複雑な気分です。国を愛して害となる言動・思考の持ち主を被害が小さい内に排除するための囮となる。自己犠牲は美しいと感じる面も有りますが、ピーテル卿の家族や配下の人たち、その配下の家族や、ピーテル卿を慕いその元で働き安定した生活を願っていた人たちにとっては、破滅や貧困への第一歩になった出来事な訳で。 連座制が適用されずに済んだとしても「犯罪者の家族」・「反逆者の部下」のような負のレッテルがずっと付きまとうのでしょう。 自分が守るべき人たちまでをも犠牲にしなければ、目的を達成出来なかったのか?他にも方法が有ったのではないか?と考えてしまいます。 「王命で囮・潜入捜査をしていた」事にすれば、一時的な降爵や財産没収、でも後に名誉回復、的な判決もギリギリ可能かもしれませんが。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
職場からの返信ですので短い文章であることご了承ください。
拙作では正直者が馬鹿を見るような結末には高い確率でなりえません。
自らの信義を貫いたピーテル卿には、もちろん罰が下るでしょう。でも、それでも、なんとかするのがガイウス君です。
おうおう?自分が犠牲になることで、国の毒を摘出しようとしたのか?
作者からの返信
コメントありがとうございます。
なんと言いますか、国を想う貴族としての矜持でしょうね。