都知事の家を探る
ネットの書き込みが実は都庁だったということから内部の犯行と見られたことから、事態はすぐに沈静化し始めた。
しかし、知事に向けられた疑惑の目は消えることがなく、マスコミが事態解明に動き出したようだ。
知事はテレビで2度程会見をしている。
都の妖怪対策の強化
確かに当時自分は不動産業者であったが、自分は首塚の解体には関わっていない。盃とかもしらない、自分は無実である
と言っていた
私は都知事の家の近所に来ている。
そして、範囲スキャンの結果、あの遺跡で感じた気配みたいなものを、都知事の家で感じた。
都知事の家は周囲を警察が立ってて、私が電話しているフリをしているのをジロジロジロジロと見ていた。
こりゃあ知事の家に入り込むのは無理かなー
とりあえず、一旦は戻ろう。
「うーん、なんとかして、家に入って、盃を手に入れないとなー」
と、思うが、何もいい方法が浮かばない
これは、考え方を変えて、私が家に入ることよりも、知事に家から持ち出すように仕向けたほうがいいかぁ
夕方、首塚に行く。
首塚は○○神社の中にあって、神社では、首塚大明神と言うことで御札を売ってたりする。
私はそこで小さい御札を1枚買う。
夜になって、また知事の家に空から接近する。
今、私の手のひらには昼間に買った御札がある
知事の家の屋根の上
知事の家の庭を見下ろす
庭の木の根元に、もやもやしたモノが浮いてるので、そこに御札を投げ込み、注射器を想像してそこに魔力を注ぐ。
と、一瞬の間に大きくなって全長3メートルほどの西洋のゴーストみたいなのが出てきた。
慌てる警察
慌てて庭に入り込む警察。
慌てて出てくる知事、家の人
咆哮を上げて警察に向かうゴースト
パンパンパンパンと銃弾がゴーストに命中する。
ゴーストが、黒い霧を吐き出して消える
と、そこには一枚の御札が落ちている
「○○神社 首塚大明神」
屋根にぺったりくっつくと、家の中の色んな気配がほぼ読める。そこに、首塚大明神の御札と、同じ気配が。
一階の、右側の部屋。
なんの部屋だろう?
そこまではここからはわからない。
そのななめ隣から火の用心の御札の気配がする、その隣の部屋には人の気配が、こっちはダイニングが、リビングかな?
首塚の気配の近くには誰もいない。
しばらくスキャンのあと、私は家に帰る
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