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あの日のユキと、今日の雪

あの日のユキと、今日の雪

あげもち

おすすめレビュー

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★★★
★12
4人が評価しました
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本文ありのおすすめレビュー

  • かんなづき
    10件の
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    ★★★ Excellent!!!

    気付いたら凍っている自分の心を、どうやって解かしましょう?

     自分は雪国出身というわけではなく、小さいころからずっと東京で暮らしているので、雪が降るなんて結構希少なイベントでした。だから雪が降れば、妹と二人して外に出て遊びまくってました。それは著者さんが北海道で感じていた、いわゆる「童心」と同じ感覚でした。
     ただ、電車を使った通学をするようになってからは、著者さんと同じく、雪が敵になってしまいました。寒いし、時には電車動かないし、路面はつるっつるになるし...。学生ながら共感できることだらけでした。

     とっても短い朝のワンシーンの描写ですが、自分の心に対する気付きや、望郷の思いが詰まっていてとても綺麗な作品です。いつか自分もザンギ食べに北海道行きます(笑)

    • 2020年1月20日 02:01