コオロギ
「休憩中にコーヒーを飲むように、私たちにとって命を
正義に燃える声が聞こえる
「そんなことはない!日常とは自身の生存を指すのだ。死を感じてしまうのは、自身の死を予期している証拠。なんら不自然なことではない」
「命を奪うことが日常!つまり僕たちは死を
笑い声がきこえる
「アハハ!そうだね!みんなみんな正しくて、みんなみんな間違ってるんだよ!」
優しいこえがきこえる
「この世界のシステムは消費することで成り立っている。自分も他人も、何もかもが道具なんだよ」
おさないこえがきこえる
『ねぇなにがいけないの?』
わたしはいつだって正しい。だって世界が
なら何をしてもいいよね???
「だったら家を作ろう。肉でできた家を作ろう。
「肉は
「人間でできた家なら
「床も
「肉が腐っていく光景を観察するのも味わい深いものだろう。
『あははははははははははははははははははははははははははははははははは』
わたしのこえがきこえる
たくさんのわたしのこえが
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます