第8話 すったもんだの入学式

 ホークスは朝から腹痛だった。冷や汗も止まらず、自室のトイレに座り込み足をガクガク震わせている。いや、今はもうホークスではなく完全にたかしに戻っていた。

「やばいやばいやばい……異世界生活ですっかり麻痺してたけど、学校に登校ってお前、こちとら高校中退でずっとそれがトラウマでニートやってたっての……学校に通える! やったー! じゃないんだよ、何浮かれてたんだよ……」

 自分の不甲斐なさが情けなかった。せっかく皆がここまでやってくれてその期待に応えたいという思いと、かつて学校に馴染めず不登校になってしまったトラウマとの狭間で葛藤していた。

 登校までの時間は刻一刻と迫り、ますます心の焦りが表層化しようとしてくる。

「……落ち着け……今日から行くのはあの高校じゃないんだ……新しい学校で、気の合う友達だって絶対できる……悪い事ばかりじゃないさ、そうだ、きっと……

 いや、やっぱり駄目だ……腹いてぇ……くそっ……」

 自然と涙がこぼれる、その時だった。

「コンコン」

 と部屋のドアをノックする音がした。

「……?」

 そして続けて。

「おーい、ホークスさーん。学校行く時間ですよー。

 皆もう朝食も済ませて出ちゃったよー」

「……ウララか? あいつ何しに……」

 声の主が分かったところで今のたかしにはどうすることも出来ない。

「えーっと確か……こうかな?」

 どうすることも出来ないが、ウララがドアの前で何かゴソゴソとしていたのは分かる。

「……あ、出来たかも」

 何が? そう思う間もなくドアが開かれる。鍵は確かにかけてあるはずだ。

「なななな、何で?!」

「お、トイレに籠ってるのね」

「う、ウララ?! お前鍵はどうしたんだよ!」

「私を誰だと思ってるの? あんな簡単な仕掛けこの鍵開けくんアプリでチョチョイのチョイよ」

「か、鍵開けくん?」

 ウララの手には光る触手の生えた球状の端末が握られていた。

「どうせ昔の事でも思い出してお腹壊してたんでしょ。

 ったく、やっぱり糞ニートの根性はそう簡単に克服できてなかったみたいね」

「ど、どうしてそれを……」

「私もね、今でこそ時空捜査官なんてやってるけど身に覚えはあるのよ」

「え……」

「捜査官の養成所に嫌な奴がいてさ。ほら、私ってかわいいじゃない?

 めっちゃ目の敵にされてて、そりゃーもう毎日嫌がらせされるし行くのが嫌だったのよ。

 でもある日気付いたの。あ、こいつ頭悪いからこういう事するんだなって。

 そう思ったらなんかもう馬鹿らしくなっちゃって」

「嫌がらせってどんな?」

「んー? そうねえ……

 通学路で必ず待ち伏せされてたり、席替えしても絶対隣の席に座ってきたり、お昼ご飯の時だって必ず同じ物食べてて、わざわざこっち見ながら勝ち誇ったように笑っててさ。あ、もちろん帰る時も養成所の門の前で待ち伏せされて、家の近くまで着いて来るのよ?!」

 あれ? それってつまり、とたかしは思う。

「……あ、あのウララさん」

「なあに? 中々私も壮絶な過去を背負ってるでしょ!」

「いや、あの、たぶんそいつはストーカー気質はあるけどウララさんが好きだっただけなんじゃ……」

「……は? ないないないない! どんな勘違いよそれ。笑っちゃうわ。

 ていうか、もしそうだったなら私が馬鹿みたいじゃない!」

「「もし」も「そう」も、誰が聞いても間違いは無いかなと……」

「な、なんだってー?! どどどどど、どうしよう!?

 私、その後卒業までずっと無視しちゃった!」

「お前なあ……ちなみにどんな奴だったんだ?」

「背は私よりちょっと高くて」

「ふんふん」

「目つきはちょっと釣り目で怖かった」

「なるほど」

「全体的にちょっと細身な体系をしてて」

「ほう」

「そうそう、常にジャラジャラしたトゲトゲのアクセサリーとかつけてたわね」

「おおー」

「そんな感じで、髪型はボブが似合ってた女の子だったわ」

「っておーい!!」

「な、何よいきなり大きな声で!」

「突っ込みたくもなるわ!

 その子、たぶん自分と真逆のお前に憧れてただけの不器用な女の子だよ!」

「……え……」

「え、じゃねえよ。ったく、その子の居場所は? 分かるなら今すぐ謝って友達から始めてこい」

「……居場所は、わからない……」

「やれやれ……あれ? 何で俺がお前のカウンセリングしてんだよ!」

 気が付けば立場が逆転していた。そして腹痛も足の震えも治まっている。

「ご、ごめんね。あははー」

「……ああもう」

 たかしはやるせない気持ちを一緒に水に流すようにしてトイレから出る。

「あ、出てきた出てきた」

「出てきたじゃないっつーの」

 げっそりとしたたかしと、バツが悪そうに頭をかくウララが対面する。

「どう、学校行けそう?」

「ああ、お前のおかげで何かもう何もかもどうでも良くなった。悩んでた自分が馬鹿みたいじゃん」

「ふ、ふっふっふ。計算通りね!」

「嘘つけー!」

「良いじゃない、結果オーライよ。何たって私は、あなたを大魔王討伐に導かなきゃいけないんだから。さ、学校行きましょ!

 初日から遅刻なんてカッコ悪いこと、神焔のゴッドバルトさんには似合わないわ」

「そ、その名前で呼ぶなよ……」

「えー、今更恥ずかしがってるんですかー? 鈴木たかしくーん」

「……こ、ここではホークスって呼べ」

「はいはい、ホークスさんホークスさん。ほらほら鞄持って」

「へいへいっと」

 そう言いながら、ウララはたかしことホークスの背中を押して二人は部屋を後にする。

「あ、今度鍵開けくん貸してくれない?」

「あんたに許可するわけないでしょうが」

「ですよね……」


 宿舎から徒歩10分圏内にあるステイロ王立大学園。立地的にはとても良かったのだが、やはり遅れてしまい遅刻は免れなかった。ダッシュで門を潜り抜けて行くも、息も切れ切れにホークスがウララに呼びかける。

「い、急げ! まだ、入学式には、間に合う!」

「わ、分かってるわよー! ったく、なんで、初日から、この私が、こんな目にー!」

「悪かったっての!」

「繁華街に美味しい喫茶店があるんですって! 今度ご馳走しなさいよねー!」

「はいはい! くそー、こんな事なら、ちゃんと、体鍛えておくんだった――?!」

 と、渡り廊下の角を曲がった所で前を歩いていた小さな男の子とぶつかってしまい弾き飛ばしてう。

「うぎゃ!」

「わ、悪い悪い。ちょうど壁で見えなかったんだ」

 壁に隠れてしまうほど小さいが見た所同じ制服を着ており、この学園の生徒のようだった。ホークスが手を差し伸べる。

「お前もここの生徒なのか?」

「ちょっと、気を付けなきゃ。ボク大丈夫?」

 ウララも気遣って優しく声をかける。白髪で片目の隠れた、いかにも病弱そうな少年は何とか起き上がった。

「ぼ、僕の方こそごめんね。キミたちも新入生なの?」

「ああ、今から大講堂に向かう途中で――って、こんなところで話してる場合じゃねえ!」

 そう言うが早く、少年をひょいッと脇に抱え上げて再び走り始めた。

「うわぁぁぁ」

「悪い、急ぐぞ!」

「ええ!」


 何とか入り込めたその大講堂では新入生の式典の真っ最中だった。

「今は生徒会長が挨拶しているみたいね」

「え、生徒会長ってあれ、ただの子供じゃね?」

 ホークスの言う通り、壇上の机を前に踏み台を使って健気にも背を伸ばし、一生懸命スピーチを行っているのはどう見ても小学校低学年くらいの女の子だった。しかしスピーチ内容はしっかりしているようで、皆真面目に聞いている。

「皆さんはこの学園に入学した理由は何でしょうか? 剣や魔法に興味があったからでしょうか? それとも自分の才能を試したかったからでしょうか? 何か大きな目標があったからでしょうか?

 どんな理由であれ、皆さんはこの学園に入学することで素晴らしいチャンスを手に入れました。この学園では、剣や魔法について主に学びますが、それだけではありません。皆さんが自分の可能性を広げるために、様々な教育や活動を提供しています――」

「へー、しっかりした子だなぁ」

 ホークスたちははこっそりと入り最後部の座席の片隅に腰掛ける。見渡せば200名前後の新入生で席は埋め尽くされていた。

 大講堂がこれまた立派な造りなのも相まって感嘆するホークス。そんな彼の袖を握りながら隣に座るウララと、男の子は綺麗好きなのか制服の乱れを正しながら着席する。

 ウララがこっそりとホークスにひそひそと話す。

「あなたが通ってた日本の高校のようにクラス分けとかは無くて、海外にありがちな授業単位での組み分けだそうよ。ただ、位置付け的には大学に近いのかも。年齢による制限とかも無いわ。ちなみに入学試験もあったみたいよ。そこはレクトさんに感謝ね」

「なるほどなー」

 男の子との間に挟まれたウララ越しに軽く身を乗り出すホークス。

「なあ、俺はホークス。これでも二十歳なんだ。こっちは友達のウララ。お前は?」

「ぼ、僕はマルネ。マルネ・ブライラ・ターレント。今年で10歳だよ」

「若っ! まじかよ、天才少年じゃん」

「そ、そんなことないよ……」

 伏目がちになるマルネを見てホークスはピンときた。

「(そっか、天才故に同年代の子に馴染めなかった感じなのかもな……

 ……よし!)

 なあマルネ。お前、友達いるのか?」

「え?」

「ちょ、ちょっとホークス。いきなり何聞いてるのよ」

「良かったら俺と友達にならないか?

 俺さ、学校って苦手だったからせめて今日からの学園生活は楽しく過ごしたいんだ。

 その第一歩ってこと。どうだ?」

 さっき突き飛ばした時とは違う、握手を求める手を差し伸べる。

「ホークス、やめときなさいよ。あんたと友達になったってこの子の勉強の邪魔になるだけ――」

 と、ウララが杞憂して差し出した手を制そうとするが、マルネは手を差し出して握手した。

「よ、よろしくお願いします。ホークスさん」

「おお! と、友達に「さん」付けなんてよせよ。同じ新入生同士、ホークスでいいぜ?」

「はい、ホークス!」

「(うぉー! 言っちゃった。「さん」付けなんてよせよとか……言っちゃったよ俺!)」

 笑顔で答えたマルネに安心し高揚してしまうホークス。そんな彼の心情を悟ったのか、ウララは呆れる。

「やれやれ……」

 だが、そんな彼らの団欒のひと時を生徒会長が見逃しはしなかった。

 壇上から指差しで注意をする。

「そこ! 遅れて来た上に私語が多いですよ!」

「やべっ……ちびっこ生徒会長に怒られた」

「聞こえていますよ。誰がちびっこですか!」

「……ごめんなさい……」

「まったくもう!」

 場内からクスクスと笑い声が聞こえ、思わず赤面してしまうホークス。いつもながらあきれ顔のウララ。

「なっさけないわねぇ。ほんとにこんな事でこれからの学園生活大丈夫なのかしら。マルネくんも友達はちゃんと選んだ方が良いわよ?」

「はあ」


 その後生徒会長は一度咳払いをして息を整えた後、滞りなくスピーチを終えた。式典も無事終了し、ホークスたちも建物から出て広場の噴水の前にいた。伸びをしながらホークスがぼやく。

「あー、やっと終わった。とんだ入学式だったぜ」

「一緒にいた私たちまで恥かいたじゃないの。しっかりしてよね」

「へいへい。で、今日はこれからどうするんだ?」

「簡単な事務手続きの後、自由に解散していいはずよ」

「ですね、本格的な授業は明日からのはずです」

 そこへネーテとエマが合流する。

「ホークス様ー!」

「よう」

「「よう」ではありませんよ。入学式早々遅刻してきたと思えば、あなたという人は……」

「わたくし冷や冷やしましたわ」

「悪い悪い」

 ふと、二人の視線がマルネに集まる。

「あら、そちらの子は?」

「さっき友達になった。マルネって言うんだ。

 こう見えても俺らと同じ同級生だぜ? みんなもよろしくな」

「まあ! さっそくお友達をお作りになるとはさすがですわ!

 オホン、わたくしはネーテ・オルヴィート。どうぞお見知りおきを」

「私はエマ・プルアンドロです。よろしくお願いします」

 二人を見上げながらマルネは驚いていた。

「マ、マルネ・ブライラ・ターレントです。お、お二人ともホークスのお友達なのですか?」

「ええ……マルネさん、ぽかーんとお口を開けてどうしましたの?」

「あ、すみません。ネーテさんもエマさんも、お二人ともとてもお綺麗でしたのでつい……」

「まあ! お上手ですこと。フフフ」

「き、綺麗だなんて、そ、そんなことは……」

 そんな微笑ましい談笑をウララだけは頬を膨らませながら眺めていた。

「ちょっとちょっとー、わたしはー?」

「あ、お前は色物枠だから」

「ムキーッ!! 誰が色物よー!!!」

「そういうところ」

「ぎゃー!!」

 と、笑いの起こる場に近づく二人の影があった。

「ん?」

「ちょっと、そこのあなた!」

 声のする下の方を見るとさっきの生徒会長が腰に手を当ててふんぞり返っている。

「あ、ちびっこ生徒会長」

「まだ言いますか! アマス!」

「はーい」

 一方、アマスと呼ばれた高校生くらいの少女は生徒会長とは真逆の体形の高身長で、出る所は出て引っ込むところは引っ込んでいた。そして軽々と主を持ち上げる。

「さあ、どうです!

 これであなたよりも高くなりましたよ?!」

「え、ああ、うん……ただ抱っこされただけじゃね?」

「へ、減らず口をー!!」

 と、怒っている彼女とは逆にアマスは頬ずりを始めた。

「やーん! 怒ってる会長もかわいー!」

「ちょ、アマス……やめ、やめなさい……私は、このステイロ王立大学園の、生徒会長なんですよー!」

 両手の拳を掲げて怒っている生徒会長とそれを微笑ましく見てるだけのアマス。ホークスは二人を見ていて思った。

「(あ、なるほど。子供と保護者って感じか)」

 必死にもがく生徒会長だったがアマスは力も強いのだろう。ビクともせずただジタバタするだけですぐに疲れてしまい、その場でうなだれる。ネーテが声をかけた。

「な、仲が宜しいのですわね」

「そうなんですー! 私と生徒会長ってば、もうラブラブでー」

「ちーがーうー! 勝手にラブラブにしないでー! ていうか苦しいー!」

「本人は否定しているみたいですが……」

 危惧するエマをよそに、アマスの腕はますます食い込んでいく。

「ぐぇ~! ギブ! ギブですよアマス!!」

「苦しんでる顔も最高~!」

「ちょ、あの、アマス……まじで……」

 そして、ちびっこ生徒会長が息を引き取るのにそう時間はかからなかった……


 しばらくの後、キャンパス内にある木陰のベンチの上で、アマスに膝枕をされていた生徒会長は目を覚ます。

 アマスを始め、ホークスをはじめとした一同が心配そうに顔を覗き込んだ。

「おお、気が付いたみたいだぞ」

「……ここは……はっ!!」

「会長! 気が付きましたか?」

「え、ええ。ちょっとだけ亡くなった曾御婆ちゃんが手招きしていたのが見えた気がした……でも自分の使命を思い出したわ!」

 ベンチの上から降りてホークスの前に仁王立ちする。

「使命?」

「ホークス・フォウ・ベリンバー!

 本日のわたしのスピーチを邪魔した罪は重く、ちゃんと反省すべきです!」

「元気な子だなあ」

 ホークスも、彼女が一生懸命話す様子に思わず愛おしく感じてしまい、注意されているにも関わらずそんなことは頭にまるで入らなかった。

「ええい、馬鹿にするのも今のうちですよ? 生徒会長の権限において、一週間の丁稚奉公を命じます!」

「え……はい?」

「われわれ生徒会と行動を共にし、少しはこの由緒正しきステイロ王立大学園の伝統と格式を身に刻みなさい!」

「そんな勝手な……」

「わたしの命令は絶対なのです!」

 そして、困っているホークスを放っておけるウララではなかった。

「うわ~、ホークスさんってば入学早々問題起こすとか勘弁してほしいですわー」

 当然のように火に油を注ぐ。しかし話の矛先はウララにも向かった。

「あなたも同罪ですよ、ウララさん!」

「え、何でよ?!」

「一緒になって騒いでいたじゃないですか!」

「そうだそうだー」

 ホークスもホークスで小学生のような煽り方でからかう。しかし対象は二人だけではなかった。

「それとマルネ・ブライラ・ターレントさんもですからね!」

「え、僕まで?!」

「当然です。あなたも初日から遅刻したことには変わりません。お友達なら連帯責任も然りです!」

「と、友達……」

 戸惑いながらも、友達扱いされたのがちょっと嬉しい。しかしそこへネーテが割って入る。

「あ! お友達と言う事でしたらこのわたくしもですわ!」

「はい?」

「お友達でしたら仕方ありませんものね。えーえ、仕方ありませんとも。わたくしも同行させていただきますね、生徒会長!」

「あ、いえ、あなたは別に……」

「そうですよネーテ。あなたまで一緒に行ってはかえって邪魔に――」

 止めようとするエマだったが逆にネーテの暴走も止まらなかった。

「そうそう、エマさんもお友達ですの!

 というわけでこれはもう、皆さんで「でっちぼうこう」をするしかありませんわ!

 ですわよね?!」

「え、あの……」

 生徒会長の理解が追い付かない。

「いやーん。戸惑ってる生徒会長もかわいい―!!」

 と、再び抱き着くアマス。

「アーマースー! あなたはそればっかりー!

 はーなーしーてー!」

「はーなーさーなーいー!」

 ホークスもこの場をどうすれば良いのか分からなくなる。

「……んじゃ、今日の所はこれで」

 あいさつ代わりに右手をちょっとだけ上げると、そそくさとその場を去っていくホークス。

「あ、ちょっとあんた待ちなさいよ!」

「ホークス様。この後お時間ありますか?」

 ウララとネーテも後をついて行ってしまい、仕方なくエマとマルネも続く。

 生徒会長とアマスだけが残された。

「こらー! まだお話は終わっていませんよー!」

「そうでしゅねー。終わってましぇんよねー」

「だー! アマス、顔! 顔が近いー! おのれー!」

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