第14話 起業準備と地元スナック開拓
さらりと近況。
市役所の駐車場。車の列にヘッドライトをあびせながら、税金についてネガティブな想いにとらわれているところです。星座の見えない秋田市の夜空です。
西尾強さんから事業計画を立てたらとアドバイスを受けたので、不慣れながらも手をつけているところです。ググってみると経営者のプロフィールを書けなどがでてきます。音楽やってました、文章書けますは載せていいものやら。読む人間が銀行員だとしたら、そんなものには一切興味はないかもしれません。職務経歴書から毛を抜いたような感じになるのでしょうか。一番困るのは売り上げに数値目標を入れろなどと言われていることです。自分の相場がどうなのかもよくわからないので、どれくらいやれそうなのかまったく予想がつきません。
税金を支払ったら経済的にヤバくなってきました。これで太宰府に兵役に行けなんて言われたら、歌を万葉集に載せてもらうつもりでいます。兵役以外でいますぐ働きたいのですが、まずはきちんと起業して形を整えることを優先しようと思っています。個人と会社の実績がまざると確定申告が面倒になりそうだからです。安光さんのところの仕事もちょっとタイムラグがあるので、いまやれることをやりたいというところです。
法務局、商工会議所をまわってお話をうかがってきました。司法書士、税理士にたよらずやってみることにしました。八柳広和さんに税理士法人をあたっていただいたのですが、すみません。ひとり会社なのであまり面倒ではないようですので。会社規模が大きくなったら税理士さんにお願いしようと思っています。明日は税務署に行きます。
今後必要となるのでJavaScriptの勉強をはじめました。rustにも興味があるのですが、あれもこれも手をつけられないのでいまは見送りです。本当は仕事として受けて、その中で勉強したいのですが、実績がないと難しいかもしれませんね。いまだにJavaScriptには良いイメージがないので、アレルギーの治療からです。
はなしはかわります。
ノンアル1000円カラオケ歌い放題のスナックを見つけたので通っています。いろいろ経験があるので歌にはかなり自信があり、お店の方やお客さんたちからも気に入っていただけました。毎回ガチンコ勝負のつもりで歌っています。お客さんたちのなかにも、わたしには絶対に負けないと強気のかたがいて、殴り合うのが楽しいです。昨日は橋幸夫の潮来笠でこころを折りにいきました。本当はアニソンが主戦場ですが、相手はじいさんたちなので。堀内孝雄 愛しき日々で決着をつけました。
まったくなにも言わなくても初対面のかた複数に、あなた先生とか研究者とかやってた?と言われてしまうのは不思議です。とくにすぐれた研究者ではなかったのですが。その方々はスナックのママなので、人間を視る目があるのかもしれません。量的なものまではわからないようです。
歌うと一発で、あなた声楽とかオペラとかやってたでしょとバレます。たとえ演歌であっても。一応、プロを目指すつもりでやっていたので、真面目に取り組んだ証は伝わるようです。アニソンを極めるつもりで気がついたらオペラやディナーショー、コンクールで歌っていたという変わり種ですが。
いまでも、音大に行ってたら人生違っていただろうなと思うことはあります。たまに、今からでも行けとか言われることがありますが、クラウドファウンディングで学資と生活費を出していただけるなら考えます。
仙台ではアニソンバーやカラオケバー、スナックなどに歌の修行に行っていました。仕事が安定したら秋田でも勝負しにいければと考えています。声楽・合唱にも復帰したいですが、秋田は吹奏楽王国なので歌はあまり人気がないのが残念です。
夜気を数パーセント含みつつある雨粒がフロントガラスをかすめるようになってきたので、ジャズカフェにコーヒーの匂いでもかぎに行こうかと思います。今日、カラオケに出向くかどうかは自分がどれくらい病的かどうかで決めたいと思います。
たぶん、重症。
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