「え?小田がもう3日も休んでる?」
気が付かなかった、つか、気を付けていたつもりが、まあもともとあんまり興味がなかったから、やすんでるのって気が付かなかった
小田の分の仕事を少し手伝って課長からお願いされて始めて気がついた
「やーなんでも、帰りに酔っ払って、自転車乗ってて、川におっこちたらしいわ、警察が見つけて入院してるって」
「はあそうですか」
それからしばらくは、1人分プラスアルファの仕事をみんなでこなす日々が続いた、毎日がそこそこ忙しく、その忙しい事で、いろんな事を考えなくてきていた
「おつかれささまあ」
夕方、会社から出る
知事の騒動から、妖怪の出る頻度は、まあ全くゼロではないけど、少なくなってたんで、夕方からの残業が増えていた
でも、妖怪が出ないというのは、安心になる
夕方、妹と駅前で待ち合わせして買い物に行く
妹も、仕事が見つかって、給料が出るようになったんで、一緒に服とか買い物に出るようになった
妹の話では警察の仕事をしている時は、給料はなく、「お金の事をいうのは卑しい」とか言われていたらしい。でも本当は給料ほしかったと
「正規の警察官は何もしなくても給料がでたのにね」
暗い目を一瞬してつぶやく麻衣
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