Hentai、身軽になる

第61話 ライトエッセイ書きます


 変態エッセイを初めてから気付いたのですが、思いのたけをそのままぶつけると文字数がすんごいことになります。60話で11.9万文字なので、ざっくり一記事2千文字ということなりますね。ながい。山田孝之の髭くらいながい。


 文章が長いと読む方も疲れてしまうぞ、と危機感を覚えました。そこで思ったんです。「ライトノベルが人気なら、ライトエッセイも人気が出るのでは?」と。次に来るのはライトな日常だと。うん、我ながら安直。「女の子が好きなのは頼りがいのある男性」という言葉を聞いて、いつ頼られても良いように今までよりノートを丁寧に取った中学生の僕くらい安直。さすがに今は、車も小銭もGoogleもあるのでもう少し頼れる範囲は増えたと信じたい。文章が書きたいなら俺に聞け。すぐに文章の書き方講座のベストセラーを紹介するぜ。


 閑話休題。

 さて、ここからは軽くいきたいと思います。


 というか、正直、作品紹介で力を使い果たしました。もちろん「紹介したい!」という気持ちで始めた前章なんですが、やはり人様の作品ですからなぁなぁで紹介するなんて出来るはずもなく、かなり気を使いました。気を使っていないように見えるのは、僕の巧妙な照れ隠しだと思っていてください。


 レビュー書ける人ってすごいなぁ、と改めて思った次第です。パワー要るよ! すごい要る。片手でワインを注ぐ時くらい力要りますね。見た目は優雅に見せてるんですけどね。腕プルプルしてますから。「空気を入れた方がおいしいので」とかそれらしい言い訳をしてプルプル隠してますから。


 なによりも新鮮なネタが書けなくなるのが困った。案の定、内容は大したことじゃないんだけどさ、書くには瞬発力が必要な時もあるじゃないですか。その時に自分ルールが縛りになってしまったので反省です。作品紹介はこれからもちょくちょくしますが、その時々でやっていこうと決めました。やはり、大切なのはノリと勢いです。ナンパ好きな友達も言ってました。ノリと勢いで良い思いをしたことはありませんが、それらしく書いておけば何とかなるでしょう。なんせライトエッセイですから。


 何だか文章のしょうもなさを必死に弁明するための方便になってきているような気がしてなりませんが、それでええんです。関西弁で書いておけば勢いで収められるかと模索しています。収められてないですか? まぁ、ええやん、ええやん。

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