若くもないウェルテルでもない悩み
今日も大して読まれてませんが私は元気です。
今回カクヨムコン5に参加している『桃源水滸伝』ですが、実は十万文字先に書きあげて、ツイッターの告知も自動ツイートで設定しているので、日々特にやることがないんですよね。
前回、第一回に参加したときも先に書きあがっていたものを投下しました。
当時はその分ツイッターでの告知に熱を上げておりましたが、今回はそんなでもなく。
ただ一日一回、同じ時間になると告知ツイートが出るだけ。
まぁ、それでも、ついついカクヨムを覗いてはPVをチェックしてしまったりする。
ところで、前回と比べてだいぶカクヨムも環境が変わりましたな。
知らん名前の人いっぱいいる。
世界の進むスピード速すぎませんか。
一瞬ですけど。
体感。
俺がいない間に二回か三回甲子園やってるせいか、青少年たちが多い。
ぎゃー
今のは若さに当てられて、死霊が燃えた音です。
ところでこれは人間にまつわる愚痴なのだが、俺はこのエッセイのように日々、物語とは? 面白いとは? どうすれば読者をエンターテイン出来るのか? 何が正義で悪なのか? 分からない環境のもとで、叫ぶことは許されてます。誰も聞いていないのですが(歌愛ユキ『生きてます』作詞・蜜蜂/作曲No-H)みたいなことを考えているわけですが。
今でこそこうしたエッセイを始めたので、つらつらと、小説、どうするのが正解なんだ……小説 is 何……みたいな悩みを吐き出せるわけですけど、以前はツイッッターァーで吐き出していたわけです。
が。
俺としては真率な悩みの吐露だと思ってるんですが、世間様から見ると柔弱、惰弱に見えるらしい。
簡単に言うとなめられやすい。
あと慰められやすい。
ありがたい!
無視されるよりはありがたい!
けど、いや、俺は慰めて欲しいんじゃないんだ。
崇め奉って欲しいんだ!
可哀相な人のロールを、無意識に演じてしまっているらしい。
俺としては正解が分からないと言ってるときは本当に正解が分からないだけなので、慰めて欲しいとか、そういうサインではないつもりなのだが……。
逆に、ツイッッァーでもよういるけど、
先日、初めて本出しました!
くらいの実績の人、めっちゃ講釈垂れよるよな。
小説の正解はこれ!
みたいに。
でも、ああやって断言口調で「文章とはかくあるべき」とのたもうていると、信者がつくんですよ、観測している限りでは。
それが果てしなく羨ましい。
ぎゃー
今のは嫉妬の炎で、死霊が燃えた音です。
俺もさー
他人に偉ぶりたい欲がすごくある。
日々、抑え込むのに苦労しているんだけど、それでも漏れてしまう程度には他人に偉ぶりたい欲にあふれてる。
でも、その昔、自分より後に小説を書き始めた者に、偉そうに小説の書き方を教えていたところ、
「君はー、自分が山を登ったことがないのに、山の登り方を教えるのかね」
ってデブのオッサンに言われてさぁ。
(その人は二十歳で一度受賞、短編が一度書籍化済の三十歳)
クッソ悔しかったけど言い返せなかったので、そこから他人に偉ぶれなくなってしもうたんじゃよな。
まぁ、その通りですよ。
俺の助言に従って船を山に登らせるわけにはいかないからな。
【読んで応援!】
『桃源水滸伝』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893542939
だがな。
だが。
他人に偉そうに講釈垂れまくっていた方が、大勢に嫌われはするだろうけど、少数ながら信者がついたかも知れないし、何より自分の精神衛生上良かったのでは!?!?!?
他人に教えるとなると、自分の中でも考えが整理されるし、モチベにもなるし、いいことずくめだったのでは!?!?!?
だって、禁欲したところで、じゃあそれで、受賞できたかって言ったら出来てないしなあ!
他人に偉そうにしないぞと自分に戒めた結果、自分の作品を高めることに邁進でき、その結果受賞しました、ならいいお話チャンチャンだけどさ。
どっちにしても受賞してないんだったら、せめて精神衛生上スッキリするやり方をしていた方が良かったのではーーーーーーーー!?!?!?!?!
マジで、どんどん創作体力というのは落ちていく。
落ち癖がついてくると、どうせ、今ここでがんばっても次もまた評価されないんだろうな……
みたいな、学習性無力感に無限に苛まれていく。
自分のモチベは自分で守るしかなく、他人に偉そうにすることがモチベを支えると分かっているのなら、変にカッコつけないで偉そうにしていれば良かったんだよ!!!
でももう、偉そうにするにしたって、書き始めの頃ならいざ知らず、書いても書いても結果に結びつかなかった人間が今さら偉ぶれないんだよなぁ。
失敗も恐れも何も知らない時期に、思う存分偉ぶっておけば良かったぜ。
まだまだ愚痴りたい事はあるけど、今日は終わり。
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