悪を屠れば何を想えと
悪は憎むべきものだ。忌むべきものだ。淘汰されて、然るべきものだ。
だから、悪を殺したとて、心が痛むなどありはしない。
悪が殺されるのは、悪を殺すのは当然の事なのだ。感情が、それに伴うなどあり得ない。
だけど、それとは別にふと考える事がある。
悪は、何を以てして悪となるのか。
何を以て、自分達は悪を悪とするのか。
そんな事、何度考えたって正解など分からなかった。
だから、ただ俺は悪を屠るしかなかった。それしか出来なかった。
胸の内に巣食う違和感には目を瞑って、己の拳を振るうしかなかった。切り裂くしかなかった。突き刺すしかなかった。
もし、この世に悪が一つもないとしたら。
それは神が悪だというに他ならなかった。
荒涼とした大地に、俺はただ一人立っていた。
見上げれば広がるのは果てのない青い空。浮かぶ雲はまばらで、空の端に溶けて同化しているように見えた。しかし、その淡い白が浮かぶ空と地の境目ははっきりとしていた。黄色い地との境界は僅かに丸みを帯びていて、この星が丸いと言った大昔の学者もこの光景を見たのだろうかと思いを馳せた。
だが、ここに学者などいないし、俺自身もそんな大層なものじゃなかった。
けれど、息を吸えば鼻を突くのは嫌な臭い。血臭はしなかった。けれど、腐敗の始まったであろうものから臭う、土へ還っていく臭い。
俺の目の前に転がっているのは、死体だった。それも、一つだけじゃなかった。いくつもの死体が、そこかしこに転がっていた。四肢が散らばっているものだったり、折り重なっているものだったり。数え切れぬ程の死体があった。
焦げたもの。乾いて黒い血に塗れているもの。
ここは、俺の生まれ育った村の大地だ。滅びてからどれ程の時が経っているのか。明確には分からない。しかし、相当な時が経っているというわけではないのだろう。
乾いた血からは臭いはしなかったし、腐臭もきつい。今まさに、死という沼に沈んでいっている。雨も降らず風も吹かず。太陽だけがじりじりといまだ生々しさが残るこの場所を焦がしていた。
俺は、どうしようもない寂寥感に襲われた。ここに倒れている、同じ村で暮らした彼らは弔われる事もないのだ。魂魄が帰る家族も既に死に絶え、逝く場所を探して彷徨うのだ。
これからきっとこの地は野盗に踏み荒らされ、焼け残った家財が盗まれ、衣服が剥ぎ取られていくに違いない。
地を這う鼠に齧られ、空を舞う猛禽に啄まれ、ただ骨となるのを待つしかないのだ。
優しい日差しに包まれるでもなく、慈雨に打たれるでもなく、穏やかな風に吹かれるなどというわけもなく。自然にすら弔いを向けられず、ここの死体達は朽ちていくのだ。果たして、帰る場所もない魂魄達は還るべき道を辿れただろうか。
俺は、恐怖に慄き開いたままだった死体の瞼を下ろした。別に、弔う意思があったわけではない。憐れに思ったわけではない。ただ、どこか物悲しいな、と。そう思ったのだ。
俺は死体に背を向け、歩き出した。向かう場所があるわけでもない。しかし、やらねばならぬ事はある。俺が生まれ育った村を、滅ぼすきっかけとなったあの女。
あの女に、逢わねばならない。理由も分からないが、強くそう思った。しかし、どうやってそれを成せばいいのか。俺にはその術がわからなかった。
ただ今は、ここにいてはいけないと思った。
歩みを止めてはいけない。足を止めたら引き摺られてしまう。
どこか漠然とした恐怖にも似た感情を、俺は抱いていた。そして、行く当てもなくただ歩いた。
此岸に、留まる為の方法を探して。
俺は放浪の旅を続けながら、あの女を探していた。俺がいた村を滅ぼすきっかけを作った、一人の女。身体的特徴は殆ど覚えていなかった。ただ、綺麗な顔をしていた事。そして、その顔が笑みに彩られる事はなかった事。これだけしか、覚えていなかった。
こんな情報だけでは誰かに聞いても、彼女に辿り着くとは到底思えなかった。だから俺は、ただ自力で彼女を探し続けている。
彼女に復讐したいなどとは、考えた事がなかった。会って詰ったり、感情をぶつけたりしたいとも考えていなかった。なぜ俺の村に来たのかを知りたいわけでもなかった。
ただ、逢いたいと。逢わなければならないと。そう思っていたのだ。
彼女の手掛かりは何もない。何か物品を落として言ったりはしていない。俺の記憶にも殆ど何も残っていない。
もしかしたら、俺の脳が作り出した錯覚かもしれないと、誰かは言うかもしれない。でも、俺は彼女が確かにいたと信じている。
相対した彼女の、泣きそうに歪んだ表情も。殺してくれと懇願した震える声音も。体温を失っていく小さな体も。最後に見せてくれた、穏やかな笑顔も。
顔も碌に覚えていないのに、こういった事は覚えていた。俺の記憶に焼き付いて、そのまま焦がして。決して消えない火傷を残している。
俺はその火傷をなぞりながら、歩いてゆくのだ。
俺の放浪の旅は、楽しいものかと聞かれれば首を傾げる。しかし、辛いものかと聞かれたら俺は首を横に振る。
様々な場所を訪れる事は、俺の好奇心を満たしてくれた。出会う人々も良い人々が多く、良くしてくれた。
金に困れば用心棒の真似事をしてその日の銭を稼ぎ、厚意で振る舞われる飯にありつければ上々だった。飯は振るわれなくとも、大体そういう者は金に色を付けてくれた。
そんな風に、その日その日を根無し草が漂うように生きながら俺はあの女を探していた。しかし、穏やかに過ごせる日々がそう長く続くわけもないのだ。
明日も知れぬ身として生きている己だが、わざわざ面倒に首を突っ込む事は好かない。まあ、これを好くのは目立ちたがりか、相当の変わり者だけだろう。
そんな風に現実逃避のように考えても仕方がない。
カンカンと、城市の中央にある金が鳴らされた。
後ろからだけではなく向かう先からも足音が聞こえて、くるりと方向転換してまた走る。
城市は周囲を高い壁に囲まれている。それは到底人では越える事の出来ないものだった。町に通ずる出入口は四方の壁に設けられた城門のみ。
しかしそこにも勿論、門番がいるだろう。門番を倒すか、どうにかして壁を越えるか。それに、もし外に出られたとしても警邏の兵がうろついているだろう。
俺はそう考えて、ゲームボードのように規則正しく並ぶ建物の間を抜けて、何度目か分からない角を曲がって走る。
捕まったら面倒で仕方がない。
別に何かの罪を犯したわけじゃない。誰かに迷惑をかけた覚えもない。ただ、種族を隠すために被っていたマントのフードが、風に煽られ取れてしまっただけなのだ。
どうやらこの城市は、人間以外をいたく毛嫌いしているようだ。
だというのに俺がこの城市を訪れたのは次の仕事の依頼人がここに来いと言ったからに他ならない。
その依頼人は、城市が人間以外をあまり歓迎しないので正体を隠してくるよう言った。俺は金が欲しかったので大人しくそれに従い、体をすっぽり覆えるマントをを買ってこの城市にやって来た。
だというのに、依頼人に会う前に正体が露見してしまった。これではもし依頼人に会えたとして、報酬は見込めないだろう。それなら逃げた方がいい。
俺はそう考えて城市の道をひたすらに走っていた。
ああ、くそ。マントなんて余計な出費までさせやがった癖に、この仕事の報酬はなしか。それに兵に追われるなんて面倒な事になっている。金に目が眩んで無暗に仕事を受けるもんじゃないな。
俺はそう胸の内で独り言ちて、マントを風にはためかせた。
もう、城市の中で逃げ回るのは無理だろう。俺は人通りのない路地に身を潜め、そう思った。どんどん足音が大きく多くなっているのが分かる。探索の兵が増やされたに違いなかった。
はあ、と俺は人知れず息をついた。
この城市にいるのがただの人だけなら、どうにか振り切って外に出ることは出来るだろう。最悪、門番を打ち倒せばいい。外の警邏兵にはどう足掻いたって気づかれてしまうだろうが、そこもどうにか振り切るしかない。
俺は決意を固め、路地から通りに足を踏み出そうとした。その時。
「僕がお助けしてあげようか」
突如響いたその声に、俺はばっと背後を振り向いた。
そこにいたのは、豊かな黒髪を持った男だった。その男は胡散臭い笑みを張り付け、どこか油断のならない雰囲気を持っていた。
「お前は、誰だ」
俺は警戒を隠しもせず男に言った。男は依然として笑みを崩さず、その薄い唇を開いた。
「你好。僕はしがない猫さ。ただ、君を助けることは出来る」
男はそう言うと、くるりと俺に背を向けて手招きする。
「こちらへおいでよ。この城市の外に出たいのだろう?」
「何が、目的だ」
俺は依然として体勢を変えず、低く唸るように言った。
「強いて言えば、僕の罪悪感によるもの、かな。さあ、この先は歩きながら話す。ついておいで」
それきり男は振り返らなかった。立ち止まらなかった。俺は、男についていく事を決めた。
「実はね、君をこの城市に呼んだのは僕なんだよ。僕がこの城市がどういうところか知っているのに、ユマブランの君を呼んだ。そのせいで君はこんな目に遭ってしまった。だから僕は、罪滅ぼしをしているだけさ」
男は罪滅ぼしという割に、さほど罪悪感も感じさせず悠々と言った。俺は、何も言えなかった。
「この穴を通れば、城市の外にある井戸に出られる。そこからどうするかは君の自由だ。僕はもう干渉しない」
そう言って人一人が通るのがやっとであろう細い穴を指し示し、男は言った。俺は最後に、男に聞きたい事があった。
「どうして、俺を助けた。ただの罪悪感ではないのだろう」
そう言う俺に、男は僅かに目を瞬いて見せた。そして、更に笑みを濃くする。
「それは君が美しいからさ。君は見た目だけでなく、生き様も美しい。そしてその身の内に飼う荒魂は、僕が今まで出会ったものの何よりも美しい」
男はその金の瞳を細め、うっそりとそう言った。
「僕は美しいものが好きなんだ。再見」
そう言って、男は俺に背を向けて歩き出した。どうやら、彼が助けてくれるのは、教えてくれるのはここまでらしい。
俺は男への感謝は口にしなかった。そういうものは、求めていないように感じたから。
俺が井戸を出て、暫くの内に警邏の兵に見つかってしまった。俺が油断していた事もあって、兵の気配に気付けなかったのだ。
俺はそんな自分を間抜けに思いながら、ただひたすらに駆けた。
城市の中と違って遮るものは何もなかった。走りやすかったが、それは同時に兵も撒くことが出来ないという事で。
俺は駆けに駆け、森を視界の端に捉えた。俺は左に向かって走り、森を目指した。
深く暗い森に踏み込み、駆けた。
木々の合間を縫って、倒木を飛び越えて。花など気にせず踏み潰して、逃げ惑う動物達の鳴き声を遠くに聞いて。
駆けて、駆けた。
流石に撒いただろうと一本の木の幹に手を付き、息を整えようとしたその時。
ひとりは、恐いよ。
どこかから、そう聞こえた気がした。しかし、俺の耳がその言葉を捕まえたのではなかった。まるで脳に直接響くように、その声は俺のもとに届いた。
ただ、その言葉が内包する切なる響きを。その言葉が渇望する誰かを。
自分に求められているのではないかと。そう思ったのだ。
俺は、何かに誘われるように歩き始めた。
同じような景色が続いていたが、俺は森の奥深くに向かっている。その事だけはどこかぼんやりとした意識の中でもわかっていた。
そして、少し開いた場所に出る。
そこには、一人の女の子が膝を抱えて蹲っていた。しかし、彼女は人間ではないのだろう。方腕が、死体のように青くなっている。彼女は、ゾンビなのかもしれない。
そんな風に考えながら、俺は女の子に近づいた。
この子が、きっとさっきの声の子だ。
「なら、一緒にいよう」
俺がそう言うと、その子は弾かれたように顔を上げた。
驚きで彩られたその顔には、見覚えがあった。
俺の故郷を、滅ぼすきっかけとなった女だ、この女の子は。
しかし目の前の彼女からは、俺の村が滅びた時と同じ感じはしなかった。この女の子はただの、寂しがり屋で臆病な女の子だ。そう思った。
だから俺は、しゃがみ込んで彼女に視線を合わせ、笑った。
「なあ。一人が嫌ならさ、俺が一緒にここにいようか。それとも、一緒に世界を見に行ってみるか?」
俺は手を差し出した。
しかし、女の子が俺の手を取る事はなかった。その感情を雄弁に語る瞳には、大きな驚きと戸惑い、そしてそれに隠された怯えが見て取れた。そして、せっかく上げてくれた顔をもう一度伏せた。
俺は何だか少し寂しいような感じがした。
「俺が、恐いのか……?」
こんな事を言うつもりはなかった。情けない、と自嘲する。
目の前の彼女はゆっくりと顔を上げ、俺の表情を窺がい見るようにした。そして、僅かに瞠目してからはくりと口を開いた。
「あ……」
しかし、彼女の口から漏れ出たその音が言葉となる事はなかった。
けれど、彼女が何かを言おうとしてくれた。何か言葉を探してくれた。その事実だけで、俺はとても嬉しかった。
「あの、えっとね。えっと、わたしは、あなたが怖いわけじゃ、ないの」
その一言だけでも、彼女が一生懸命に言葉を紡いでくれているのが分かった。目を、逸らさないでいてくれた。俺は、胸の内に得も言われぬ感情が沸き起こるのを感じていた。
「あなたと一緒にいられたら、それは凄く、嬉しい事だと思うの。一緒にどこかへ行けたら、世界を見られたら、凄く凄く幸せな事だと思うの」
「じゃあ……」
そう言って手を差し出す俺に、彼女はふるふると首を振った。
「でも、あなたと一緒にはいられないよ。あなたと一緒には行けないよ」
今度は、彼女の口が詰まる事はなかった。
「私はね、人と一緒にいちゃいけないんだよ」
そう言って、彼女は笑った。今にも泣きだしそうなその笑顔は歪で。でも酷く美しくて。俺は心の中が搔き乱される感覚を味わった。
でも、俺はその心の内を悟られないよう笑った。ただの格好つけだと、分かっていた。
「それでも、俺が君と一緒にいたいんだよ」
彼女がその言葉をどう捉えるべきか迷っているのを、分かっていた。だから俺は決して急かしなどせずにゆっくりと待った。彼女が選び取った答えを、尊重しようと思った。たとえそれが、どんな答えであろうとも。
「本当に、いっしょにいてくれるの……?」
彼女が選び取ったその答えに、俺の心は歓喜で満ちた。震えるその声は、彼女の心がそのまま乗っているかのよう。
「勿論。俺はずっと君と一緒にいるよ」
俺がそう言うと、彼女は嬉しそうに感情を飛ばした。表情こそ笑ってはいなかったけれど、とても喜んでいると分かるもので。俺もなんだか嬉しくなってしまった。
「あ……」
彼女はそう言って、そのまま止まってしまった。どうしたのだろうと思っていると、彼女の瞳が忙しなく動き出す。それが何とも可愛らしい。
そして彼女の瞳が固定されたその先。視線の先には、差し出したままだった俺の右手があった。ああ、まだこの状態だったのか、と何となく恥ずかしく思いながら手を引っ込めようとした、その時。
彼女が震える手で、俺の手を取った。笑って手を握ってくる彼女に、胸の奥がぎゅうっとなるような感覚を味わった。
「あ、りがとう。私はロッティ。よろしく、えっと」
彼女の手は小さくて、柔らかくて、ひんやりとしていた。
それに比べて、俺の手はあり得ないくらい熱いに違いなかった。心臓が痛いくらいに跳ねて、平静でいるのがおかしいくらいなのだ。
「俺はフィロ。よろしく、ロッティ。それと、こっちこそありがとう」
俺はそう言って笑ったものの、どうしてか泣きそうだった。情けない、と己を自嘲する。きっと俺は笑顔を歪めて、とても変な顔をしているに違いなかった。
そしてそんな俺を見てなのか何なのか。ロッティも泣きそうだった。
もし、俺が泣きそうな理由がこの溢れ出しそうな感情によるものだったら。それも悪くないと思った。
そして、ロッティが泣きそうに笑うその理由も。俺と同じものだったら良いと。そう思った。
そうして俺達は、森を出て色々なところを旅した。沢山の時を共に過ごした。多くの事を共にした。
それは一人で放浪の旅をしていた頃に比べて、いや、比べ物にならない程に楽しい日々だった。
でも、いつも俺の心には一つ、黒い染みが落ちていた。
それはずっと、俺の腹の底に凝っていた。重たく沈むそれは、ともすると罪悪感にも似たものだった。
誰に向けた物でもないのに。許しを乞うているわけではないのに。贖罪のつもりはないのに。
なぜか、その感情は消えなかった。
ああ、と俺は嘆息した。こんなもの、自力でなんとか出来るものではないではないか。
でも、何かに縋るつもりはなかった。そんなのは嫌だった。
神様なんて信じていない。
仮に神様がいたとして、何となる。
冷遇されて育ち、故郷はなくなり、その日を生きていけるともわからない。そんな俺に、目に見えぬものを信じろと言うのが無理な話なのだ。そんなものに縋るような余裕すらなく、俺は生きてきた。己だけを信じ、生きてきた。
それに、神様が本当にいたとしたら、この世界はもっと幸せだったろうか。平等に、皆が明日を迎えられただろうか。
益体もなくそんな事を考えては、歯噛みする。
神様なんて、人間がただ抗えないものに縋るため生み出した虚像に過ぎないのだ。
でも、俺にも神様がいるのかもしれないと思った。
俺の神様は、ロッティだ。
いつしか、そう思うようになっていた。
目に見えないものなんかじゃない。いつも隣にいて、笑ってくれるロッティ。
俺の、命なんかよりもとてもとても大切で愛しいロッティ。
俺は、ロッティだけを信じて生きていく。
けれど、けれど。
どうかロッティには、広い世界を見てほしい。こんな偽善者なんかよりも良いものも、悪いものも沢山知ってほしい。
そして、いつか。
それでも俺の隣にいてくれる事を選んでくれたら。その時はこの感情を、ロッティに伝えようと思う。
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