✴︎登場人物紹介✴︎


 読者様、第1章お付き合い頂きまして誠にありがとうございます。正反対とも言える者同士が夫婦を目指す運びとなりましたところで、主要人物2人を改めて紹介して参ります。良かったらご覧下さいませ。



☆✴︎☆✴︎☆



 ✴︎茅ヶ崎ちがさき葉月はづき(第1章時点で29歳)


 現在は製薬会社でバリバリ働く肉食系キャリアウーマン。実際に肉料理が大好き。お酒もガンガンいける酒豪です。職場ではきちんと敬語を使いますが、時々ヤンキー時代の口調と振る舞いが顔を出します(プライベートならむしろ全開です)。滅多に弱音を吐くことは無く、5年に1度泣くと言われてきました。


 困っている人、危なっかしい人を見ると放っておけない気質。一応慎重に考えはするものの結局身体が先に動いてしまいがち。姉御肌とお節介が紙一重といった状態です。どちらかと言うと年上好きであり、過去に交際してきた男性も年上ばかりだったので、6つ下の蓮に惹かれたのは本人も意外といった様子。


 誕生日:8月8日

 長所:面倒見が良い

 短所:短気




 ✴︎葉山はやまれん(第1章時点で23歳)


 ぱっと見はアンニュイな表情を決め込んだイマドキのジェンダーレス男子。中性的で儚い印象です。身長は葉月よりも少し高いのですが、痩せ型で猫背がち、更に座高も低いので実際より小さく見えます。


 発達障害(自閉症スペクトラム障害、学習障害)、発達障害による聴覚過敏が日常生活にも大きな影響を及ぼしています。声は非常に小さくあまり多くを喋ることは出来ません。耳には防音イヤーマフ(就寝時は耳栓)。時々在宅ワークの仕事をしているものの、基礎体力が乏しいのであまり長くは働けない状態。右の胸元と喉仏の下に謎の傷痕。食べ物は身体が受け付けないものも多く、胃腸に優しいものばかり選ぶのでほぼ菜食です。


 葉月に出逢うまで、魚たちと亀の世話をするのが唯一の生き甲斐でした。自己主張が思うように出来ないだけで自分の世界はしっかりと持っています。心を許した人の前では素直にマイペースっぷりを発揮する。喋る訳でもなく黙って触れるのは好意の証です。


 誕生日:2月15日

 長所:心優しい

 短所:怖がり



☆✴︎☆✴︎☆



 ちなみにこちらは現時点でわかっている部分の紹介でございます。特に蓮は自分のことをほとんど語れないので、まだ見えていないところが多いです。


 蓮は何故喋れないのか。元々なのか途中からなのか、何故死を考えるほど追い詰められたのか等、今後徐々に明らかとなって参ります(葉月も今は根掘り葉掘り聞かないようにしているようです)。


 不器用ながらも一生懸命な2人の歩み、引き続きお付き合い頂けましたら幸いです。



 七瀬渚


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