第12話 無人探査機に必要な機能

地球では戦争が一段落し、天球へ無人探査機が打ち上げられる事になった。


50年前のマウの足取りを追うミッションだ。

天球人の捜索とマウの死体の捜索。


しかし、発見されたのは中世の街並み。

そこに居るのは天球人たち。


地球で全世界生中継されているその映像が地球人たちを驚かせた。


あと何百年かあれば天球人も宇宙へ飛び出せるだろうか。

そんな予測は侵略と言う不安もかきたてる。


さらに、無人探査機の前にマウが現れた。

地球人と天球人の誰もが知る男。



知的生命体の文明差は有って無いようなもの。


マウが無人探査機を観察するとマイクのようなものを発見する。

マウ「こんにちは、聞こえますか?」


無人探査機にはマイクは有ってもスピーカーは無い。


ミキ「地球の皆さんこんにちは、初めまして天球人のミキです」


続いて挨拶したのは天球人のミキ。

ミキは地球人と同じ言葉を話した。



地球側はいくつもの疑問が出てきた。


50年前は何もなかった場所に立派な街並みがある。

マウの姿が50年前と変わらない。


しかし無人探査機にスピーカは無かった。

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