たった一人の序列侍女に負けた。

 最終的には、8対1での戦闘になったが、結果は変わらず。

 序列予備侍女の10位に完全に負かされた。

 それを鍛え上げたのがナリアだと知って、時折、顔色を窺うんだよな。


「で、どうする?」


「こちらでどうにかします……」


 西部辺境伯、ナリアのオーラに敗北。

 無理だと理解してくれたようで、一安心。

 その後、客間を借りて着替え、視察名目のデート――を始める前に、どっかで昼食だな。


「わたしもお忍びで食事に行きますが、冒険者ギルドの近くに美味しい店があります」


 西部辺境伯の情報提供に感謝である。

 昼食場所を決めて、屋敷を後にし……絡まれる。

 テンプレはお腹一杯なんだが?


「無作法ですね。教育調教が必要ですか」


「ナリアー、程々になー」


 チンピラ冒険者はナリア達に任せて、俺達は店に入る。

 途中、泣いて謝って許しを請う声が聞こえてきたが気にしてはいけない。

 あ、不敬罪は使うなって言うの忘れた。


「大丈夫ですよ、あなた。ナリアは教育って言ってましたから」


「あー……もしかして、あれ?」


「はい。彼らは世の中を知れるでしょうね」


「その前に壊されそうな気がするんだけどなぁ」


 食事が来るまで、ナリアの話をして、他愛のない話をして待つ。

 この店、夜はメニュー多彩だが、ランチは日替わりしか出さないらしく、何が出てくるのか楽しみだ。

 そんな昼食だが、うん……おかしくね?


「皆、メニューも量もバラバラなんだが?」


「そうですね。でも、私には適量です」


「ミリアもですか? わたくしもそう感じるのですが」


 ミリアとヴィオレの言葉に、全員が頷く。

 料理も美味そうだし、過去一の当たり店か?

 全員で一口食べる。

 あ、これヤッバイわ、うめぇ。


「んぅっ、おいっしーっ!」


「ナユさんもですかっ! 私もです。あ、一口下さい」


「あっ! じゃ、私もスノラのを一口もらうね!」


「肉厚、歯ごたえ、火の入り方、その全てに付随する、溢れ出す肉汁っ! この店の料理人は天才じゃのぅ!」


「イーファ、一口ちょうだい。交換しましょ」


「蛍はシチューにパンか。確かに気になるのぅ。良いぞ、一口交換じゃ」


 皆、おいしいと一口交換してるな。

 因みにだが、出されたランチはドリアだった。

 しかも大盛りで。

 食い切れるかな?


「ラフィ、口を開けて下さい」


「ん? こうか?」


「はい、あーん」


 どこぞの漫画やアニメ見た、あーんをされるとは。

 とんでもないご褒美ですよ、これは!

 美少女からの――いや、金髪美少女妻からのあーん……さいっこうでっす!


「美味しいですよね?」


「鳥の塩バター焼きか。……これ、鶏じゃなくて、魔物の肉か?」


「そうみたいなんですけど、何の魔物なんでしょうか?」


「ラフィ君、私のも食べてみて」


 あーんで、ティアから食べさせてもらう。

 こっちはわかった、猪型の魔物でバレットボアの肉だな。

 ただ、肉質は固くて、干し肉とかが主流だった様な気が……でも、肉汁ヤバいな、この肉。


「何の肉ですか?」


「バレットボアだと思うんだが、こんなに肉汁あったっけ?」


 その後も、妻達からあーんされて、代わりに俺のドリアをあーんでお返し――蛍、恥ずかしがんな。


「あんた、変わったわね」


「変わってねぇよ。耐性が付いただけだ」


「昔の蒼は、恥ずかしがってたのに……成長したわね」


「なんで母親目線なんだよ。ほら、食えって」


「……あーん。……このドリアも美味しいわね」


「ああ、元の世界でも普通に流行る美味さだと思う」


 しっかりと昼食を堪能して、満足して店を出ると……ナリアさんや、何してるんですかい?


「不届き者に教育調教しているだけですが?」


「うん、それって、序列用修練の一つだよね?」


 身体強化魔法の応用技術の一つであり、序列侍女は出来て当たり前の技術である、身体強化魔法の割り当て修練。

 言われた割合で瞬時に強化したり、身体の一部分だけを別割合で運用したりする技術。

 言うのは簡単だが、保有魔力量に違いがあるので、修得日数に個人差がある技術。

 慣れないうちは、魔力酔いや欠乏症などを直ぐに引き起こしてしまうんだが。


「出来て当然の技術です。そうですね?」


「「「へいっ! 姐さん!」」」


 チンピラは、ナリアの舎弟にジョブチェンジしたらしい。

 後、普通に謝罪された。

 そして、何故か領都の案内役を買って出てくれたわ。

 こうして、色んな楽しみ方? を満喫しながらデートを終え、西部諸侯紹介の宿を貸し切りにして宿泊し、翌朝には昨日の関係者総出で見送りされて、北部辺境伯の領都に向かい……西部と変わらず。

 あー、いや、誤解があるから言っとくわ。

 西部と全く同じ流れになったわ。

 貴族関連からチンピラ登場のナリアの舎弟化まで、全く同じ流れな。

 それは東部も変わらんかった。

 そんな変わらん視察名目の新婚旅行四日目、南部辺境伯の領都に来たわけだが……。


「こ、これは……」


「横断幕に加え、門番に領民、警備兵と、歓迎ムードじゃな」


「その先頭にいるの、南部辺境伯じゃありません?」


「あ、リーゼの言う通りだ。何してくれちゃってんの、あの諸侯」


 歓迎ムードの中、領都に入ると……大歓声である。

 横断幕には、結婚祝福! とか、陛下万歳! など、何故かスペースはあるのに、四文字で飾られている。

 まぁ中には、早期王子! とか、王女拝謁! など、子供を望む横断幕もちらほら。

 その中でも一番酷かったのは、冒険者ギルドの男性冒険者達が掲げていた横断幕だ。


「あれも祝福の一つだけど……」


「ナリアさんが怖いんだよねぇ」


 桜花と優華が、ナリアの方を見て、ちょっと震えてた。

 その問題の横断幕だが、書かれていたのは――嫉妬大炎! である。

 俺達にも春を下さい! って事なのだろう。

 現代風に言えば、嫉妬の炎がメラメラと――って感じか。

 まぁ、あれはあれで祝いではある。

 だからナリア、教育しに行こうとするな。

 うん、不敬じゃないから。

 あれはああいう祝福方法なんだ。

 覚えた? それは何より。

 でだ、問題は南部辺境伯ね。

 ワンチャン、教育あるかもしれんから、そっちでな。

 そして、南部辺境伯の屋敷に付くわけだが、開口一番は決まってる。


「あれはどういう事かな?」


 南部辺境伯屋敷まで先導され、集まっていた貴族達と似たような挨拶を交わして、南部諸侯にニッコリと笑顔で問いかける。

 貴族的な遠回しな言い方で、何てくれてんねん! と。


「非礼や不敬が無いように、各ギルドへ通達を出しただけなんですがね」


「回答になってないな」


 事前行動を聞いているわけではない。

 事後行動を聞いているのだ。

 それに対し、まぁそうだろうなぁって顔をした後、理由を話し始めた。


「自分は本当に、先に言った通りの事しかしてないんですよ。家臣が過大解釈したのかと思い、聞き取りも簡潔にしましたが、どうも大元は各ギルドらしく」


 各ギルドに、非礼、不敬が無いよう伝えに家臣達が動いた。

 各ギルドの中でも、特に商業ギルドが中心となって騒ぎ始めた。

 そこから各商会、各商店に伝播して、平民にも伝播。

 陛下がご降臨される? え? マジで? 前と違って蔑ろにしない陛下が? ……祭りじゃああああああっっっ!!

 って、事らしい。

 冒険者ギルドは止める側だったが、巻き込まれてしまったと。

 あー、なるほどね。


「あれは感謝の意味もあってか」


「はい。止めようとしましたが既に不可能な状況下にまでなっていたので、前とは違いますよと、最前列でお待ちするしかなく」


「うん、ごくろうさん。そして、悪かった」


 素直に謝ったのは、ナリアが随伴序列メイドを動かして、既に情報収集と真偽について終えていたからだ。

 そして、話通り、南部辺境伯はシロだと断定された。

 寧ろ、あれでも穏便に済ませたくらいらしいので、労うべきだと、ナリアからミリア経由で指示が来たくらい。

 うん、マジでご苦労さん。

 その後は、野球に関しての談議に入る。

 しかし、この南部辺境伯は、かなりデキる貴族だった。


「チームを作っても、維持費に移動と困難ですから。ですので、参加したい貴族達は、本拠地は我が領地にすれば良いと打診しました」


「いや、頷かないだろ」


「オーナーとして、年に数度、試合観戦という形を取れば良いと打診したところ、複数の貴族家は連盟チームを作りました」


「他は?」


「別案で、スポンサーはどうかと打診しましたところ、別の貴族達が」


「今、どうなってんの?」


「貴族オーナーチームが4、商人連盟チームが1、冒険者チームが1ですね」


「もう6チームかよ。つか、冒険者は試合に出れるのか?」


「特に厳しい制限は設けられて無かったので、最低でも連続5試合出られるならとしました」


「無難……なのか?」


 疑問は残るが、中々に頭が切れる。

 こちらの意図を理解もしている。

 それならば話が早いと、他の三諸侯とは違って、この場で話を終わらせることにする。


「そこまで話が進んでるなら、この後の展開も読めるだろう?」


「各チームで試合をして、年間勝利数の多いチームが公都球場で国内1位決定戦を行う――でしょうか」


「正解。但し、そこに商人を加える」


「商人を、ですか?」


 他の三諸侯より頭は切れるが、応用は苦手か? あ、いや、他の三諸侯を下に見てる訳じゃ無い。

 ただ、東部辺境伯は足りないものが多いので今は足場固めに奔走しなければならないし、北部や西部も転封があったので、少し地盤が緩い背景がある。

 その点で南部は、全く何も無い。

 いや、多少のゴタゴタはあるにしろ、他の三諸侯と違って余裕がある。

 だから、考えられる余裕が生まれてるって事だ。

 とはいえ、やはり貴族なので、商人関連は少しだけ気付かないらしい。


「連盟スポンサーと言ってな、試合制服ユニフォームに商店名を入れるんだ」


「識字率の問題がありますが?」


「看板の絵で良いんだよ。そうすれば、決勝に進んだチームには、何処の商店がスポンサーになっているってわかれば良いんだから」


「なるほど……。直ぐに商業ギルドへ連絡しましょう。参加できなかった中店、小店も多いので」


「後はこれに書いてあるから」


「拝見いたします」


 羊皮紙を渡して、その場で確認して……あ、他の貴族も群がって来たな。

 それに気づいた南部辺境伯は、片方の目を細くして、こちらに伝えて来た。

 後はこちらですべてやりますと。

 俺達は静かに、その場を後にして、美味い飯屋の情報を貰って向かい……やっぱり絡まれる。

 そして、日課とも言える、チンピラ冒険者に対するナリアの教育調教

 超特急で来た衛兵は両者を止めて、チンピラ冒険者を引っ立てようとして逆にナリアから止められ。

 うん、日常だな。


「こんなの日常にするのはどうなの?」


「考えるなヴェルグ。沼るぞ」


「沼らないように、もう少しだけ考えたら?」


「リアに同意。でも、旦那様の気持ちも分かる」


「結論は?」


「ん。やり過ぎなら止めるで良いと思う」


 最後にリュールが締めて、おいしい食事に舌鼓を打って、あちこち散策して、気の良いおっちゃんやおばちゃんが声を掛けたりしてきて、果物くれたり、焼き串くれたりして、満足の行くデートだった。

 途中、嫉妬横断幕持ち冒険者と出会ったが、八木が兄貴化してたわ。

 うん、まぁ、八木も役職付き法衣貴族になってるし、婚約者増えてるし、どこぞの漫画やアニメみたいな成り上がり系だしな。

 ……あれ? 八木の方が主人公っぽくね?

 今度、八木をモデルにした演劇でも作ってみるか。

 脚本と監督はリーゼだな。

 なんてことを夕食時、八木に話した。


「断固拒否っすわ。つかやったら、どこぞの某卿みたく、G化しますからね」


「ぶっ――おまっ、食事中にその名を出すな!」


 夕食後、広場にて、どこぞの魔王VSどこぞの某卿戦が再現されたのは言うまでもない。

 そして、見世物になったのも言うまでも無い事だった。
















「なぁ、輝明」


「なんだ、潤」


「最近、俺らの扱い無くね?」


「まぁ、八木とは仲良いよなぁ。戦友って感じだし」


「戦友の立場は俺だったはずなのに……」


(そんなこと言ってるから、戦友に戻れないのに気付いてないんだよな、こいつ)

「まぁ、がんばれ」

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