三話

お前みたいな神がいるから、人間は戸惑う。


人間は弱い者だ。


人間に恐れられ、人間に神にしてもらった身だろう。













知らん。

だから何だ?

お前も消すぞ。













お前は、ただの畜生だったようだな。


神になるには、まだ早い。


見てみろ。

お前が殺した道を。


なぜ子供が27人転がっている?


お前…


なぜ…こ…ろし…た…
















子供もクソもかんけ…
















もういい。

お前は俺が殺してやる。





ザシュゥ…












色んな願いをお前にしただろう。

その中には、聞きたくない願いもある。


それを全部願ってやりたいのが、わしらだろう?


悪い願いは自分に反るのを教えるのも、わしらの仕事だろう?


色んな人間がいる。


人間同士の罪など、人間に任せておけ。




生ける筋ってものを、神が忘れてどうする。




お前は、そのまま地獄にいけ。


一度でも神を名乗った人間は、想像を絶するぞ?

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