父公爵の代わりに晩餐会に出席する悪役令嬢様
東洋の某国との条約締結。
某国大使を迎えてのレセプションである。
父公爵が連日の激務で胃を痛めているので代わりに出席した悪役令嬢。
緊張するが、父から「どーせもう、何かしゃべることはないので家で食えないご馳走を食って来たらいい」ということなんで、最初に挨拶して以来ほとんど喋っていない。
喋らない人間と言うのはえてして食事のスピードが早いもので、両隣を見て気をつけているが、それでも気を抜くと直ぐに食べ終わってしまう
今も、伊勢海老の料理、その美味しさに心を奪われあっという勢いで食べてしまった。
むこう3人両隣、まだ伊勢海老と格闘してらっしゃる。
令嬢はメッチャ暇だったので、眼の前のエビの甲羅を裏返しにして遊んでみた。
と、周囲の人々が食べ終わるとエビの甲羅をひっくり返した。
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