第5話惑星シーマザー
船から降りるとポート付近には国王と騎士団のお出迎えがありました。白髭もじゃで
『よく来たなレオルド、ラルゴとそこの2人』
『久しいなポセイドン紹介しよう私の6歳の息子とラルゴの甥っ子だよ』
『初めまして、レオルドの息子レオンと申します。初、公務なので至らない所もありますが宜しくお願い致します』
『私は王子の付き人ボルフと申します』
『宜しくな♪王子は国を色々廻って観るといい案内人に1つ年上だが騎士団長息子のシャークを付ける』
青いトサカ頭で鮫の深海族だ目付きが鋭い
『シャーク案内してくれ堅苦しい言葉は抜きで』
『質問、最高深海5000mあるけど潜れるか?』
『最高50mの湖にしか潜ったことないぞ💦』
『王子こちらの樹の枝が入っている袋をお持ち下さい』
『流石、父上これで案内出来るよありがとう』
レオンの手を引っ張り海に飛び込んだ。すると、樹の枝の穴から気泡がいくつも形成され空気のボウルが完成した。シャークは王子の手を掴みながらどんどん潜って行った。
海の中にはタツノオトシゴや様々な魚が泳いでいた。緑とピンク色が入り交じる地帯が見えてきた。
『到着、此処はバオバブの森とサンゴ地帯だよ』
『騎士団長が持たせてくれた枝もこれか?』
『正解、この樹は空気を沢山溜め込むんだよ』
『へぇー、まだ下があるみたいだがここでどのくらい潜ってるんだ?』
枝を複数折り袋に追加で入れながら質問に答える
『まだ、半分くらいの中間地点だよ。下には皆が住んでる海底都市なんだぁ』
二人は更に下に潜っていきます。底には、巨大な方舟や古墳の様な遺跡や様々な形の巨大貝が見えます。
『ねえ、縦やとぐろを巻いてるのや丸みを帯びた貝は食べれるの?』
『あの中に住んでるんだぁ、僕のお家もあるよ』
シャークは自分のお家に案内してくれました。
近付くとシャコ貝の形をした家には扉や窓もあり中はいくつもの部屋がありました。
『質問、潜っていく最中薄暗かったのに何故街や貝の中が明るいんだ?』
『夜光中の電気設備があるから明るいんだよ』
ハタゴイソギンチャク型の機械で一部をもぎり取り、部屋の中に置いたらどの部屋からでも操作できるそうです。
王子はその後も住人との会話や探検を堪能して地上の宮殿へと戻って行きました。
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