お貴族様の登校はお車で ヒロインちゃん編

ヒロインちゃんは少し遠い場所で車を降りてそこから校門まで歩く

と、車から女性が出てきた

「ごきげんよう、悪役令嬢様」

「ごきげんよう、あら、あなたいつも歩きなの?」

「いえ、私の車は少し遠い所に停めております。ちょっと特殊な車なのであんまり校門の近くに止めるのは気が引けるのと、それに私位が・・・・」

「まあまあまあそれは大変ね。あ、まだ始業には時間があるから、貴方の車を見せていただいていいかしら・・・まあ、あなた、この車は・・・・」

「はい、実は先日追突されまして、それも、我が家よりも上位貴族様で・・・・車が滅茶苦茶になりまして、父が今度は追突されても負けない車にしたいって言いましたのです。で、これなら大丈夫かと・・・・」

「そうね、陸上自衛隊の96式装輪装甲車なら、丈夫でいいでしょうね」

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