カクヨムコン5反省会

 こんにちはどうもどうも。皆さん元気ですか。


 カクヨムコンの読者選考も終わって、まぁ、惨敗必至というところで愕然としておる私であります。

 何の話かというとこれです。



【読んで応援!】

『桃源水滸伝』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054893542939




 そもそも書き始めてから十万文字達成するまでに八か月もかかってしまい、しかも完結していないという。

 恋愛ものを書くのはまだ二度目で、一度目は三万文字に到達する前に挫折してしまったので……

 経験値僅少ゆえになかなか勝手がつかめずですね。

 どうもバトルに行きがちな話を恋愛に戻したりして。


 結局この、カクヨムコン参加作品への導線を増やす目的で始めたエッセイも、ほとんどPVの足しにはならなかったですね。


 ただ、創作をしているとつらみは溜まってくるもので、もともとこのエッセイはカクヨムコン期間が終わってもタイトルを変えてしれっと続けようと思っていまして。

 結果、今みたいなタイトルになりました。


 つらみが一定量を超えたらまた更新されると思います。



 そして、今がまさにその時です。



 つらみ、溜まってます。



 といっても、惨敗したつらみは、ひとしきりツイッターで騒いだら割とけろりと忘れてしまうたちなのだよな。

 なので、今のつらみはまた別のことなのじゃけど。



 一応、反省会と題したのだから反省ぐらいはしておく。



 まぁ、読まれなかったのは何が悪かったかってそもそも残り20日の時点で参戦が一番マズかったよね。

 カクヨムコンが始まったぞーっていうある種のお祭り的な熱気に乗って宣伝しないとまず読まれないわな。

 そもそも、参戦する人は前々から何度も告知したり、

 先行公開して自主企画に参加したり、

 と結構カクヨムコンだけに的を絞って戦略練って来てる人が多いんですよね。


 かたや、桃源水滸伝はというと、書いていることを知られたら完結へのプレッシャーになるからという理由で書いていること自体を隠していたくせに、残り20日の時点で突然公開ですから、そりゃ読まれませんよ。


 実はカクヨムで活動していなかった間、カクヨム外で十万文字ほどの小説を書いたんですが、その時にかなり大きな心的ダメージを負ってしまいましてね。

 書く事に対する姿勢ですとか、そういうのがこう崩れた、もう無理だとなって一時期荒れていまして。

 結構騒いだんすよ。

「もう書きたくない」「もう書けない」「書かない」

 って。

 そんな事を言った後でやっぱり書いてましたなんてバラしたら、ありゃただの構ってちゃんだったのかいと思われそうで嫌じゃないですか。

 毎回マジで次はもう書けないと思ってるし本気で言ってるんで、

「はいはい。でも、また書きたくなるんでしょ」

 みたいに言われるのも嫌で。

「ほらね、やっぱりまた書いてるじゃない」

 と思われるのも嫌で、完結するまでは表に出したくなかったんですよね。


 それがいけなかったかなー。

 一人で書いてるとつらみの焼成速度が爆速なんだよな。


 あーーーー


 創作の事を相談できる友人がホシイヨーーーーーー


 もうちょっと言うと、俺の作品の第一のファンで全作めちゃくちゃ楽しんでくれて褒めてくれて、書いたら書いた分だけ喜んでくれて、美人で性格が良くて、触れなば落ちんという仕草でワンチャンあるかもと思わせてくれて、俺が萎える感想やアドバイスはせず、かといって俺がつらみに打ちひしがれて意見を求めたり創作の相談をしたりしたとき、俺の思ってることを何も言わず全部ウンウンって聞いたうえで、最終的に本心から(重要)「斉藤さんが考えたとおりにするのが一番いいと思う」と後押ししてくれる人が欲しいよーーーーーー



 もしくは俺がもう一人欲しい。

 ほんと、一人で書くって心が闇に沈んでいくので良くないです。

 いつでも泣きつける創作仲間を作っておくのは大変心の健康に良いと思う。


 隠しながら書くべきではなかった。


 いやまぁ、カクヨム外で書いていた事を知っている人間はたかだか数人しかいないわけで。その数人にどう見られるかを気にして発表できなくなるというのも何だか間抜けな話よな。



 えーと、で、反省会だ。


 そう、残り20日で何も知らせずいきなり発表はマズかった。

 そもそも完結してないのもマズいんだが、読まれていない理由には該当しないので今は置いておくとして。

 10万文字に到達したのが1月の15日あたりで、せめてもうちょっと早くに到達していれば宣伝期間や告知期間を充分に取れたんじゃないかと思う。


 あとキャッチコピー。

 キャッチコピーはなー。

 カクヨムの目玉機能であり、カクヨムで成功するならここの出来が一番重要と言っても過言ではないファクターですが。

「鎧を三つ貰おう。着る用。スペア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」

 の故事はあまりにも有名ですし。

 なんですけど、かなり怒られそうなキャッチコピーをつけてしまった以上、あれこれ変えて、どれが読まれるか試行錯誤するのもカッコ悪いよなぁ、と自分に縛りをかけてしまったんですよね。

 せめてもうちょっとあがいて、色々試してみるべきだったかも知れないです。


 あと創世神話ですかね。

 一話離脱率がめちゃくちゃ高いんですよ、桃源水滸伝。

 一話だけは読まれるんですけど、二話に繋がらない。

 アナリティクス見る限り、一話に直リンを張っているツイッターからのお客さん以外にもカクヨムから直接来ている人も多いはずなんですが、誰も彼も二話には進まないということは、一話がまずダメというのが言えると思う。


 で、自分なりに考えた結果、

「やはり、初手創世神話がダメなのでは……」と。

 もしかして、ウェブ読者って序章で創世神話みたいな詩っぽいのを書くタイプの作品に忌避感とかあるんでしょうか。


 いや、あるらしい、と噂には聞いているんですが。


 そもそも、いきなり転生から始めろというウェブ小説のお約束も、それ以前の話をだらだら書いていると読者を逃すぞという経験則や集合知などからくるセオリーなのでしょう。


 ウェブで公開していると、「序章」とか「プロローグ」とかのPVだけ有為に下がるという研究結果もあるのは有名な話で。

 マジで「序章」や「プロローグ」はPV減るみたいです。

 本編に関係ない話だから読まなくていいや、と思う読者が多い、という傍証になりそうな気がする。


 となると、ウェブ読者、もしかするとマジで初手創世神話の時点でそっ閉じしている可能性がある気がするなぁ。

 初手創世神話、俺は好きなんだけど。

 ウェブでやるべきじゃなかったかも知れない。



 でも、消せない!

 俺がファンタジー書いてて一番楽しいのって創世神話考えてるときなんだもん!

 創世神話見て欲しくてファンタジー書いてるんだもん!




 あとね、ツイッター。

 ツイッター、ありゃダメだ。

 ぼくね、ツイッターのフォロワー2000人いるんですけど、ツイッターから来てくれた読者さん多分10人もいないですよ。


 ツイッターを宣伝媒体として活用するには、それ以前に普段のツイートによってしっかりキャラを確立させ、大勢があのツイート主の書いてる小説なんだからと思ってくれるようなアカウントに育成しておいてからでないと、マジで広告効果ないです。



 実は今回、本命の愚痴に到達しなかったのだけど、とりあえず今日は終わり。


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