第199話 対ダグレスト会議・上

「さて、全員そろった様だし、会議を始めるとするかの」


 陛下の言葉で、ダグレストに関する会議が始まるのだが、何故こうなってしまったのか……。

 普通は、陛下に加え、関係各所の最高責任者が参加して会議を行う予定のはずだった。

 だが、今現在、陛下が仰ったと言う言葉の中に、関係各所の人間は誰一人参加していない。

 代わりに参加していたのは、

 そう、何故か、同盟会議が開催されいるのだ。

 しかもご丁寧に、俺にゲートを開かせず、自国で移動魔法が使える者を用意しての参加であった。

 ある意味、各国の本気が伺える。


「あの、陛下?」


「なんだ? ダグレストに関しては、各国とも要注意国家なのだから、情報の共有は必要だろう?」


「まぁ、そうなんですがね……」


 ニヤリと笑う陛下。

 それで全てを察した俺。

 いつも驚かされてるのだから、たまには逆も良いだろう?――と言う事らしい。

 要はドッキリである。

 ただ、そのドッキリのせいで巻き込みたかった話が出来ないという……。

 タイミングが悪すぎて、内心でため息を吐く。

 まぁ、それも仕方ない事なのかもしれない。

 実は、父やドバイクス卿を筆頭に、親交のある貴族達からお小言風の心配をされていたのだ。

 何に対してかって? 陛下への謁見に関してだ。


『クロノアス卿。貴殿は、他貴族からの攻撃材料を与えていることにお気づきですかな?』


 前にドバイクス卿の園遊会に参加した時、老齢でそろそろ引退時期の法衣貴族と雑談していたのだが、ふいに真顔になって話し始めたのだ。

 どういう事かと聞くと、どうやら謁見について攻撃材料を与えているらしい。


『陛下自身が望まれたのなら、謁見順番の変更は仕方ないですが、クロノアス卿の場合、割り込みが多々あるのです』


『そうなのですか?』


 詳しく聞くと、大概は緊急性の高い謁見が多いと言っていたが、中には、そこまで急ぐ内容か? と言う謁見もあると言われた。

 報連相は大事だが、緊急性が低いなら、順番は守れと言いたいらしい。

 ただ、騒いでるのは貴族派閥の人間が大多数だと言われた。

 主流派は、そこまで酷くは無いらしい。

 しかし、酷くないだけで、ちらほら声が上がっているのも事実だそうで、もう少し脇を締めた方が良いと心配してくれたのだ。


『御高説、痛み入ります』


 そう言って、頭を下げた。

 老齢の貴族は、中央と言う魔窟で、長年の間、貴族家当主としてやってきたのだ。

 例え年配でも、どうでも良い話に対しては右から左に聞き流すが、心配して忠告してくれたのだから、若輩者として礼を言うのは当然だろう。

 相手もそれが分かった様で、にこやかに頷いていた。


 と言う事があったので、きちんと登城申請をしたら、まさかのドッキリである。

 頬が引き攣る位は仕方ないと思う。

 尚、悪巧みに参加した各国首脳陣は、ヴァルケノズさんだけが同情的な目で俺を……あ、違うわ。

 俺と同じく、巻き込めなくて大変だと言う目をしてるわ。

 まぁ、シルの分身わけみが客分として逗留してるから、嬉しいやら、胃が痛いやら、何かと大変なのだろう。

 後で話を聞いておくかな。


 とは言えだ……陛下の言う事に間違いがあるわけではないので、話は進めて行く。

 但し、苦言は忘れないが。


「わざわざ日にちをかけたのは、各国と連携する為ですか。手の込んだドッキリですね」


 にこやかぁに笑うのは忘れない。

 さも、ちょっとオコですと言う雰囲気を出す。

 実際は、全く怒っていないがな。

 ただ、効果はテキメンだった。

 俺の雰囲気がちょっとだけ変わると、最初に言い訳し始める傭兵王。


「だからやめろと言ったんだ。クロノアス卿、先に言っとくが、俺はこの日にしか都合が付かなかっただけだからな」


「そうなんですか」


 傭兵王のまさかの裏切りに、次々と言い訳をする各国首脳陣。

 そして、最終的に陛下一人が諸悪の根源と言う流れになる。

 陛下、冷や汗が止まらない様だ。


「まぁ、陛下には後で苦労して頂きますよ。爆弾は持っているので」


「俺を殺す気か!?」


 物理では無く、精神的に、心労で殺るのかと、戦々恐々な陛下。

 他の首脳陣は逃げ切ったと安堵しているが、そうは問屋が卸さない。

 全員、心労に苦しんで貰うとしよう。

 こうなった以上、同盟国すべて巻き込んでやろうかな。

 陛下と教皇の心労を味わえるしな。

 誓約は有無を言わさず飲んでもらうよていにするし。

 色々考えたが、心労加速計画(予定)は一先ず置いておいて、ダグレストに関する会議を今は進めようと思う。

 俺は纏めた資料をメイドに渡し、各人へと配って貰う。

 全員が資料に目を通し、少しの間沈黙が流れる。


 尚、各人への資料だが、全て手書きかと言われるとそうではない。

 魔法に【複製コピー】と言うのがり、今回はそれを使用して資料を人数分揃えたのだ。

 因みに、この世界には複製コピー機も存在している。

 魔道具なのだが、その値段はヤバい位に高い。

 騎士爵家や準男爵家では、絶対に購入できない値段設定がされているのだ。

 魔道具職人自体が、割と希少な職業に加え、付与で作る場合には、職人自体が魔法を使えないといけない。

 刻印魔道具もあるのだが、複製コピー機は何故か付与魔法でしか作れないので、更に価値が跳ね上がっていたりする。

 刻印と付与に関しては、またどこかで説明するが、そう言った理由もあって、国を回している関係各所全て合わせても、2~3台しか保有していない魔道具なのだ。

 因みに、俺は買おうと思えば買える。

 本当に高いから、買わないけどな。


 閑話休題。


 全員が一通り目を通した後、誰かの溜息が聞こえて来た。

 まぁ、その気持ちはわからんでもない。

 そして、資料に基づいた質問と意見交換が始まる。


「グラフィエルよ。お主の見解をまずは聞きたい」


 陛下が最初に訊ねて来た。

 質問や意見交換を飛ばしての見解説明。

 かなり直球的だが、どう答えようか?

 悩んでいると、皇帝が助け舟を出してくれた。


「クロノアス卿。この資料通りだとするならば、まずは直接見聞きしたお主の見解を聞いてから、色々と聞きたいのだ。だから、忌憚なく答えて欲しい」


「良いのですか?」


「はっきり言おう。荒唐無稽と思われる記述があるのだが、それを素直に受け止める程、我々も甘くはない。国の命運を背負っているわけだからな」


「信憑性を高めたいと?」


「それもある。だがな、価値観は人それぞれなのだ。資料通りだとして、何故、その見識に至ったかは知りたいと思わんか?」


「そうですね。言われてみれば、確かに――と、思います」


「その上で、意見を纏めたいと、全員が思っているだろう。だから、ランシェス王の言葉に対し、誰も反論しなかったのだが」


「なるほど。……では、ご説明させて頂きます」


 全員が頷くのを確認してから、説明に入る。


「まずは資料にある、在地領主と中央との情報と噂の違いから……」


 見解――と言うか、現地で話を聞いて回った内容のからの結論を話していく。

 まず、小領地や中央から離れている領地では、噂程度の話しか聞けなかった。

 中央に近付くにつれ、軍備増強と言う話は聞けたが、具体的な内容は皆無であった。

 ダグレスト王都内で、初めていくつかの情報が手に入ったことを話していく。


「今、お話したことから、重要な部分の情報統制はかなり徹底的にされているようです。ただ、どの場所でも軍備増強の話は出ていたので、ダグレスト王国民は、近い内に大規模攻勢があると見ているようですね」


「ふむ。……民達の暮らしはどうなのだ?」


 陛下の質問に対しての回答だが、節制をしてはおらず、普通に暮らしていたと伝える。

 徴収や税の引き上げなどの話も聞いてない。

 ただ、以前懸念していた通り、Cランクまでの冒険者の大部分が冒険者ギルドから消えていたと話す。

 それと、ダグレスト支部の冒険者ギルドは、半ば機能不全に陥ってるとも話す。


「冒険者ギルドなのに、冒険者がほぼ居ないんですよ。いてもFとEがほとんどで、簡単な依頼ばかりが受けられている状況ですね」


 尚、冒険者ギルドの情報は、神喰が実際に立ち寄って見て来た内容だ。

 ただ、ちょっと不自然な情報もあったので、そちらも伝えておく。


「実際に見て来た者の証言ですが、少しおかしいとの事です」


「どうおかしいんだ?」


 今度は傭兵王が訪ねて来る。

 冒険者ギルド関連の話なので、傭兵国としても気が気でないのだろう。


「依頼の中に、危険な依頼が全く貼り出されていないかったそうです。それに付随して、商隊の護衛依頼とかも極端に少ないとか。受付に話を聞いたそうですが、徐々に減っていったそうです。それと、もう一つ――」


 そう言って、一度言葉を切る。

 そして、次の言葉に、傭兵王は顔を歪めた。


「冒険者が減っていくのに比例して、護衛依頼も減少して行ったそうです」


「……これは、ちょっとまじぃな」


「ええ」


 傭兵王の言葉に同意する。

 他の者も深刻だとは捉えているが、俺と傭兵王は別の意味で深刻だと考えていた。


「今日が同盟会議で良かったと思うわ。各国の首脳陣に頼みがある」


 傭兵王の頼みと言う言葉に、全員がなんだ?といった顔を見せる。

 傭兵王としても借りを作りたくはないであろうが、現状を考えると、そんな事を言っている場合ではない。

 その考えは冒険者の立ち位置で見ればわかるので、助け舟を出す事にしよう。


「本来、冒険者ギルドは国からの大きな干渉を嫌うが、裏では繋がっている。その一つにランク制度があると思う」


「今更の話だが、それがどうしたと言うのだ?」


 竜王国王の言葉に、俺と傭兵王を除く全員が同じ疑問を持つ。

 そして、傭兵王の次の言葉に、総合本部を置く国とは思えない発言をした。

 恐らく、苦渋の選択だと思う。


「今の情勢だと、ダグレストを拠点としていた冒険者が、他国へ流れ放題なわけだ。総合本部を置く国として、それは見過ごせない」


「何が言いたい?」


「……暫くの間、ランクの査定を止めて欲しい」


「なんじゃと!?」


 陛下が要領を得ずに聞き直し、傭兵王の答えに驚愕する皇帝。

 はっきり言って、前代未聞の頼みであった。

 だが、傭兵王は更に続きを話す。


「もう一つ。冒険者に関する情報統制を国からも出して欲しい。こちらからも出すが、二重の統制を出して、ダグレストへ情報が流れるのを止めたい」


「理由は?」


 陛下の言葉に、傭兵王はしかめっ面になる。

 気持ちは痛いほどわかる。

 半独立機関の冒険者ギルドではあるが、その始まりは傭兵国で、今も総合本部は傭兵国内にあるのだ。

 謂わば、半分は国の失態の尻拭いの手伝いをしてくれ――と言っているのと同義なのだから。

 色々と内政干渉に近い事を傭兵王に進言した身でもあるので、助け舟を出す俺。


「傭兵王の言葉ですが、身内の恥――とも言える状況なのです。傭兵王は、事が済めば、ダグレスト支部の浄化を決定しているのかと」


「……理解はできる。今も情報統制はしているが?」


「徹底的にやる――と言っているのです。恐らく、ダグレストで軍に徴兵された冒険者には、生き残った後、何らかの処分が言い渡されるのでしょう」


 傭兵王の覚悟を代弁して伝える。

 要は、罰に対する情報すら流したくないらしい。

 それと、ダグレストを拠点にしていた冒険者達は、総合本部が費用を負担する代わりに、一度審査を受ける事も盛り込むと、傭兵王は言葉にした。

 今回の場合、金より面子が大事らしい。

 それと、他の冒険者達に極力被害が行かないように配慮もしている。

 冒険者が活動できなくなれば、経済に何らかのダメージが入る事も考えられる。

 最早、傭兵国だけの問題ではないと、傭兵王は考えた上で、各国に助力を願い出た訳だ。

 そして、その傭兵王の頼みついての答えはと言うと……。


「皇国は受けよう。ダグレストとは隣接しているからな。それに、ダグレストから流れて来た冒険者が多い。つい最近までは、依頼の取り合いにもなっていたようだしな」


「帝国も同意する。皇国程ではないが、流入はあったしな。依頼の取り合いも目立つと報告に合ったからの」


 皇国、帝国が傭兵王の頼みを承諾。

 ランシェスも続けて承諾。

 神聖国も承諾し、残るは竜王国と神樹国となったが、神樹国には冒険者ギルド自体が無いので、各国の補助で同意。

 残るは竜王国だけとなったが、何か思う所があるらしい。


「傭兵王に質問がある」


「なんだ?」


「竜王国とダグレストはかなり離れているのだが、それでも必要なのかね?」


 竜王国王の言い分はごもっともだ。

 距離的に考えても、影響があるとは思えない。

 万が一を考えるなら、情報統制だけは承諾できるが、ランク制度にまで手を入れる必要性があるのかと言いたいわけだ。

 その質問に対する傭兵王の答えだが、結果は必要と返した。


「今は冬だ。無茶な移動はしないだろう。だが、春先になれば話は変わってくる。他国で規制されているが、竜王国だけ無いとすれば?」


「なるほど。確かにそれは問題だな」


「だから、統一したい。リュンヌに関してだが、一応、申請は出す。ギルドは従うだろうが、上は……無理だろうなぁ」


 傭兵王は疲れ切った顔で、息を吐いた。

 どこぞの疲れた中間管理職に見えるのは、多分気のせいだろう。

 それはそうとして、傭兵王はリュンヌを利用する気マンマンみたいだ。

 何もやましい事が無いなら総合本部に向かって、身の潔白を証明すれば良いだけなので、リュンヌに向かって、事が終わるまで過ごした場合、何らかの処置を施すのだろう。

 普段は残念臭が漂うおっさんだが、為政者として立てば立派に見える。

 傭兵王は、やっぱりちょっと残念な人なのかもしれない。

 なんて考えていると、声を掛けられた。

 誰に? 傭兵王に。


「クロノアス卿にも頼み――と言うか、依頼があるんだが」


「選別や判定用の魔道具ですか?」


「話しが早くて助かる。代金は……すまん。ツケで!」


「傭兵王じゃなく、借金王に改名したらどうですかね?」


 堂々と、借金に付け加えて!――と言う傭兵王。

 俺への借金は未だにあるので、多少やけっぱちな気がしないでもない。

 ただなぁ……同盟盟主ではあるんだけど、ランシェスの貴族でもあるんだよなぁ……。

 これって、受けても良いのかね?

 陛下に視線でお伺いを立てると……息を吐かれた。

 ものすごぉく、深いため息をだ。

 どうやら、仕方ないらしい。


「陛下からの許可も出たので受けますが、数と代金はどのくらいで?」


「数は、少なくても5は欲しい。出来るなら、12ほど」


「1つにつき、いくらで?」


「そっちがきちんと利益が出るようにして欲しい。どのくらいするのかわからんから、その辺りは任せる」


 傭兵王、代金に関して丸投げする。

 思いっきり迷惑なんだが?

 吹っ掛けちゃうぞ、このやろう!――とは思うが、次の言葉でむず痒くなってしまった。


「クロノアス卿を信用しているからな。利益度外視だと、こちらとしても罪悪感があるから、きちんとした適正価格にしてくれると信じている」


「うん……。ちょっと恥ずいので、上乗せで」


「なんでだよ!?」


 とまぁ、なんとも恥ずかしい事をさらりと言う傭兵王。

 しゃーないので、こっちの頼みも聞いてもらうとしよう。

 頼み賃で、魔道具代はチャラ。

 費用に関しては、別途支払いにするかな。


『リエル』


『はいはーい。【工房】を動かしまーす。3分待ってくださぁい』


『カップ麺かよ』


『そう複雑でもないので。インスタント魔道具とかどうですか?』


『…………』


 リエルとのやり取りを強制的に終え、出来上がるのを待つ。

 因みに、【工房】についてだが、俺の空間収納は、普通の空間収納では無くなっている。

 生物も普通に収納出来て過ごせる空間になっている。

 なので……色々とやりました。

 大地とか作りました。

 その名も【原初の箱庭プリミティブ・ガーデン】。

 原初創世の世界を創ったのだ。

 尚、現在の住人?はスライム達。

 今後、増やしていく予定だ。

 とまぁ、そんな感じで、【工房】を作りました。


「クロノアス卿?」


「失礼。魔道具の構築をしていました。簡単な設計と構築で済ませたので、そんなに時間は掛からずに渡せますよ」


「……こやつ、また」


「相変わらず、規格外ですなぁ……」


 傭兵王が声を掛け、それに応えたら、陛下が疲れ切った顔をして、教皇が遠い目になる。

 二人共、色々と知っちゃってるんだから、いい加減慣れて欲しい。

 そんな話をしている間に、8個の魔道具が完成した。

 あれ?後4つ足りないんだが?


『材料不足です。あ、マスターが溜め込んでいたミスリルですが、全部消費しましたので』


『なん……だと……?』


 心の中で四つん這いになる俺。

 現実でもどうやら反応していたようで、周りがあたふたしていた。


「ク、クロノアス卿!?」


「なにがあったんてぇだ!?」


「まさか……間者か!?」


「隠密は何をやっている!?」


「直ぐに治療を!」


 もう、てんやわんやだった。

 神樹国の代表なんか、ショックで固まったままだ。

 うん……これはいかん。

 心の中で四つん這いになった瞬間、余りのショックで思いっきり頭をテーブルの上にぶつけて動かなくなっていたようだ。

 後で聞いたら、相当良い音が鳴ったらしく、テーブルにも亀裂が入っていた。

 どうにか持ち直した後、大丈夫だと説明して、ちょっとショックな出来事があったと言っておく。


(しかし、800キロあったミスリルが全部溶けるとか……。後、ガラスもちょっと無くなってるし、出来た魔道具は片眼鏡みたいだし)


 ちょっと場が騒然としたので、一度、休憩を挟んで仕切り直しとなった。

 ただ、仕切り直し前に、傭兵王に魔道具を手渡しておく。

 材料に何をどれくらい使ったかは説明しておいた。

 傭兵王、顔が青ざめていたなぁ……。


 斯くして、少し早めの昼食も含めた休憩を行い、仕切り直して続きの会議を行っていく。

 ……次からは気を付けよう。

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