こんにちは。
わたしの実家は福島市の北のほう、桃の産地に近いところです。
震災時の風の影響で、放射性物質が空中から飛来して、一時は屋外線量が都内の10倍になりました。
それでも、原発周囲と比べればどうということのない被害で、風評被害もかなり払拭された今では、悲惨な状況とはいえません。
本当にひどい状況になっていた地域の方々を思うと、ちょっと恥ずかしい気持ちになってしまいます。
わたしなど故郷のために桃やリンゴを買って配るくらいしかしておらず、派遣されて身を削って奉仕していただいた皆さまには、ちゃんと顔向けできません。
ありがとうございました。
御恩は一生忘れません。
津波、原発、紛争、戦争。
そこから立ち上がるときに、希望が必要で。
逆に、立ち上がると、その先に希望が生まれます。
下り坂の日本ですが、これから先にさらなる逆境が待っているとすれば、むしろわたしは大いなる希望を抱いています。
若い世代に。
作者からの返信
心のこもったコメント、ありがとうございます。お星さままで頂き、ありがたいです。
福島の皆様は、原発の問題もあり、尚更大変な思いをされたことと思います…。
立ち上がった先の、希望。
力強い言葉です。こちらも励まされました。ありがとうございます。
物語とは。想いとは。生命とは。溢れたとしても、伝わり方によって、徒花になるのではという危惧が、リアルに迫りました。
想いは凍りつくこともあり、迷子になることもある。けれども希望の燈を灯して前進したい。そんな読後感の中に居ます。
バッティングセンターの場面。食卓の場面。ひとつひとつが映像を伴って見えるかのようでした。個人的な感想で恐縮ですが、小川洋子先生の「シュガータイム」という小説を読んだ時の気持ちに似ています。作中に小川先生の名前が出てきて、驚きました。特別な三月の物語を読ませて頂き、有難うございましたm(__)m
作者からの返信
真摯なコメントをありがとうございます。
物語に関する下りは、私がカクヨムを通して感じたことでもあり……。まだ推敲を重ねたい部分です。
迷いましたが、身分不相応だけど、伝えたかったのです。
たとえあなた自身がそう感じられなかったとしても、あなたの想いを込めた物語は、輝くのだと。