この作品なにも知らずに父がみていたアニメ映画版をみて、トラウマ級のショックを受けました。
激しい描写はなくても、なんともつらく恐ろしい気持ちになる映画ですよね。
蛇足なんですけど、当時同時上映がスノーマンだったらしく、うっかり見てしまった人も私と似たような気持ちを抱えたのかな……と思うとなんとも言えない気持ちになります。
作者からの返信
夕雪えいさん
そうなのですよね。
絵柄は柔らかで、激しい描写はないけれど、静かにでも確実に忍び寄ってくる……それが恐ろしく、そして、切ない。
わたしは多分、テレビの深夜放送で偶然観たと思うのですが(かなり前なので記憶が曖昧で💦)そうですか……当時、同時上映がスノーマンだったんですね。
うーん、絵柄の雰囲気でだったのかもしれないけど、トラウマ級ショックのお気持ち、すごくわかります。
ずっと重い楔を打ち込まれているような……忘れ難い作品です。
私もアニメを見たことあります。
こういう「現実」に、ひたすら哀しかったのを覚えてます。
それからだいーぶ経ってですが、「この世界の片隅に」を夫に連れられて何の予備知識もなく見た時に、予期せぬ内容に大ショックを受けたのですが、その時に「風が吹くとき」がちょっと重なりました。
戦争は、そもそもは仕掛けた国が悪いというのは大前提ですし(背景を考えれば一概に言えない部分もあることは認めますが)、止められなかった国民にも責任があることはわかっています。
だけど、一介の(無知な)小市民に何ができただろうという思いも強くなりました。
正直、あの時代の価値観の中で生きる一人一人の(無力な)市民の顔を思い浮かべたら、止めるなんて無理だっただろうって思わざるを得ないですし、仕掛けた国の国民もある意味「被害者」なんだって思います(これはどこでも言っていいことではないのですが💦)
今は価値観も変わり、知識も情報も増え、いろいろな権利も、考えを表現する場も増えているので、無知だとか無力だとか言えなくなっていますね。
何ができるのか、本当に考え続けなくてはならないし、行動もしなくちゃならない時が来るのかもしれませんね。
はぁ。。。それにしても、各国のリーダーよ。。。
作者からの返信
みさえさん
みさえさんも、このアニメを観られたのですね。
実はわたし、「この世界の片隅に」はあらすじくらいで、結局、観ていないままなのですが、機会があれば観てみたいと思っています。
戦争の恐ろしさは個の声が封じられてしまうことですね。大きな見えない力に、いつの間にか呑み込まれてしまう。
今はあの時よりも自由に表現出来る、意見を発信できる。
だからこそ、考えることを今こそ止めないようにしないといけないと思うけど。
各国のリーダー……私欲でなく大局をみれる人はいないものですかねぇ。。。