第3話 神社へ

 夫からその話を聞いてから自分の気持ちなのかお婆さんの気持ちなのかわからなくなり、また体調もいまいちのため次の日に神社へ向かった。神社へ参拝するだけでも体調が楽になるよと聞いたからだった。

 長い石段を登りなんとか参拝を終えると夫が神棚の芯入れの予約をしたいと社務所に寄ることになる。

 すると、先日相談をしてくれた霊媒師の女性が出てきてくれてあれから1週間怪奇現象のようなことが起きて困っていると話すと神棚を設置すれば落ち着くからと言われた。

 体調がと言うと神主さんが出てきて霊媒師さんに「クロスしてあげて」というと私と霊媒師さんが手をクロスしてつなぎ始めた。

 何か気のようなものを送っているようで、時々上の方をみている。

 メーターでもついているのだろうか?私にはわからない世界である。

 しばらくしてそれは終わり、私たちはお礼をして神社を後にした。

 その後体が楽になった。あとあれこれ頭で考えられない状態になり心地よくなった。

 神棚の芯入れはお婆さんがAmazonで立派なものを注文してしまったため、1週間後になった。

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