こちらはお蔵入りとなった放送事故回となっております

 *こちらの話は読み切り版で作成して途中でぶん投げた話となります。


 *表現が所々お見苦しいですが見ていってね♪


 ★


 異世界美術館にて


 今日の放送は髭長の館長さんが案内人さ★


 古代の品やモンスターの剥製、有名画家や彫刻家の一品が数百点もある


 勿論、入場者数も半端ないぜ。

 こう言った場所に旅行に行けるのは、新しい扉を開いた者だけさ。


 でも、異世界や海外では母国の言葉が通じないだろ?

 oh~shit!それは不便だね~。


 でも、この〝翻訳ツール〟なら何時でも何処でも簡単に略せるのさ!


 様々な展示物に感銘を受けていると、館長が話しかけてきた。


『ほっほっほっほ、肩凝りを解消したいなら背中のツボを押してくださいな。私は毎日やっていたら、この通り肩が軽くなりましてな!!』


 何やら悩むドュギュネス。


「ん、ツボってのは一体なんだい?ジェニファーは分かるかい?」


「勿論よ~、私は日本に留学した時に学んだから心配いらないわ!きっと、コレよ♪」


 ジェニファーは後ろにあった展示品の壺を押した。


「HEY!」


 \パリーン/


 壺が割れて、館長さんが叫ぶ。

 ドュギュネス達には何を言っているか伝わらないが、翻訳機はしっかりと略していた。


『ツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツボツ!!!!!!』


 今、砕け散ったのは七千年の歴史がある代物でした。


 ですが、ジェニファーに悪気はありません。

 それはそうですよね。

 館長がヤレと言ったのですから。


「あら~、肩が軽くなってきて身体も温まってきたWA♪ドュギュネスもやったら?」


「ほいやっ!」


 \パリーン/\ポリーン/\キャシャーン/\シュポーン/\ソペーン/


「これは気持ちの良い体験だ★それなら……」


((꜆꜄ ˙-˙ )꜆꜄꜆エキサイティングエキサイティングエキサイティングエキサイティング!!!!!


 以下番組特製の字幕↓


 何と言う事でしょう。


 ドュギュネスの鍛え抜かれた屈強なボディから放たれる連続パンチによって、職人が丹精込めて作製した壺が次から次へと壊れていくではないですか……()笑


 でも大丈夫です。

 我が社の翻訳機に間違いはありませんからね★



 *この回は幻となるDXeditionのDVD特典でしかご視聴出来ません。


 *尚、実在の人物、団体とは、一切関係がありません。


 *これを機にドュギュネスは身体を鍛え始め、ジェニファーはフィットネスジムを経営しました。


*それから異世界美術館は何故か閉館したらしいです。



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