心理的モテ術でつくりあげたい俺だけの圧倒的ハーレム!

らむにくん

チョコレートとショコラは何が違う?

心理学。

この言葉を聞いたことがあるだろうか。

家では毎日のようにこの言葉をきく。

なぜなら、マシンガントークしかできないうるさい大学生の姉が心理学を専攻しているからだ。


俺の名前は藤垣夏樹。

真壁高校の二年生。

彼女いない歴=年齢だ...

くそ!いつになれば彼女ができる?

(最近同類だったやつに年上彼女ができたのだ...)


しかし今は一段階上の男になるためには彼女を越える”ハーレム”をつくるべき!!

理想のおっぱいの大きさを語り合うだなんて低レベルなことはもうしない。

俺だけの圧倒的ハーレムを絶対完成させてやる!


話を戻そう。


うるさいうるさい大学生の姉の春海は夜ご飯(家では家族揃って夜ご飯を食べるという謎のルールがある)のとき1人で話している(聞き流されているが...)。

まあ親父は基本的に喋らないし、おふくろも食事中は行儀が悪いと言って喋るのをいやがるわけだから、春海が喋んないとお通夜のような空気になるしな。

それで春海はこの春に大学生になった。専攻は心理学。

毎日のように心理学を語りはじめた。

はじめは犯罪心理学など下らんことを語っていたが、一度恋愛心理学を語ることがあった。

それ以来恋愛心理学を語ることはなくなったが、おれは考えた。

一般人の俺でもモテれるんじゃね?

俺MOTEEEEEEEww的な?


俺は学力でも財力でも顔面力でもない心理を身につける!!!!



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

心理的モテ術でつくりあげたい俺だけの圧倒的ハーレム! らむにくん @ramunikun

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る