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僕はその中に
その少女を
僕の胸を熱く
そして
思った以上に
愛らしい卵型の
そんな幼き少女の顔が、
彼女がまだ
まるで
彼女の息づかいがその鼓動が、
僕の
まるで海の妖精を見つけた様な喜びで、
彼女の寝顔を見つめていると、
腕の中の妖精はうっすらと
僕と目線があった。
彼女は
僕は何と言い
ただ時間が止まったように
彼女を見つめ続けた。
波しぶきを上げ二人の頭上に
急速に五感が
その冷気に
どこか
彼女はそれで魔法が
そして
幼き顔を
悲しげに
『ルシフェリンが
ルシフェ・・・ ?
彼女は青く光る海面を指差し
『
うみボタル!?
そう言えばお婆ちゃんから聞いた事がある。
この辺りの
夜中に蛍のように光るんだと。
青白く光るそれはまるで、
クリスマスのイルミネーションなんだと。
両親が亡くなって、
落ち込んでいた僕を
昔話なんだと思っていた。
そんな昔話の果実は、
クリスマスのイルミネーションというより、
海の中に広がる
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