第5話 書き手の皆様と会ってみたい欲
最近、思う。
書き手の皆様ってどんな人なんだろう、と。
このエッセイにコメントを頂ける方は書き手であって読み手の方が100%です。頂けるお言葉から、描き出される表現から、素敵な人(変態)なんだろうということは分かっています。だからこそ、僕はちょっと会ってみたくなるのです。
読者の皆様の中には、書き手のイメージががっちりと出来上がっていて、ある意味、神聖化しちゃっていて、だからこそ、この現代の技術を介した距離感が良いのだという方もいらっしゃるでしょう。
僕も半分同意です。人と人との繋がりが強ければ強いほど、身内感が出てしまいますから。サークル活動じゃないんですから、カクヨムというサイトの中で特定のグループが出来てしまうのは良くないとは思います。
でも、一人の人間として、作者様と会って話したい、というのは間違っていないと思っています。そして、その人がどれだけ変わっているか、優しい人か、人付き合いが苦手な人か、口が回らないか、それでも深い思いを持っているか……。そんな人となりを感じてみたいんですよ。
僕は初対面で自分を取り繕うことだけは何とかできるようになりましたから、不快な思いはさせないはずです。多分。
逆に、僕と直接話してみて、どれだけ変な奴かを感じてもらうのもいいでしょう。それこそ、ぽかんとして、呆れてもらえたら最高ですね。
カクヨムさん主催――2020年大忘年会とか、やってもらえませんかね。
自分のP.N.を名札にした立食パーティー式。本人希望なら匿名でも良い、関係会社の人も参加する肩肘張らない遊びのようなイベントで。真ん中に料理が置かれてあって、適当に近くの人と話す感じのフリースペースがあり、ジャンルごとのスペースで雑談が出来て、編集者や作者のスピーチが聞ける広聴席があって……。そして、お酒が飲める(大事)。
もしそんなイベントがあれば僕はお金を払っても参加する気がします。
サンフランシスコでも、ロサンゼルスでも、ニューヨークでも、飛んでいきましょう。オールデンの革靴を買って、柄にもなくお洒落して行っちゃいますよ。
そして、「こいつ……変態だぁーー!!!」と思ってもらえたら本望です。それが、僕にとっての素敵な人です。
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