二人の主人公。
師匠と勇者。
少年が何を想って最後に逝ったのか。
それは、わいの思考では分かり得ない。
まさしく、彼にしか分からないこと。
‥‥‥‥‥スタート地点が違っただけ、と言葉で言うのは簡単ですが、この言葉の重みもまた、彼らにしか分からない事ですね。
いやはや‥‥‥‥本当に怖いのは人間の心ですが、同時に尊いと思ってしまうのも、人間の心なんですよなぁ。
作者からの返信
ご感想ありがとうございますm(_ _)m
実を言うと作者自身は、わりと勇者よりな考えを持つことが多いです。現実の問題や事件に対して。それと同時にそうじゃない解決法、マイルドでピースな方法があったら(理想としては)いいよねと夢想したりなんだり……師匠と勇者にはそういった考えをこめた部分もすこーしあります。
おっしゃるとおり、人間ヤバイよな! とふだんは解釈してますが、だからこそ尊い部分が光るのかなと(´・ω・`)
彼にとって、師匠に止められる結末に、どんな意味があったのか、なかったのか?それが分かるのは二人だけなのでしょう。それでも、そこから先に未来がある事を祈りたい。
作者からの返信
ご感想ありがとうございますm(_ _)m
前の世界での妹との会話や、カシスの詰問などでも匂わせているのですが、勇者は自分がわりと間違っているかもしれないという気持ちはかすかにあります。
けれど、あの在り方を変えることは絶対にできない。
……誰かに、止めてほしかった部分もあるのかもしれません。
ボツにしたセリフで「もう、終わらせてくれ」と師匠に言うつもりでしたが、最後までブレずにああいった形になりました。
そして、序盤でお約束したとおり最後はハッピーエンドで終わります。