第94話 エピローグ 五
※ ※ ※ ※
「ところで中野さん、桜はお好きですか?」
「まあ、きれいだとは思いますがそんなには…。」
「そうですか。実は私もそこまで好きではありませんでした。
ただ今私、自分でもびっくりするのですが、春になったら中野さんと桜を見に行きたいと思いまして。」
その後、僕たちはそのカフェで話の続きをする。
「いいですね!ぜひ見に行きましょう!」
「はい、今から楽しみですね。」
「そうですね!」
こうして僕たちは、まだ来ない春のことについて話をした。
この後、僕と平沢さんとに、あんなことが待ち受けているなんて…、その時の僕たちは、想像もしていなかった。 (終)
宇宙と哲学と恋の話 水谷一志 @baker_km
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます