二話

ハハハ!諦めが早いな!


では、生ける者全て殺そうか!ハハハ!











私の相手には。

という意味だ。馬鹿者が。




この山には古来より、巨人が住んでいる。


木や動物や、せせらぐくらいの小さい川や…

小さい魚や、小さい木の実や、立派な大木は友だった。


長年一緒にいると家族であり、友なのだ。




大悪魔よ。



この小さい国ではな。

力の誇示ほど愚かな行為はない。


神、大妖怪、鬼、人間。

全てに通じ、それは心にある。













ハハハ!

弱い者は死ぬ。


お前らは小さい国のまま、小さい存在でしかない。


神だと?

小さい存在が。


笑わせるな。

これ以上は、許さん。













だいだらぼっち。


デイダラよ。


待たせたな。

仇をうつ許可を与える。


地獄だと何だと言っているがな、本当の地獄を知らぬようだ。


送ってやれ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る