第7話 戦闘の行方
『ポセイドン、私の所はまだしていないがキングチェイン継承の儀式を行っていたのかい?』
『俺の所もしていないぞ6歳のガキだしな』
シャークが走り去った後、ラルゴの予想通り防戦一方の闘いが繰り広げられています。小柄なレオンは懐に飛び込まないとリーチの差で決定打にかけています。パワーでは、レオンに分がありますが敵は棒術も習得しているようで攻めあぐねています。
激しい力のぶつかりあいに耐えられなかったようで木の訓練用武器が砕け散ってしまいました。
折れた武器を捨てて一度体制をたてなおそうとのけ反りまだ戦おうとする両者でした。
突然、目の前に光に包まれた剣と槍が出現しました。
迷わず太剣を手に取るとレオンは黄金の輝きに包まれて、ゼウスは三股の槍を取り青の輝きに包まれた。
二人とも感情が高ぶっているようで虎男、鯱男に変化しました。その武器を使い戦闘を繰り広げています。
到着した二人は、驚いて戦いをやめさせようとしてたのを忘れて会話に没頭しています。
『あの槍は我が一族(深海族)伝説のグングニルだ。』
『剣は
『それって、英雄の封印されし剣じゃなかったか?』
『ええ、その通りです。どおやら封印が解けたままになっていたようです』
『封印が解けているだと!?』
冷や汗が吹き出し説明しようか迷っていると息子達の決着が着いたようです。
レオンが戦術を見極めて上手く凪ぎ払った瞬間刀身から光輝く一撃お見舞いしました。
ゼウスは懐を斬らて血しぶきが舞って倒れました。
レオンも勝利後倒れ込んでしまいました。
兵が医者を連れてきたので直ぐに処置が始まりまた。ポセイドンは息子にかけより状態を確認します。
『国王様、王子の傷は深くありませんよ、安静にしていれば問題なさそうです』
『ポセイドン私の息子がすまない』
『気にするな、チビは防戦一方だったのに対しあのバカは何が気にくわなかったのか執拗に攻めていたからタイミングを謀られてカウンターを喰らっただけさ』
『回復を祈っている、私達はそろそろお暇するよ』
倒れていた息子を抱えて立ち去ろうとしています。
『待て帰るな、チビも倒れたから治療が必要だろう?さっきの話の続きを詫びに聞かせてもらおう』
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