母を見舞いに

母の怪我はそんなに大した事は無いらしい。

でも、一応、病院で脳波とかCTとかの検査を受ける事に

後で後遺症ができるとヤバいからね

私は母の寝間着やら下着やらタオルやら歯ブラシやらスマホと充電器とかを持って病院に行く

「おかあさん、大丈夫?」

母はベッドで布団にくるまって寝ていた、私がいくと手をあげていた

「元気みたいね」

「あーあの時はいきなり、なんか台風みたい、で、みんなは大丈夫?」

「うん、お父さんは朝から会社行ってた、昼には帰ってくるって」

「アナタは」

「一応会社には連絡いれといたよ、今日、一日有給扱いという事で」

「あ〜あたしはあと2〜3日はここに居る事になるから、あ、服とかありがと、後で風呂入れるみたいだからその時に着替えるし・・・で、ところで」

母が声をひそめる

「アンタ何やったの?何か急に怖い人が何人も来て、アナタはどこだって。何か悪いことに捕まっているのなら、弁護士やってるおじさんに相談しなさい」

「ありがと、でも私も何なのか全然わからない、人違いだと思うわ」

「そう・・・・・」

母は目を閉じた

「じゃあ、私、帰るね、明日麻衣がくるから」

「ああ、麻衣は大丈夫だったの?」

「大丈夫だと思うけどね」

「大丈夫だって!だって、麻衣、すぐに帰ってこれてるんだし」

「そう、だったらいいけどね」

看護婦さんが来た、検温と、そのあと夕食らしい。

「ん、じゃあ、バイバイ」

私は病院を後にする。

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