軽すぎる命、浮遊


筋肉質の男が

剣を握り締めて

うんざりしながら言った

「どうしても惨殺されたいのかね、きみは」

この人は一体、何を言っているのだろう?

おれはただこの世の中は間違っているのではないかと王様に言っただけなのに

「よろしい、あの世の探検隊に命ずる」

そして問答無用で首を刎ねられた


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