第十五章 児童公園


私の住んでいる所の、すぐ近くに児童公園がある。


小さな公園だが、桜の季節には、桜が咲き乱れ、周りに住んでる人々が高齢者という事もあり、とても、静かな場所である。


時々、お年寄りのゲートボールや近くに住む子供達が遊びに来るが、ほとんど人がいない所だ。


その公園に配置されているトイレ。


利用する人もいない為か、一人が入るだけの小さなトイレである。


そのトイレのドアが誰も触れてないのに、勝手に開く。


ドアノブを回して開けるタイプのドアなので、風なんかで開くドアではない。


公衆トイレなので、独特な臭いもあり、ドアが閉まっていても臭いのに、そのドアが開くものだから、結構な臭いが漂う。


何度閉めても、しばらくすると、また開いている。


いつも、不思議だなと感じる。


そして、夜中には、誰もいないのに、ザザザと砂を踏む音がする。


スマホでシャメを撮ると、オーブが写る。


まぁ、そんな不思議な公園だけれども、桜の季節には、桜がとても綺麗で静かな穏やかな場所なのだ。






ー第十五章 児童公園【完】ー

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