第25話中二病だって恋したい
ーーというわけで、一年生の教室にやってきたのだけど。
「キャーっ!お姉様がいらしたわよっ!?」
「本当ですわねっ!お姉様〜っ!」
「あの、握手してくださいっ!!」
あっという間に一年生に取り囲まれてしまった。
そう言えば、私有名人だった・・・。最近はクラスの友達があまりにも普通に接してくれるのですっかり忘れていたけど、私って、全生徒の9割の票を集めた聖女だった。
するとーー
「ふぇっ・・・?お姉様?」
騒ぎを聞きつけたのか覗き込む前に遥さんが教室から出てきた。
「ええと、何かご用事なのです?」
「遥さんこそ、どちらへ?」
「お手洗いなのです。」
「・・・・すみません、呼び止めてしまって。」
「ううん、それは別に構わないけど・・・。」
それで、用件は?そんな感じで見つめられる。
「・・・えっと。」
心配で様子を見に来たとも言いづらく、返答に困る。
「お、お手洗い行かなくていいんですか?」
「そ、それは、そんなにしたくないから大丈夫なのです・・・。」
ーーと、ちょっと困った感じの苦笑が返ってきた。
「いや、あっはは。教室に居づらくって。」
「遥さん・・・・?」
「ふっ・・・クク、我が堕天の暗黒オーラに怯えているようだな。誰一人として我に話しかけてはこぬ。」
にやりと笑っていつもの小芝居が始まる・・・けれど。
「やはり我の禍々しさは人を寄せ付けぬか・・・。」
何となくわかってしまった。ただの強がりで内心では途方に暮れている。
「フハハハっ!よもや我の威風がこれほどのものとはなっ!あはは・・・はぁ・・。」
そして一度だけ憂鬱そうなため息が零れ落ちる。
・・・どうやら、間違いなさそうだ。
遥さんは、クラスで完全に孤立してしまっている。
「あの・・・。」
私のしていた心配なんて杞憂なら良かったのに。
でも現実は、きっと『ご覧の有様』というやつだろう。
「あの〜、お姉様?そんなにオロオロしなくても・・・。」
「だって、あの・・・大丈夫ですかっ?」
「?なにが?」
と、今度はけろりとした笑みで見つめ返してくる。
「なにがって・・・。」
「まぁ・・・あれなのです。お姉様が言ってた、みんなと仲良くとかそういう任務はなかなか難題なのです・・・。」
「・・・そう、ですか。」
「だが、案ずるでない。我は孤高の堕天使・・・!無視も無理解も日常なのです。クク、これぞ堕天使の孤独、むしろかっこいい!」
ーー中二病というものは、おかしなものだと思う。
彼ら、彼女たちはいつでも理解者を探し求めていながら全く同時に『理解されないこと』を望んでいる。
自分は他人とは違うーーそんな根拠のない思い込みがそうさせるのか、あるいは単なる防御なのか。
いずれにしても、見ている方としては痛々しくて、どういう反応が正解なのか、難しくて。
「・・・でも、ありがとうお姉様。」
「えっ・・・?何がですか?」
「心配してくれてありがとうなのですっ♪大丈夫、もう少しだけ頑張ってみるから・・ね?」
「・・・はい。」
『お姉様』どころか、単なる先輩としても私は失格だ。
悩んでいるはずの後輩に、むしろ気をつかわせてしまうなんて。
「クク、それでは我は戻るとしよう。いざゆかん、教室という名の戦場へ・・・!」
戦場って・・・。教室がそんなに辛い場所なのか。
「あ、お手洗いは平気なんですか?」
「どうせ、出ないからだいじょーぶ♪では、さらばだっ!」
まぁ・・・トイレの個室に逃げ込むほどは追い詰められていないのだから、まだマシなのだろうけど。
本当に・・・大丈夫なのかな?
やっぱり心配なので、こっそり教室を覗き見る。
・・・誰かと話すこともなく、一人ぽつんと座っている。
もう、完全に教室内のグループは構成されてしまっている雰囲気だ。
もちろん・・・遥さん一人を除け者にして。
「あ、あれ?これって、私達のせいなんじゃ・・・。」
遥さんがぼっちなのは、いつもいつも私達の教室にきていたからでは?
「・・・やらかしたのかも。」
彼女のことを真剣に考えるなら、最初から突き放すべきだったのでは。
もっと早くに気づいていれば、手遅れにならずに済んだのに・・・。
「・・・どうしよう。」
呟いてみたところで、できる事なんて何一つ思いつかないでいた。
ーー夜、天音さんがお風呂に入っている時のこと。
なんだか遠慮がちにドアを叩く音がした。
「あ、はーい。」
返事をしながら、入り口に向かう。
誰が来ているのか、予感のようなものがあった。
・・・そして、ドアを開くと案の定。
「あの・・・お姉様?」
「・・・中にどうぞ、遥さん。」
「うん・・・。」
遥さんを部屋に招き入れて、そっと扉を閉じる。
「あの・・・ごめんなさいです、こんな時間に。」
「いえ、全然かまいませんけど・・。」
いつもならそんな遠慮をする子ではない。
「それで、どうなさったんですか?」
「えっと・・・ね?その・・・遊んで、くれる?」
そう言って取り出したのはゲーム機だった。
「もちろんです♪約束してましたからね。」
「うん・・・・。はるかも、楽しみにしてたから・・・。」
ちょっとだけ微笑んでくれたけど、違和感は拭えない。
・・・昼間の学園では、まだ強がっていたのに。
はしゃいでみせることもできないくらい疲れてしまったのだろうか。
「えへ・・・・♪よかった、断られなくて。」
「断る理由なんてないですけど。」
「でも・・・一緒にいちゃ駄目なのかなって。」
・・・学園で追い払うみたいなことになってしまったことを気にしているようだ。
「あれは、学園だけの話です。帰ってきてからは・・・・遥さんのお姉様ですから。」
「う、うん・・・。」
今は好きなだけ甘えていいのだと、そう伝えたくて。
・・・あえてお姉様だと自分から言ってみた。
「それじゃ、ゲームしましょうか♪今日こそは頑張って水竜を倒しに行きましょう。」
「はいなのです♪」
何とか空気を明るくしようと、今日は私の方がはしゃいでゲーム機を取りに行く。
嬉しそうにしてくれたのがせめてもの救いだった。
ベッドに並んで腰掛け、しばらくゲームを続ける。
「あ、わっ・・・!大ピンチです!」
「あ・・・ブレス・・・きちゃう・・・。」
「うわぁっ!?」
画面の中が泡で覆い尽くされて、あっという間にHPがなくなってしまった。
「すみません、死んじゃいました。」
「ごめんなさいなのです・・・。今日、調子悪いかも・・・。」
「いえ、私のキャラがまだ弱いだけですから。」
「そんなことは・・・ごめんなさい。」
・・・ど、どうしよう。
遥さんがこんなにしょんぼりしていると、途方に暮れてしまう。
普段、どれだけ彼女の明るさに助けられているかを思い知った。
「まぁ・・・こんな日もありますよね!少し休憩にしましょうか。」
「はい・・・なのです。」
「あ、紅茶淹れますね。少々お待ちください。」
「ありがと・・・なのです。」
私は立ち上がり、部屋に常備してあるティーセットに向かった。
そして、そんな私の背中を見つめてくる視線。
な、なんだか、無言が重い・・・。
「あ、そういえば、あの後お昼休みはどうでした?」
って、何聞いているんだ!これでは追い打ちじゃないかっ!
「えっと・・・えへへ。・・・誰とも話せなかった。」
それでも、無理やり笑って答えてくれる遥さん。
「・・・なんか、すみません。」
「ううん、心配してくれて・・・嬉しいのです。」
「紅茶・・どうぞ。」
「ありがとう、お姉様♪いただきますっ。」
ティーカップを差し出すと、ゆっくりと飲み始める。
「・・・・普通は、友達と電話でお喋りしたり、メールしたり、してるのかな?」
「え・・・?」
「今くらいの時間って、クラスのみんなはそうやって過ごしてるのかな。」
「さ、さぁ?どうでしょう。」
ーー私は中身が男だから、あまりそういうのはしない。
そもそも、プレゼントされるまでスマホも持ってなかったくらいだし。
「はるかね・・・クラスの人のメアド、一つも知らないの・・・。」
「・・・聞けばいいじゃないですか。」
「聞いたら、メールしなきゃいけないでしょ?みんな、困るかなって。」
「・・・困らないと思いますが。」
「でも、不幸のメールとか、読んだら消去しないと爆発しちゃうメールだよ?」
「そこは、普通のメール送りましょうね?」
「普通・・・普通って?」
「暑いね〜、とか、宿題やった〜、とか、おやすみ〜、とかでしょうか?」
「それ、本文だけ読んで、はるかからって分からないのです。」
「・・・差出人を見たら分かります。」
「でも、なんか違うかなーって・・・。」
・・・それは、まぁそうかもしれない。
遥さんが堕天使であり続ける以上、普通のメールなど送れないだろう。
だってそれは、今の自分を否定することに繋がってしまうから。
本当に、厄介な病気だな・・・中二病。
「しかし、まぁ・・・よいのです。」
すぅっと大きく息を吸い込む遥さん。
「クク、やはり我は孤高の堕天使・・・組織の人間とは相容れぬ運命なのです。」
「そう・・・かもしれませんね。」
「だから、お姉様も無理しなくていいからね?」
「ふぇ・・・・?」
「ククク、お姉様もやはり組織の人間。一度は心を許したとはいえ、やがて各々の道を歩みゆく運命・・・。
おお、なんという悲劇!かっこいいのです!」
ちょっとヤケクソ気味に、それでも彼女は自分を曲げなかった。
というか、私は初めて知った。遥さんの言う『組織』が世間一般を指すのだと。
・・・いや、そんなことより、ちょっと待て。
「・・・めんどいなら、はるかの相手しなくていいからね?」
困る。理由はわからないけど、そんな言葉は聞きたくない!
「面倒じゃないです・・・!無理なんてしてませんっ!」
「いいってば。そんなに気を遣わなくても。」
どうすれば、信じてもらえるだろう。
どうすれば、私は彼女と正面から向き合えるのだろう。
ーー遥さんのことを、もっと知りたい。理解したい。
唐突にそんな衝動が、胸の中いっぱいに溢れてきた。
「あの・・・だから・・・。」
彼女を、彼女の世界の中で独りぼっちにはしたくない。
いや、違う。遠くに行ってしまうのなら追いかけないと!
「お姉様?」
焦燥の中、ようやく私は、私にできることを思いついた。
「遥さん・・いえ、ミハエル様っ!」
「ふにゃっ!?」
「あのっ、堕天使軍に私を加えてください!いいですよねっ?」
「え・・・・えっ?」
遥さんがぽかんとしながら見つめてくる。
「わ、我が忠誠を、御身に捧げます。堕天使ミハエル様よ。」
ちょっとだけ照れながら、遥さんの流儀にに合わせた精一杯の言い回し。
「だ・・・だが、そなたは正しき組織の民ではないか。正義を捨ててもよいと申すのか。」
恥ずかしくないの?そういう意味だろう。
・・解読できる自分に少し自信が出てきた。
「フフ、ミハエル様は分かっておられぬ。組織の一員にして、堕天使軍のスパイでもある・・・カッコよくないですか?」
「・・・・!?それは確かにっ!」
琴線に触れるものがあったのか、微妙に口元が緩む。
「あは・・・やっぱり、こういうの大好物ですよね?」
「うむ・・・うむ、流石はお姉様なのです!
えへへ・・・我が闇の世界を共有してみせるとはな。本当に、分かってくれるんだ・・・?」
ちょっぴり、涙目になるくらい遥さんは喜んでくれた。
「では、ミハエル様のお側に仕えさせていただけますか?」
「う、うむ!よかろう。そなたは我が参謀となるがよい!」
「い、いきなりすごい出世ですね。」
「だって、お姉様だもん♪」
意味はわからないが、とにかく右腕に認められたようだ。
「ではミハエル様。まずは水竜を倒すというのはいかがでしょう?」
「それがよかろうっ!我が自ら出るぞ!」
ーーこうして、私は堕天使軍の一員になり、最初の任務はゲームのボス攻略だった。
「ククク、ゲームスタートなのです♪」
「はい、ミハエル様♪」
・・・・私はまだ、遥さんのことを理解しきれていない。
だからこそ知りたかった。彼女の世界を。
今になってそんなふうに思うのは、きっとーー
「フハハハ。完・全・勝・利っ!堕天使軍の力を思い知ったか!」
「流石ですミハエル様。今後とも微力を捧げる所存です。」
「今宵、我は宣言する。新生堕天使軍結成の夜なのです。」
「どこまでもついてゆきます!ミハエル様っ!」
「なに・・・これ?葵が壊れたわ。」
お風呂から戻ってきた天音さんか怯えていた。
「打ち震えるがいいっ。恐怖におののくのです!」
「堕天使軍万歳っ!」
・・・開き直ってみると、案外たのしかった。
(遥)
人のいない図書館ーー
「ふふっ♪遥さん、可愛いですね。」
お姉様が頬を赤らめ笑顔ではるかに話しかける。
「ふぇ・・・?あの、お姉様?」
「私と、遊んでくれませんか・・・?」
「う、うん・・・いい・・・けど。」
・・・何故だか壁際に追い詰められながらはるかは頷く。
ええっと、どうしてこうなったんだっけ?
「ゲーム、する・・・?それとも・・・。」
「鬼ごっこしましょう。えいっ♪」
「んにょわっ!?」
「んふふ・・・♪ほら、捕まえちゃいましたっ。」
「に、逃げる暇がなかったのですっ。」
「細かいことはいいじゃないですか。
それより・・・逃げちゃ駄目ですよ?ミハエル様?」
はるかの左右の壁に手をついて、両腕ではるかを閉じ込めるお姉様。
ふ、ふおぉぉぉ・・・!これってアレなのです?壁ドン!イラっとして壁殴るやつじゃなくて、イケメンがしてくるやつっ!
「と、というか、おおお姉様っ!近い!近いのです!」
「・・・すみません、ご迷惑でしたか?」
「ち、違っ・・・!そんなことないのです!」
「ごめんなさい、調子乗っちゃいましたね。」
ーーお姉様の、寂しそうな瞳が揺れている。
ときどき、お姉様はこういう目をして離れていこうとする。
その理由はわからないけど・・・何だか、お姉様との間に見えない壁を感じてしまう。
・・・それが、寂しくて。悔しくて。
「い、行っちゃダメなのです!もっと側にきて?」
「いいんですか・・・?私がお側にいても。」
「そなたは我の参謀であるぞ。ずっとずっと側にいなくちゃダメなのです!」
「・・・遥さん、いえミハエル様♪」
嬉しそうにお姉様が微笑んでーー
はるかは、とても誇らしい気持ちになる。
お姉様が嬉しいと、はるかも嬉しくなる。
はるかの知らない、お姉様の悩み事が・・・
これで少しは軽くなるのなら。
「よ、よかろう。そなたの望みを叶えようではないか。壁ドン、したかったのです?」
「えっと・・・その、実はもう一つありまして。」
「ふむ。何なのです?言ってみるがよい。」
「キス・・・しても、いいですか?」
「ふぇ・・・えぇぇぇっ!?」
「駄目ですか・・・そうですよね。」
「いやっ、あのっ!駄目ではないのです!でもまだ心の準備がっ!」
「なら・・準備してくれませんか?今すぐに・・・。」
「ぁうぁうあ・・・・っ、わ、わかったのです。」
心臓が、ドクドクとすごい勢いで脈打っている。
キス・・・口づけ・・・接吻なのです!?
お姉様とっ!?
それって、それって・・・!
お姉様もはるかのことを!?
「ふふ、女の子同士ですが、いいんですか?」
「お、お姉様の方こそ・・・。」
「私は、性別なんて気にしませんから。」
「ふぁ・・・、だったら、あの、はるかも・・・。」
ーーお姉様なら、もうレズでもいいや。
そういう趣味はなかったはずなのに、こんなふうに迫られたら、当たり前のようにそう思う。
「ホント、お姉様って・・・魔性の女なのです。」
「知らなかったんですか・・・?では、あの・・・。」
そっと目を閉じて、お姉様が唇を寄せてくる。
「はい、なのです・・・お姉様・・・♪んん・・・っ。」
はるかもまた、目を閉じて唇を突き出してーー
お姉様の、甘いお砂糖の香りがする吐息がーー
「あふぁ・・・♪いただきます・・・なのです・・・♪」
・・・なんか嫌な音が聞こえてくるのです。
ピピピピっピピピピっ!!
まさか、今までのこれって・・・全部、丸ごと?
「夢ぇ〜〜〜っ!?」
布団を跳ね上げ、起き上がり周囲を確認。どこからどうみても自分の部屋なのですっ!
「な、なんでこんないいところで目が覚めるのです!?おのれぇ・・・この目覚まし、絶対悪意があるのです!天使の陰謀なのです!」
ペシペシと目覚ましを叩いたところで、今更夢の中に戻ることはなくーー
「否、そもそもただの夢なのです。落ち着くのです我。」
すぅはぁと、はるかは数回深呼吸をする。
「・・・・そもそも、なんでガッカリしてるのです?」
夢でよかった、ではなく、はるかはすっごい残念に思ってしまっている。
それって、つまり現実ならよかったのにって・・・そういう意味になるわけで。
「うにゃぁぁ〜〜〜っ!」
かぁっと顔があつくなるのを、慌ててブルブル頭を振って冷まそうとする。
「だ、だいたい!なんであんな夢見ちゃったのです!?」
ーーそういう願望があるから?
夢の中でも思ったけど、やっぱりはるかは、お姉様のことを・・・。
「はるか、女の子を好きになっちゃったのです・・・?」
もう認めるしかない。
お姉様と一緒にいると、ドキドキするこの気持ち・・・これは恋なんだって。
「でも・・・でもぉ・・・っ。」
夢の中のお姉様は自分から迫ってくれたけどーー
・・・現実だと、そんなの気持ち悪いって思われそうで。
「女の子同士だもん・・・。キスしたいなんて知られたら。」
嫌われるかも・・・。ドン引きされて、避けられるかも・・・。
「やだ・・・絶対、知られちゃいけない・・・。」
叶うはずのない恋心・・・。ドラマみたいだけど、ちっとも感動的じゃない。
・・・こんなの、ただ苦しいだけだった。
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