ーー花弁が散った。
というフレーズが流れるたびに、胸が締め付けられました。
命の儚さと尊さ、だからこそ大事にする気持ち、その全てがストーリーに乗って綺麗だなと思いました。
人間はいつか死ぬし、その悲しみを受け入れることは容易ではないし、その辛さそのものを否定したくなる気持ちは誰にだってあって、でもそれを受け止めて前を向くことが大事。
『普通は』。
この小説は違う。
ああ、なんて優しい小説なんだろうと思いました。生命に永遠を求めること、永遠に別れたくないという願望、ワガママ、ダダの類の肯定。
良いんだよ。悲しいことや辛いことにくじけても、無理して笑わなくて良い。その境遇を憎んだって良い。それだけ真剣に向かい合ったじゃあないか。生きていて欲しいって願ったじゃあないか! その気持ちは本当だし本物だし真実だ!! だから苦しい悲しいと言って良いんだよ……。花が嫌いって。
そういう、挫けてしまった人への全肯定が、究極の優しさを纏った応援歌なんだと思いました。
透明な花弁を咲かせた、綺麗なお花をありがとうございました。
作者からの返信
詩一 さん
コメントありがとうございます!
そして、素晴らしいレビューもありがとうございました!!
いやいやいや、レビューもそうですがなんですかこの応援コメントは!?読んだ時に震えました……:(;゙゚'ω゚'):
詩的な流れから熱量のある文章。応援コメントなのに、何故か学ぶことが多かったです!
本当にありがとうございました!
編集済
からすけさん、新作短編出したって?どんな異世界ファンタジー(ラブコメ)なんだろう?と思っていたのですが、マジで?
……マジで?
めっちゃ切ない系じゃないですか。(勝手に)騙されましたよ。
小さな場面が浮かび、そして消えていく。でもそれは確かに繋がっている。
その構成がとても美しかったです。
───花弁が散る。というフレーズで、花弁が一枚ずつ、花瓶の脇に落ちていく光景と『君』が弱っていく姿が重なりました。そして、『水をかえる=君の元に通う』ことしかできない僕の無力さがひしひしと伝わってきました。こんな表現の仕方ありなんですか。
そして最後の、『花が嫌いだ』という言葉。
本当は嫌いじゃないのに、嫌いにならないと僕は僕を保っていけなくなる、悲しさで潰されてしまう。
そんな心情が読み取れました。わあああ、切ないいいい!(錯乱中)
感想がうまく言えないので、この辺にしておきます。
【追記】
体調崩しているんですね。お大事になさってください。
作者からの返信
聖願 さん
コメントありがとうございます!
感想、めちゃめちゃうまく言ってくれているじゃないですか! びっくりしました!
随分とまぁ私らしくない作品を書いたもんだ、と自分でも思っております!でも、偶にはいいかな?なんて(笑)
拝読しました(*´∇`*)
彼は、ずっと彼女と一緒にいたかったでしょうね。
切なくて、悲しくて。
でも、温かな物語でした。
他人事とは思えず、泣きすぎてまた血が下がってしまったので、もう少し横になってまいります。
ちみたんを泣かせないように、私ももう少し丈夫にならなければ(。´Д⊂)
素敵なお話、ありがとうございました✨
作者からの返信
まる さん
コメントありがとうございます!
って、大丈夫ですか!?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
泣く程感動していただいたことは嬉しいですけど、そのせいでまるさんの体調が……とても複雑です(´・ω・`)
でも、読んでいただけたことは素直に喜んじゃいます!ありがとうございます!
序盤から想起させられる悲しいラスト。
花弁が散るごとに、読者と主人公は「散るな、散るな」と願ってしまう。
それでも、という期待も儚く散ってしまい、その手に残ったものはなんだったのか。
そして最後の「花が嫌いだ」
その言葉の真意に、心が揺さぶられるのです。
素敵な物語でした。
作者からの返信
飛鳥 休暇 さん
コメントありがとうございます!
書き手さん方の応援コメントはクオリティが高すぎていつも恐縮してしまいます((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
それでも、素敵だったと言っていただけるのは本当に嬉しいです!ありがとうございます(*´ω`*)