由唯の1日 後編

 P.M.3:20

 学校が終わり放課後、クラスに残っていた3人は、

「じゃあ、私部活だから二人ともばいばぁーい!」

 雀が手を振って元気よく言ってきた。......雀はバスケ部のエースらしい。お気づきだろうがこの前例に挙げたいつもテストで0点を取っていても進級できた子ってのは雀です......。

「じゃあね、雀」

「ばいばい」

 こちらも手を振って返した後翡翠に、

「翡翠はなんか予定あるの?」

「あー、これからバイト。......由唯は?」

「私もレッスンある」

「そんなこと聞いてきたからなんもないと思った」

「へへへ」


 P.M.3:35

 翡翠と一緒にやってきた電車に乗り乗った駅の1個隣の駅まで向かう。

 翡翠は、私がレッスンをしている場所の近くの本屋でアルバイトをしているんだけど、ただ翡翠は人もとい男性が苦手なので、レジ打ちはしないらしくこの前遊びに行っても会えなかった......。


 P.M.3:45

「じゃあ由唯また明日」

「うん、ばいばい」

 翡翠と手を振って別れる。

 ......ついた。私の目の前にあるビルのちょうど10階のところが私が普段レッスンしている場所だ。......といっても分だけだからあんまり伝わんないと思うけど。


「こんにちわー」

「あ、由唯!」

「みんな、おつー」

「うん!お疲れー!」

「のんちゃん今日早いね。どしたの?」

 のんちゃん......夢野望ゆめののぞみちゃん、私が所属しているグループAnges《アンジュ》のリーダで、雀とはまたちょっと違った......バカだ。

 細かい話は無しにしよう。めんどくさい。今は黒髪ロングの元気な子でおk。

「えへへ、今日さ新曲の初レッスンでしょ?楽しみで仕方なくって!」

「元気だねぇ」

「ん?」

 後ろを向くと150㎝くらいのショートくらいの淡いピンク色の髪の女の子が立っていた。

 彼女は、峯島花音みねしまかのんちゃん。Angesの中で一番年下の癒し系で、いろんな人と中になるのが上手。


 P.M.4:00

 レッスンスタート!

「「「「「よろしくお願いします!」」」」」

 レッスントレーナーさんにみんなで挨拶をすると、

「はい、よろしく。......じゃあ始めましょうか!」

 おぉ......トレーナーさんもかなりのやる気だ......。私も頑張らないと。

「「「「「はい!」」」」」


 P.M.7:15

「「「「「ありがとうございました!」」」」」

 レッスンが終わり、

「っはぁ~つかれたぁー」

「お疲れ~」


 P.M.7:20

「じゃあ、ばいばい」

「「「「お疲れー、じゃあね~」」」」

 制服に着替えみんなとお別れしてから、翡翠と降りた駅で電車に乗り家に帰る。


 P.M.7:50

 帰宅

 スンスン

 今日はカレーかな。やったぜ。

「ただいま~」

 リビングに顔を出してキッチンにいる兄貴にそう言った。

「おぉー、おかえり。もうちょいかかるから先風呂入ってきな」

「ういー」

 顔を引っ込めた後2階の自分の部屋に行きバックと制服を置いて風呂に行く。


 P.M.7:55

「ふんふんふーん」

 鼻歌を歌いながらシャワーを浴びる。


 ......これ以上の描写は俺(作者)が興奮するのでカット


 P.M.8:30

 お風呂から上がりリビングでゆっくりしていると、

「お待たせー、ご飯できたから運ぶの手伝ってー」

「んー」

 返事をしてキッチンに向かう。......やっぱりカレーだった!


「いただきます」

「いただきます」


 P.M.8:55

 自由時間

 いつもは適当に時間をつぶしてるけど今日は兄貴にゲームに誘われた。

 ......しゃーなし、やってやるか。


 P.M.11:00

 思ったより夢中にやってた。......もう寝よう。

「じゃあ、おやすみ」

「んー、おやすみ」

 兄貴に挨拶をして自分の部屋へ行き、ベッドに入る。


 これが私の一日です。ありがとうございました。

 ......じゃ、おやすみ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る