第3話

男とルリは5回目の英語の授業にでた。

今までの授業の中で男とルリはかなり仲良くなっていた。

5回目の英語の授業がおわり、ルリがコートを着るのを男は待った。

男はコンビニに寄り大学の近くにある自宅に帰り昼食を取ろうと考えていた。

ルリもこのままコンビニで何か昼食を買い帰るのだろうと男は考えていた。

男はおにぎりを2つ買い、ルリはホットスナックの唐揚げを買った。

男が帰ろうとしたときルリは言った。

「一緒にご飯食べない?」

男は了承し、今はあまり授業でも使われていない2号館と呼ばれる建物にはいった。

そこには人が横になれるくらいの大きなソファが2つと真ん中にそのソファくらいの大きさのテーブルがあった。

男とルリはそのソファに座り、向かい合い昼食を食べはじめた。

男はそこまでお腹が減ってた訳でもないし、おにぎりをあっためていなかったので、おにぎりを一つ食べると満腹になりもう一つのおにぎりは鞄にしまった。

ルリが男に唐揚げを食べるか聞いた。

男は満腹だったが断るのも悪い気がして無理に食べた。具合が悪くなったが男は食べた。

食べ終わったあと高校のころの出来事や趣味の話しなど他愛もない会話をし、男とルリは次の授業へと向かうべく別れた。

男は今日の出来事でルリのことを少し意識するようになっていた。

そして6回目の英語の授業でルリと再開し、今度は男がルリに昼食を食べないかと誘った。

ルリは「今日はいいや」といいそのまま帰ってしまった。

男は少し残念な気持ちになり一人でコンビニ弁当をあっため自宅で食事をした。

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