海から来た少女
僕が知らないだけで
ありふれた生き物なのかも知れないが、
無知な僕には
サメでも
飛び
手足の無い
深海魚の
魚類らしき何かだった。
死んでいるようだが、
それでもあまり近づきたく無い
僕はそのとき目の
少し離れた波打ち
同じように打ち上げられていた。
その回りを寄せてはかえす海水が、
その波紋の輝きが神秘的に、
その光景を
僕はその光景に
その打ち上げられた何かに近づいていった。
打ち上げられた
半壊したように横たわる
ポッドの
カプセル型の乗り物らしき物には、
盾の様にも羽の様にも見える三本の足が
付いていた。
僕は中を確かめるため、
波の中に足を踏み入れる。
その中で
卵型の胴体の半分はガラス
そのガラス
その内部から
僕はまるで光に引き寄せられる虫の
それに引き寄せられていった。
僕が近づくとその
トンボの様に目の飛び出した
まるでゴキブリの様に
僕はその動きに
ポッドの中を
内部は
そのコックピットらしき内部の座席で、
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