第十六章 今住んでいる部屋
今、住んでいる所は、小さな団地なのだが、そこでも、不思議な事がおこる。
息子が自室に使っている部屋。
一番、日当たりの良い部屋なのに、他の部屋に比べて、寒い。
寒いというか、空気が冷たいのだ。
いつだったか、次女が何気にシャメを撮ると、オーブがいくつも写っており、その中の一つに顔が写っていた。
ある時は、髪の長い女が押し入れの方に、スゥーと消えていった。
その部屋で、息子が寝ていると、時々、うなされている。
トイレの換気扇から、女の子の声が聞こえる。
等など、不思議な事があるけれど、今でも、そこに快適に住んでいる。
ー第十六章 今住んでいる部屋【完】ー
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