魔法の授業です

今日の午前中は魔法の授業

魔法は、火炎発射魔法とか、水、風、飛行魔法とか、基本を一応ひととおりすると、次には自分の伸ばしたい魔法、または苦手を克服したい魔法とかを個別に練習する

向こうの方では一年生が基礎練習をしている。小さい火の玉を出したり、雲を出したりとかだ

悪役令嬢とヒロインちゃんは今日は飛行魔法だ

足元に円盤を作るようなイメージをして、それに乗るイメージというのが初歩的な飛行魔法

それができると次に色んなイメージ、重力をキャンセルして空間を地面そのものとみなして、その空間地面の上を自分を乗せた台が移動する・・・・そういう風にイメージを強化していく。

ヒロインちゃんは悪役令嬢に手伝ってもらいながら、飛行魔法の練習している

「・・・・・・・・おお〜〜できたできた〜〜〜」

「おお〜〜〜〜ヒロインちゃん、上手ー・・・あ!ヒロインちゃん下!下!見えてる!」

「あ!きゃあっ!」

逆さまに落ちるヒロインちゃん

下で受け止めようとする悪役令嬢

ふたりがごっつんこ

そのまま目を回す

二人はそのまま保健室でベッドに寝かされたのだった

頭にこぶ治療魔法の御札を貼られて

しばらくするとヒロインちゃんが目をさます

「そーだ、忘れていた、飛行魔法するときには下にアンダーズボンはいて、見えないようにするんだった」

「なんだぁ、ヒロインちゃん、忘れてたんだぁ」

悪役令嬢はそのちょっと前に目をさましていたようだ

「はい、ごめんなさい」

「うん・・・でも結構可愛らしいの履いてるね」

「ぷー!」

ヒロインちゃんの指先に小さい魔法陣が現れ、小さい氷が放物線を描いて悪役令嬢の頭に飛んでいく


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